カテゴリー記事一覧

【過去の活動報告】


【活動カテゴリー】


【過去の議会報告】


【議会報告履歴】



成果報告:避難準備情報等の発令基準の明確化について

 足立区では9月に起こった関東・東北豪雨を教訓に、避難準備情報の発令基準を明確化することになりました。また、併せて、これらの情報を確実に伝達するために新たなシステムを導入する事になりました。

 

 避難準備情報の発令基準について、私は2011年の定例会で、すでに災害により混乱した状態や十分な人員が参集出来ないような状況でも、遅滞なく判断が下せるよう、より具体的な発令基準の策定を求めて4年前から議会で申しあげております。過去にも平成16年の水害を受けて、内閣府では避難勧告などのガイドラインを作成しており、各自治体に発令基準の策定を呼び掛けています。

 

 足立区の対応は、あまりに遅い対応ですが、ようやく、9月に起こった豪雨を教訓にして基準を明確化することになりました。

 

 対策案では、中川や綾瀬川の観測所が避難判断水位に達すると災害対策本部を立ち上げ、避難所を開設して避難準備情報を出すそうです。氾濫危険水位を超えると河川を管理する国交省と調整をしながら避難勧告や避難指示をだし、昼夜問わず、どのような状況でも水位が上がった場合には躊躇なく避難所を開設することができるようになります。

 

 区内を流れる河川は他にもあり、他の河川についても検討をしながら、今後の実際の運用の具体化に向けて整備をしていただきたいと思います。