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代表質問の内容③【新型コロナウイルスの感染に対する対応について】

日々、新型コロナの感染者数が増えている状況です。

皆に優しい足立区を構築するためにも、一定の割合で居住している外国籍の方や歴史的にも背景をお持ちの中国残留帰国者の皆様に対する情報提供の在り方について、積極的にわかりやすい情報提供を区として行うよう求めました。

また、区民向けに新型コロナウイルスへの対策として、手洗い励行や咳エチケットなどについて、ポスターなどでの周知啓発、消毒液などを配備することなども含めた対策を早急に行い、感染拡大を防ぐ対策を強く求めました。

*****以下、代表質問での発言要旨です。*****

☆【新型コロナウイルスの感染に対する対応について】

【長谷川たかこ】

【問】

次に、新型コロナウイルスの感染に対する対応について伺います。

まず、足立区においては3万4,000人もの外国人が暮らしていますが、外国人の問合せが増えた場合の多言語対応は、今後どのように考えているのか伺います。

【今井伸幸衛生部長】

私からは、新型コロナウイルスの対応についてお答えいたします。

まず、多言語化対応についてですが、区のホームページは、日本語の他に英語、中国語、韓国語の表示が可能な4カ国語対応となっております。また、電話での相談があった際には、東京都が設置している外国語専用番号を案内することで対応が可能です。英語、中国語、韓国語、スペイン語、タイ語の5カ国に対応可能となっております。

【長谷川たかこ】

また、足立区には中国残留帰国者の皆様が123世帯おり、日本語が不自由の方もいらっしゃいます。NPO法人中国帰国者・日中友好の会も、不測の事態に備えて毎年行われている新年会を今年は中止されました。

【問】

中国残留帰国者の皆様に対する情報提供も、区として積極的に対応していただきたいと思います。中国残留帰国者向けに発行している「故郷」でも、新型コロナウイルスの情報提供を早急に行っていただきたいと思いますが、区の見解を伺います。

【中村明慶福祉部長】

私からは、中国帰国者等への新型コロナウイルスの情報提供についてお答えいたします。

中国帰国者等に対して、今月28日に発行を予定している「故郷」の中で、新型肺炎を含めた感染症予防の注意喚起について情報提供を行ってまいります。

長谷川たかこ

【問】

多くの親子が集まるギャラクシティやご高齢者が集まる住区センター、また、更には大型商業施設に向けても区が指導して、区民向けに新型コロナウイルスへの対策として、例えば、手洗い励行や咳エチケットなどをポスターなどで周知啓発したり、消毒液などを配備することなども含めた対策を早急に行うべきと考えますが、区の見解を求めます。

今井伸幸衛生部長

区内施設等での感染症予防策についてお答えいたします。

現在、庁内出入り口等区民の目に触れやすい場所でのポスター掲示や区内全施設への掲示を、2月17日の庶務担当課長会で依頼すると同時に、ホームページ等で、国が推奨する手洗い、咳エチケットの啓発を行っております。アルコール消毒液については、入手困難な状況が続いておりますので、まずは手洗いで代替が可能であることを周知してまいります。引き続き、積極的な手洗い、咳エチケットの啓発に加え、必要な対策を進めてまいります。

次に、感染を広げないための対策についてお答えいたします。

長谷川たかこ

【問】

万が一、足立区内でも感染が見つかった場合に、感染の疑いがある人たちに対する扱い、例えば行動制限を取らせるのかなども含めて、今後、感染を広げないために区としてどのような対策案を検討しているのか、区の見解を伺います。

国や東京都、そして各自治体が一丸となって、感染拡大を防がなくてはいけません。足立区においても感染症対策を早急に構築し、実行に移していただきたいと強く要望いたします。

今井伸幸衛生部長

区内で患者が発生した場合には、感染症対策課職員が速やかに指定医療機関に搬送し、必要な接触者調査等を行い、感染拡大防止に向けた対応を行います。

また、国内感染により流行が懸念される事態に対しては、入院勧告、就業制限及び健康診断受診の勧告など、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づいた厳正な対応を強化してまいります。

また、2月18日に開催した足立区新型コロナウイルス対策本部会議において、感染拡大防止策に向けて当面の間、区が主催するイベント中止等の方針を決定いたしました。

今後も足立区一丸となり、状況の変化に応じて、必要な体制強化を図ってまいります。