厚生委員会の視察①「日置市の子育て支援について~母子保健事業を中心に~鹿児島県日置市」
10月31日~11月1日までの1泊2日で足立区議会 厚生委員会の地方都市行政視察に行きました。初日は鹿児島県日置市です。
先ず初日は、鹿児島県日置市「日置市の子育て支援について~母子保健事業を中心に~」についてお話しを伺ってきました。
日置市は、鹿児島県の西部、薩摩半島のほぼ中央に位置し、平成17年の市町村合併により日置郡の伊集院町、東市来町、日吉町、吹上町が新設合併、市制施行し設置された市です。日置市は、妙円寺詣りや流鏑馬、せっぺとべに代表される歴史的な伝統行事と薩摩焼や優れた泉質を誇る温泉など、古の情緒と安らぎに満ちた貴重な資源を数多く有しています。人口は49386人、面積は253.01k㎡です。
今回の視察内容は、「日置市の子育て支援について~母子保健事業を中心に~」です。
日置市では、若い世代の結婚・出産・子育ての希望を叶えるべく不妊治療の助成や、産後ケア施設利用費の助成を行い、安心して妊娠、出産ができる支援体制の確保を図る事業を行っています。
・不妊治療助成事業
・産後ケア事業
・マタニティボックス配布事業(平成28年度から)
・相談体制の継続
・ひおき子育て応援ナビ
この日置市では、県の特定不妊治療の女性のほかに、一般不妊治療助成についても行われています。また、産後ケア事業に関しても、助産所へ宿泊または通所し、産後ケアを受ける方への利用者負担額の補助を行っていました。
また、ひおき子育て応援ナビでは、予防接種のスケジュールの作成や子育てモバイルをサービスで配信するサービスを今年度から開始されています。この内容については、足立区でも同様の事業を行っています。
日置市での結婚・妊娠・出産・子育てに関する意識調査によると、理想の子どもの数は何と3人。出産・子育ての希望を叶える環境づくりが大切です。しかし核家族化の昨今、3人、赤ちゃんを実際に産んで育てるのは難しい世の中になっているのではないでしょうか。私自身は、歳を離して3人目を昨年生みましたが、既に上の子どもたちは大きくなっていたため、お手伝いもしてくれて、家族全体で子育てをしています。その為、出産した後の負担感はあまり感じません。家族のおかげで、楽をさせてもらっています(笑)。精神的にも肉体的にも楽なため、3人目は、本当にかわいくて愛おしくて、幸せの日々です。
今では、4人目も欲しいなと思ってしまう程です。
ここで言えることは、やはり、希望する結婚や子育てができる環境を作ることが重要だと感じます。
少子化や核家族化の進行、地域のつながりの希薄化など、社会環境が変化する中で、身近な地域に相談できる相手がいないなど、子育てが孤立化することにより、その負担感が増大しています。お母さんが体を休めることができる場所として産後ケアハウスの充実と出産後に身近な場所で子育て親子が気軽に集まって相談や交流をすることができる地域の子育て支援拠点事業の設置の拡充も必要です。
お母さん方に対する心理的・身体的負担を軽減するための施策をどのように足立区で拡充をしていくのか、このような視察を通して各自治体の取り組みをしっかりと学びながら、足立区の母子保健事業の拡充につなげていきたいと思います。
先ず初日は、鹿児島県日置市「日置市の子育て支援について~母子保健事業を中心に~」についてお話しを伺ってきました。
日置市は、鹿児島県の西部、薩摩半島のほぼ中央に位置し、平成17年の市町村合併により日置郡の伊集院町、東市来町、日吉町、吹上町が新設合併、市制施行し設置された市です。日置市は、妙円寺詣りや流鏑馬、せっぺとべに代表される歴史的な伝統行事と薩摩焼や優れた泉質を誇る温泉など、古の情緒と安らぎに満ちた貴重な資源を数多く有しています。人口は49386人、面積は253.01k㎡です。
今回の視察内容は、「日置市の子育て支援について~母子保健事業を中心に~」です。
日置市では、若い世代の結婚・出産・子育ての希望を叶えるべく不妊治療の助成や、産後ケア施設利用費の助成を行い、安心して妊娠、出産ができる支援体制の確保を図る事業を行っています。
・不妊治療助成事業
・産後ケア事業
・マタニティボックス配布事業(平成28年度から)
・相談体制の継続
・ひおき子育て応援ナビ
この日置市では、県の特定不妊治療の女性のほかに、一般不妊治療助成についても行われています。また、産後ケア事業に関しても、助産所へ宿泊または通所し、産後ケアを受ける方への利用者負担額の補助を行っていました。
また、ひおき子育て応援ナビでは、予防接種のスケジュールの作成や子育てモバイルをサービスで配信するサービスを今年度から開始されています。この内容については、足立区でも同様の事業を行っています。
日置市での結婚・妊娠・出産・子育てに関する意識調査によると、理想の子どもの数は何と3人。出産・子育ての希望を叶える環境づくりが大切です。しかし核家族化の昨今、3人、赤ちゃんを実際に産んで育てるのは難しい世の中になっているのではないでしょうか。私自身は、歳を離して3人目を昨年生みましたが、既に上の子どもたちは大きくなっていたため、お手伝いもしてくれて、家族全体で子育てをしています。その為、出産した後の負担感はあまり感じません。家族のおかげで、楽をさせてもらっています(笑)。精神的にも肉体的にも楽なため、3人目は、本当にかわいくて愛おしくて、幸せの日々です。
今では、4人目も欲しいなと思ってしまう程です。
ここで言えることは、やはり、希望する結婚や子育てができる環境を作ることが重要だと感じます。
少子化や核家族化の進行、地域のつながりの希薄化など、社会環境が変化する中で、身近な地域に相談できる相手がいないなど、子育てが孤立化することにより、その負担感が増大しています。お母さんが体を休めることができる場所として産後ケアハウスの充実と出産後に身近な場所で子育て親子が気軽に集まって相談や交流をすることができる地域の子育て支援拠点事業の設置の拡充も必要です。
お母さん方に対する心理的・身体的負担を軽減するための施策をどのように足立区で拡充をしていくのか、このような視察を通して各自治体の取り組みをしっかりと学びながら、足立区の母子保健事業の拡充につなげていきたいと思います。
子育て施策について、沢山質問をさせて頂きました。
日置市役所内で。
厚生委員会のメンバーで記念撮影。