出産体験記「無痛分娩~出産」
<妊娠9か月39週0日目・無痛分娩~出産>
起床早々、体温を計り血圧測定をした後、朝8時過ぎには、診察に入りました。
昨日挿入したバルーンの効果が効き、子宮口はこの時5~6センチ開いていました。しかし、痛みは全くありません。
この時、人工破水をする選択肢もあったようですが、敢えてしませんでした。何故なら、第1子・第2子ともに破水して30分もしないで赤ちゃんが産まれているため、あまりに早くに破水をさせる事への不安を主治医に訴えていたからです。そのため、主治医の先生から、人工破水は直前にしますとのお話を頂きました。
分娩室に行き陣痛促進剤を入れ、陣痛の痛みで段々体が重くなってきたところで麻酔を背中に打ちました。
強烈な痛みはないけれど、陣痛の波が定期的におこります。
人工破水もして、最後は助産師にお腹を強く押してもらい、無事赤ちゃんを出産することができました。
分娩所要時間は5時間30分、3676グラムの元気な女の子が産まれました。
とても楽なお産でした。
夫と長女がお産に立ち会い、次女も出産20分後に駆け付けてくれました。分娩室では、子ども達が看護師さんから胎盤を見せてもらったり、赤ちゃんの記念撮影をしたりと笑い声が絶えない中で、家族皆が幸せなひと時を過ごしていました。
そして、夫と娘たちが少し早目の夕食をとるため院内のレストランに行くことになり、私は夫と子ども達を笑顔で見送りました。
私自身、出産という大仕事を終え、可愛らしい赤ちゃんと家族の喜ぶ顔を見てほっと安堵していました。