区長への予算要望提出

民主党会派で近藤区長に平成28年度の予算要望を提出してきました。
今年も区長に直接手渡しし、意見交換をさせていただきました。

ここ数週間、各種団体からヒアリングを通してご要望をお聞きし、その後、会派の鈴木議員、おぐら議員、米山議員とともに、皆様のご意見・ご要望を精査し、平成28年度の予算要望としてとりまとめました。

提出した要望書の中では、以下の項目を重点項目として挙げています。

[政策経営関係]

1. 人口減少問題に対して豊島区のように区民を含めたプロジェクトチームを立ち上げ、少子化対策、生産年齢人口減少、超高齢化など包括的に施策を講じられたい。
2. 東京女子医科大学東医療センターの移転先については、医療クラスター（健康・医療のまちづくり）の観点から協議をされたい。
3. 区の重要な施策の一つとして、子どもの貧困対策並びに子どもの養育支援を足立区新基本計画の中に盛り込まれたい。

[区民関係]

1. 公正、公平性の原則、並びに２３区最低の住民税・国保などの収入未済額・不納欠損金の徴収を強化されたい。まず２３区ワースト１を脱却されたい。また、職員・新人研修の一環として訪問催告などを実施されたい。

[福祉関係]

1. 地域包括ケアシステムの構築に向けて、地域包括支援センターごとに、地域の関連事業所同士、顔の見えるネットワークづくり事業を創設、支援されたい。
2. 公益社団法人家庭問題情報センターＦＰＩＣと連携し、ひとり親家庭に対して、就業相談や生活相談、養育費相談などがスムーズに行えるよう「ワンストップ窓口」を本庁舎に設置し、月に数回相談会を実施されたい。また、ギャラクシティを活用した面会交流支援を行われたい。

[都市建設関係]

1. 都立中川公園内の「土づくりの里」の覆蓋化に関しては、地域住民の要望を最大限取り入れるよう都に働きかけられたい。また、区としても特段の努力を果たされたい。
2. 足立区にとって４番目となる、北千住の法定市街地再開発事業について、公共性の高いスペースを区民に供することを目指し、区も事業組合の一員となることを検討されたい。

 [学校教育関係]

1. 育英資金への寄付を広く募り、給付型奨学金をスタートされたい。

[子ども家庭関係]

1. 保育コンシェルジュを活用し、保育園の待機児童ゼロに向け早急に解消するよう取り組まれたい。また、保育の質向上のため人材研修も含めた取り組みを徹底されたい。