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区長へ平成27年度予算要望書の提出

今日は、民主党会派で近藤区長に平成27年度の予算要望書を提出してきました。
毎年、区長にお時間を取って頂き予算要望書を区長に直接手渡しし、意見交換をさせて頂いています。
7月の上旬から会派で多くの団体に区役所にお越しいただき、様々なご要望をお聞きし、数週間にかけて来年度の予算要望として鈴木あきら議員やおぐら修平議員とともに、議論を交わしながらまとめあげたものです。

提出した要望書の中では、重点項目として、以下のようにまとめました。

[政策経営関係]
1.人口減少問題に対してプロジェクトチームを立ち上げ、少子化対策、生産年齢人口減少、超高齢化など包括的に施策を講じられたい。
2.新基本構想・新基本計画の策定に向けて、足立区の特徴・独自性、並びに区民の声を活かし、コンサルに丸投げとならないよう丁寧に進められたい。
3.ユニバーサルデザイン推進計画を早急に実行されたい。また、静岡県浜松市で実施しているような市民向けユニバーサルデザイン推進委員を育成し、広く区民を巻き込んだ普及啓発活動に努められたい。
4.他自治体で制定されている子どものいじめ防止条例について検証し当区でも策定されたい。

[福祉関係]
1.在宅医療・介護の推進に係る国の動向の把握と、地域包括ケアシステムの構築に向けて医療・介護関係機関と連携し早急に確立されたい。
2.ライフステージにあわせた発達障がい施策の構築を図られたい。特に社会的な整備が乏しい診断名の付かない青年期・成人期の発達障がい当事者及び家族支援の構築をすると共に、青年期・成人期向けの相談会やワークショップを行い普及啓発活動を強化されたい。

[都市建設関係]
1. 都立中川公園内の「土づくりの里」に関しては、都全体の中・長期残土処理計画を明らかにさせた上で、現在11%程度しか当区分の残土処理が行われていない状況など、不公平を解消するよう都に強く求められたい。また、覆蓋化については、住民に残土処理計画及び公園整備計画を同時に提案できるまでは進めないようにされたい。

[学校教育関係]
1.小・中学生、若年層共に、全国・都の平均よりも肥満傾向者割合、糖尿病が高い足立区であるからこそ、中学2年生を対象に行っている小児生活習慣病予防健診を、医師が推奨している小学校並びに、10代、20代の健診を実施されたい。

[子ども家庭関係]
1.子どもの貧困率の上昇について分析し対策を講じられたい。
2.保育園の待機児童ゼロに向け早急に解消するよう取り組まれたい。

また、他にも
・母親学級や両親学級、子育てサロンで親支援プログラム「ノーバディーズパーフェクト」を行い、子育て方法論を学ぶ場として、茅ヶ崎市で行っている「そだれん」を研究し実施されたい。
・商店街の空き店舗を活用した事業等に対する支援を強化されたい。また、対策の一つとして『シェアリングショップ』や『子育てサロン』を増設したり、杉並区で実施している「親子で街デビュープロジェクト」など検討されたい
・公立小中学校に特別支援教育を視点に入れたユニバーサルデザインの授業を導入されたい。
・鹿浜の取り組み事例をモデルケースとした地域コミュニティの場を中国残留帰国者が多い地域に拡充し、NPOと協働しながら中国残留帰国者への施策を一層充実されたい。
・地域の憩いの場や災害時に犬の避難場所となりうるドッグランを荒川河川敷や都立中川公園などに設置されたい。
・災害時の避難所となる学校施設において、ペットを受け入れられるよう飼育スペースやケージ、マニュアルを決められたい。また、同行避難の訓練が行われるよう避難所運営会議に指導されたい。
・綾瀬駅西口地区については、綾瀬地区エリアデザインの考え方を取り入れてまちづくりマスタープランを作成されたい。
・ホームドアの設置について各鉄道事業者に要望されたい。特に危険性の高いホームを優先して鉄道事業者に強く働きかけられたい。

など157項目を要望しています。どれも優先順位の高い、住民自治の観点から必要な政策です。

区長をはじめ執行機関の皆様には、十分にご検討いただき、来年度の予算編成に盛り込んでいただきたいと思います。来年1月8日が提出した予算要望の回答の日です。

20140903民主党 002

区長に平成27年度の予算要望書を提出してきました。