予算特別委員会⑨「綾瀬地区エリアデザイン」について
私の子育ての経験上、現状では、公園内のトイレにはベビーキープや簡易なベビーベッドが設置されていないため、当区における積極的な整備を進めて頂くことを強調しました。妊婦や乳幼児を連れた人が安心して外出等できるような環境整備は最重要です!
子育てをする人の視点や児童・乳幼児の観点から見た整備を進めるべくこの質問をするにあたって、担当課長と話を進めると
何と!
足立区では、公園内のトイレにベビーシートを設置する方向性は全くないことが判明しました。これは一体どういうことか???と思い、お母さん代表・当事者目線で要望を切々と今回、全力で訴えました。
その結果。
ベビーシートの設置については、しょうぶ沼公園のトイレを皮切りに、管理が行き届く場所を条件に取り付けて頂けることになりました。
ほっと一安心。
子どもたちを産み・育てやすいデザインを公共施設に普及させ、子どもの安全を確保し、かつ親の身体的・精神的負担の軽減を配慮する施策を今後も積極的にこの足立区から全力で進めていきたいと思います!
*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。*****
「ユニバーサルデザインのまちづくり」について
<長谷川たかこ>
「ユニバーサルデザインのまちづくり」について質問・提案をいたします。
足立区ユニバーサルデザインのまちづくり条例が平成24年12月に施行され、足立区ユニバーサルデザイン推進計画が示され、現在その取り組みが着実に進んでいます。足立区に集う皆に優しいまちづくりを進めるためにも、妊婦や乳幼児を連れた人が安心して外出などできるような環境整備も必要です。
そこで子育てをする人の視点や児童、乳幼児の観点から見た整備を求めます。
現状では、公園内のトイレにはベビーキープがあっても、おむつがえのベビーシートが設置されていないため、大変不便です。乳幼児を抱えて兄弟姉妹を連れて遊んでいるお母さんたちからは、公園内におむつがえシートを設置してもらいたいという話をよく耳にします。現在の区立公園内のトイレを改修する際には、 是非とも積極的にベビーシートの設置を求めます。
例えば、指定管理者が管理している公園やシルバー人材派遣の皆様が管理している公園、夜間閉鎖する公園などは人の目が行き届いているため、一番管理しやすいと思います。いたずらなどを危惧する部分がありましたら、しっかりと足立区が区民の皆様に注意喚起をしていただければ、妨げる課題だと私は感じております。
赤ちゃん連れの親子に優しい足立区というプラスのイメージを広報で掲載をし、公園内のトイレにベビーシートを設置することで区のイメージアップにもつなげることを目的としながら、複極的な設置を求めますが、区の見解を求めます。
<みどりと公園推進室長>
公園トイレにベビーシートなのですけれども、生物図などの指定管理の公園ですとかベルモント公図など特色のある公園、更に利用者の多い公衆トイレなど、20カ所に現在設置しております。
さらに、来年度建て替えを予定しております、しょうぶ沼公園のトイレにも、ベビーシートの設置についても予定しておりますので、そのように利用者が多いですとか、管理が行き届く場所ですとか、個別に判断をさせていただいて、設置については検討していきたいというように考えております。
更にPRにつきましては、お出かけマップですとかホームページの中でしていきたいというふうに考えております。
<長谷川たかこ>
利用者がたくさんいるかどうかという点もあるかもしれませんが、私の地元の公園では、シルバー人材派遣の方が管理していらっしゃる公園があります(現在、ベビーシートの設置は無し)。
そのような場所も含めて、その公園を利用しているお母さんたちに是非ともアンケートを取って頂き、積極的な設置をお願いしたいと思います。
<みどりと公園推進室長>
公園を改修する際には、利用者のアンケートとかとっております。
その中で、そういったこともとっていきたいというふうに考えております。
<長谷川たかこ>
とても建設的なご回答をいただきまして、ありがとうございます。