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厚生委員会「妊婦超音波検査票」について

本日、厚生委員会が行われました。

本日の質疑の中で、母子生活支援施設の緊急一時保護についていくつか質疑をしておりますが、詳細については利用者のリスクが伴うので、ここでの掲載は控えさせて頂きます。

今回は、「妊婦超音波検査票」についてのご報告をいたします。

現在、妊婦健康診査受診票が14枚、妊婦超音波検査票が2枚、母子手帳の取得の際に区から交付されます。
妊婦健康診査受診票については左上に通し番号がついていますが、妊婦超音波検査については、利用回数部分の欄に、
「この受診票による妊婦超音波検査は、1回の妊娠中に1枚につき1回受けられます。」と明記してあります。

先ず、この受診票に目を通した際に「1回の妊娠中に?」との記載欄にとても違和感を感じました。変な表現方法だと思いませんか?
最初に拝見したときには、間違えて2枚配布されたのかと思いました。

妊婦健康診査受診票については、左上に通し番号がついているので、
「同じように妊婦超音波検査も通し番号を付けるべきではないか、もしくは、わかりにくい表記なので、文言修正をしたらどうか」
と保健予防課長に提案をしたところ、各自治体ごとに受診票を利用する回数が違うとのこと。そして、23区共同印刷で印字されており、表記の内容については23区で協議のうえ、決まっているとのことでした。ただし、今回、私の提案により、次年度の受診票については、そのような誤解が生じないよう、文言変更ができないかを足立区から東京都に意見を上げて頂くことになりました。

全ての妊婦さんが手にとって読んだ時に、混乱しないよう、分かりやすい表記であることを心掛けることが必要です。

☆報告事項:平成28年度から、妊婦健康診査事業及び定期予防接種事業が拡充されることになりました。

<妊婦健康診査>
・健診項目の追加
「HIV抗体検査」「子宮頸がん検診」の追加
「HIV抗体検査」「子宮頸がん検診」も第1回目の妊婦健康診査 で実施する。

・多胎児の妊婦健康診査(15回目)費用の助成
多胎児(双子以上)の妊婦について、妊婦健診の受診票枚数14回分以上妊婦健診を行った場合には、15回目(1回分に限り)費用について助成(事後償還払い方法による)する。

<予防接種>
里帰りの期間中に、他自治体でお子さんの定期予防接種を行った場合の接種費用について、23区外等で自己負担が生じた場合、償還払いによる費用助成をする。

妊婦健診項目の追加および変更時の取り扱いについては、受診時に混乱が生じないよう区内各医療機関への周知を行うそうです。



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妊婦健康診査受診票は左上に
通し番号がついています。

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「妊婦超音波検査票」です。