議会改革;足立区議会史上初 全女性議員で『ハラスメント防止及びその対策の指針の策定を求める要望書』を提出!!
このたび、足立区議会議会制度の在り方検討会において、足立区議会女性議員全員で『ハラスメント防止及びその対策の指針の策定を求める要望書』を提出し、足立区議会議長 かねだ正議員のお取り計らいで受理されました。この要望書は、足立区議会議員としての倫理の確立と人権の擁護を図るものです。
議会こそが模範となって社会をリードし、より開かれた民主主義のツールとしての議会づくり、性差によらず能力が発揮できる社会の実現、そして、全ての母子の命や健康が守られる社会の実現を求め、このたび、足立区議会のすべての女性議員達が立ち上がりました。
この要望書はその実現に向けた第一歩です。
選挙間近ということもあり、実際に議会を変えていくのは改選後となりますが、改選後、我々女性議員達で党派を超えて協力し合い、女性として、母として、社会を創る議員として、誰もが安心して能力を発揮できる職場環境、ハラスメントの無い社会をつくるために、制度の構築に向けた取組みを足立区議会の中から強く進めて参ります。
以下、足立区議会史上初 党派を超えて結集し、女性議員達が要望した内容を区民の皆さまに公開いたします。
ハラスメント防止及びその対策の指針の策定を求める要望書
平成31年2月20日
提 出 者
足立区議会議員 浅子けい子
同 大竹さよこ
同 さの智恵子
同 土屋のりこ
同 西の原えみ子
同 ぬかが和子
同 長谷川たかこ
同 山中ちえ子
足立区議会議長 かねだ 正 様
足立区議会議員による議会や議員としての活動における発言や行為に関し、ハラスメント(婚姻・妊娠・出産に係る言動を含む)の未然防止及びその起因する問題が発生した場合の対処等の指針及びその対策の概要の定めを求め、ここにハラスメント防止及びその対策の指針の策定を求める要望書を提出致します。このことは、議員としての倫理の確立と人権の擁護を図るものです。
ハラスメントとは、セクシュアル・ハラスメント(婚姻・妊娠・出産に係る言動を含む)、パワー・ハラスメント、モラル・ハラスメント、その他のあらゆるハラスメントを指し、他の者を不快にさせ、人格と尊厳を侵害し、または不利益をもたらす言動を指します。足立区議会は、ハラスメントによって他者の人権を侵害すること、ハラスメントによって議会活動が害され、ハラスメントを受けた者が不利益を受けることを排除しなくてはいけません。
議会こそが模範となって社会をリードし、より開かれた民主主義のツールとしての議会づくり、性差によらず能力が発揮できる社会の実現を求め、足立区議会の中から改革をしていくことを強く求めます。