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代表質問の内容①【地域少子化対策重点推進(強化)交付金の活用事業について】

今年度、超党派の議員メンバー有志で「出会い!婚活応援プロジェクト推進 足立区議会議員懇談会」を設置しました(私が代表になりました)。我が国の少子化危機を突破するためには、足立区の婚活・ブライダルの推進と促進を図ることも重要です。

東京23区では、国の補助金を活用して既に文京区や豊島区、品川区、中野区が施策を行っています。

少子化の流れを断ち切るためには、当事者である若年女性そして若年男性の意見を施策に反映させ、そのニーズに応じた結婚に向けての情報提供を行うと共に「住みたい街・住み続けたい街・子育てしたい街」を実現するための方策を明確に示すことが必要です。その為にも、国の地域少子化対策重点推進(強化)交付金の活用事業を足立区としても活用するよう区長に強く求めました。

 

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。*****

 

☆【地域少子化対策重点推進(強化)交付金の活用事業について】
<長谷川たかこ>

私は、足立区議会 議会改革を全力で推し進める会を代表して、質問をさせていただきます。
非正規雇用、低賃金、長時間労働などによる生活・就労の不安定化、保育所不足による仕事と子育ての両立の難しさが若年世代の結婚・出産を躊躇させ、少子化の要因となっていることは否めません。

イギリスやフランス、スウェーデンなど欧州のいくつかの国では、政府の「子ども施策」によって出生率が回復し、人口増が期待される効果的な施策が実行されています。我が国では内閣府において少子化危機突破タスクフォースを発足させ、地域少子化対策重点推進(強化)交付金を各自治体に補助することで、日本全国で少子化対策の取り組みを後押ししています。

【問】この危機感を我々は共有した上で、国で提言されている「結婚から妊娠、出産、育児へと切れ目ない子育て支援策」を足立区で強力に実行に移すためにも、足立区においても地域少子化対策重点推進(強化)交付金を活用し、『安心して子育てができる街・足立区』を目玉とする大胆な施策展開を強く要望致しますが、区長の見解を求めます。

 

<近藤やよい区長>

長谷川たかこ議員の代表質問のうち、足立区においても地域少子化対策重点推進交付金を活用した施策展開をすべきではないかとのご質問にお答えをいたします。

切れ目のない子育て支援策は、区といたしましても重要な施策に位置付けております。ただ、ご指摘のありました推進交付金につきましては、事業内容が変化しなければ、次年度、補助が受けられないものが多く、安定的な補助収入が見込めないということで、なかなか使い勝手がよろしくないという欠点もございます。

ただ、真に必要な施策につきましては、区独自でも目玉となる、安心して子育てができるまちをアピールできるような施策をこれからも構築していきたいと思います。

他のご質問につきましては、参与より答弁させていただきます。