成果報告:ご存知ですか?外来生物
2月23日の第1回定例会の代表質問で、外来生物を「入れない、捨てない、拡げない」の3原則を守り、区民の安全を図るためにも、区のホームページ上で区民に周知啓発を行うことや、ごみ出しの方法なども含め、対処法を提案しました。
早速3月13日付で、足立区役所のホームページで「外来生物」の注意喚起と特定外来生物に指定されている植物について、速やかに適切な駆除(防除)についての詳細が掲載されました。
以下、区のホームページに掲載をして頂いた詳細です。
「外来生物」とは、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から持ち込まれたり、入ってきた生物(動物・植物)のことを言います。外国を起源とするものに限らず日本国内でも、たとえば、カブトムシのように、本来は本州以南にしか生息していない生物が北海道に入ってきた、というようなもともといなかった地域に他の地域から人間活動で入ってきた生物は、国内由来の外来生物となります。
区内で見られる生物では、アメリカザリガニやセイヨウタンポポなどが外来生物です。このように、種によってはとても身近な存在のものもいます。
しかし、外来生物には、もとからその地域にいた生物の生存環境を脅かして生態系に悪影響を与えたり、ときに人間生活に被害を及ぼすものもあり注意が必要です。環境省は、外来生物からの被害を防止するために、外来生物被害予防三原則「入れない、捨てない、拡げない」を作成し、国民に注意を呼びかけています。
被害の発生を予防し、適切に対応していくために、外来生物についての正しい理解と対応をお願いします。
特定外来植物の駆除(防除)と、ごみの出し方
特定外来生物に指定されている植物については、速やかに適切な駆除(防除)を行うことが大切です。
次の植物の特性に注意しながら、根・断片を残さず抜き取りまたは刈り取り(長いものは30センチメートル程度に切る)、種子が飛散・断片が拡散しないようにごみ袋に入れて、燃やすごみとしてお住まいの地域の収集日に出してください。
陸生植物
- 種子が成熟する前に、防除する。
- 種子が成熟してしまうと、こぼれた種子から発芽するので、防除後も継続的に監視する。
- 多年生植物は、地下茎から再生したり生長するので、根元から抜き取る。
水生・湿性植物
- 生長が盛んになる、春までに防除する。
- 種子が成熟する前に、防除する。
- 植物の断片でも増える種類は、拡散を防ぐため網などにより断片を残さないようにする。
- 枯死するまで乾燥または腐敗させるなど、再生しないように処分する。
特定外来植物のごみの出し方についての問い合わせは
環境部ごみ減量推進課清掃計画係
電話番号:03-3880-5813
ファクス:03-3880-5604
Eメール:kankyo-gomigen@city.adachi.tokyo.jp
私が提案をした内容の趣旨を理解くださり、早速のご対応をして下さいました執行機関の皆様には大変感謝申し上げます。
ありがとうございます。