予算特別委員会の内容⑧【「足立の花火」について】
今日は、引き続き予算特別委員会で行った質問をご紹介します。
「足立の花火」についてです。
昨年は出産間近だったという事もあり、直接、荒川の河川敷で足立の花火を観賞することができませんでした。しかし、花火大会を観賞された方々からその際に生じた問題点をいくつかご報告いただきました。場所取り、トイレ、音の問題等・・・・。
今年の足立の花火大会では、皆さんに不便が生じないよう心配りをしながら、「心おきなく楽しめる足立の花火」が満喫できるように、問題解消に努めて参ります!
*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。*****
☆足立の花火について
<長谷川たかこ>
「足立の花火」は、毎年、東京で行われる花火大会の中では、足立区が最も早く開催されます。昨年は、※モデル実施として、有料席が設けられましたが、今年度はどれ位の規模で有料席を設けるか既に決まっていますでしょうか。
※昨年の足立の花火:料金:4000円(別途、手数料あり)。
指定席320席・広さ1席90㎝×90㎝。
購入方法:昨年は6月18日土曜日より販売。チケットぴあのお店、セブンイレブン、サークルKサンクスでの店頭購入。チケットぴあシステムを利用して電話予約やネット予約も可。
<観光交流協会事務局長>
拡大を検討しております。現在、警察と現場設営をどのようにするのか調整中です。正式には、後日4月以降の産業環境委員会のほうで、座席数についてはご報告をさせて頂きたいと考えております。
<長谷川たかこ>
昨年、足立の花火に参加をされた方から、いくつか問題提起を頂きました。そのことについて担当部署に直接ご相談などもさせて頂いた経緯があります。
先ず最初に、場所取りのルールがわからないと言ったお話がありました。テレビでは、お昼の12時から場所取りをしてもよいという事が放送されていたそうですが、実際現場に行くとそのような案内がなされていなかったそうです。また、看板には事前の場所取り禁止という事が明記されていたそうです。事前とはいつの時間を指すのかわからないというお話がありましたが、今年、行われる足立の花火では、どのような対策をされますでしょうか。
<観光交流協会事務局長>
事前の周知につきましては、前日までは場所取りは禁止という事で周知しております。当日は、場所取りは構わないという事で周知もしているのですが、基本的には花火を見に来た時に場所をとってくださいという事でお願いをしておりまして、何時からO.K.ですよという回答ではございません。ですから、皆様見に来たその足で、見に来た時に取ってくださいということでお願いをしております。
<長谷川たかこ>
テレビでは、お昼の12時から場所取りをしてよいという事が放送されていたことはご存知でいらっしゃいましたでしょうか。
<観光交流協会事務局長>
テレビでそのような報道をされているのは承知しております。
<長谷川たかこ>
今後、テレビ局に対して、色々と区として働きかけはされるのでしょうか。
<観光交流協会事務局長>
直接テレビ局にそのような働きかけは考えておりませんが、区民や来てくれる方に対しては、当日、来たその時に場所取りをお願いしますという事で、今後一層周知をしていきたいと思います。
<長谷川たかこ>
混乱が無いようにお願いをしたいと思いますが、こういう情報がまた今年も流れるのでないかと懸念をするところです。そのようなことも考えて、今年はどのような対策をお考えでしょうか。
<観光交流協会事務局長>
我々の広報ツール自体は限られたものですので、SNS、ホームページ、全戸配布のプログラムをはじめ、決まった媒体の中で精いっぱいやりたいと考えております。
<長谷川たかこ>
次に、課題としてトイレについてのお話がありました。
会場のトイレが夕方17時からしか開放されておらず、それ以前に来ていた人たちへのトイレの場所が、会場から10分ほど離れた講演に一つしかなかったという現場もあったそうです。花火大会開始前、開催中、開催後までトイレの渋滞がひどく、男性でも30分以上待たなくてはならなかった、その並び方もわからずにかなり混乱をした状態だったと聞いております。
近隣の住民の方々からも苦情が多数来ており、この点について今後、区はどのように対処されるのか。如何でしょうか。
<観光交流協会事務局長>
トイレの開放については、委員ご指摘のようには止めに開放するように今年は十尾をしたいと考えております。
トイレについては2年前数を1.5倍に増やして、会場に300基設置しております。トイレの増設については現在、考えておりませんが、配置の見直しなど、先ずそこから検討をしたいと今、考えております。
<長谷川たかこ>
トイレの配置、それから使用時間の見直し、この2点をお願いします。
次に放送について伺います。これは昨年の定例会でもお話があったと思いますが、花火の打ち上げ至近距離にいたにもかかわらず、放送が全く聞こえないエリアがあったと、現場にいた方から聞いております。折角の音楽と花火の融合が非常によりという事で楽しみにしていたので残念な結果でしたと言うお声をお聞きしております。
緊急時の事も考えて、スピーカーの設置数とか設置場所、これを拡充することが必要だと思います。
ただ、スピーカーを購入するには多額の予算がかかるので、例えば毎年、墨田区、板橋区、葛飾区でも花火大会が行われますので、他自治体と連携をしながら、スピーカーの貸し借りを行うことで、この問題を解決して頂きたいと思いますが、如何でしょうか。
<観光交流協会事務局長>
委員ご指摘の通り、会場に充分な音が行き届かないという声は頂いておりまして、今年、設置場所の見直し及び台数の増設を考えております。増設については、電気事業者に毎年つけて頂いておりますので、同じ方法で考えております。ですので、墨田区、板橋区からスピーカーを借りるという事は現時点では考えておりません。