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区長要求に対する撤回申し入れを行いました!

皆様、今晩は。子育て中なので、ちびっこ達が寝静まってから深夜に仕事をしています。このまま朝まで仕事です。

先週金曜日に区長より私の代表質問の発言を撤回するよう申し入れがありました。議長宛に『議員の発言に対する撤回の申し入しいれ』が届きました。内容は、プロポーザルについてです。

足立区議会議長 鹿浜昭さま                                                                                                                                                            足立区長 近藤やよい

 議員の発言に対する撤回の申し入れ

去る2月22日に開会された令和3年第1回足立区議会定例会2日目の一般質問において、長谷川たかこ議員よりこども支援センターげんきにおけるペアレント・メンター事業運営委託のプロポーザルが『正に公平性に欠けたものだった』との発言がありました。本プロポーザルについて、長谷川たかこ議員に対する執行機関の説明に一部不適切な部分がありましたが、プロポーザル自体は適正に実施しており、容認できるものではありません。

長谷川たかこ議員の発言は、これまで築き上げてきた『開かれた区政』を根底から覆すとともに、区民に不信感を抱かせる懸念があります。めた、区議会と執行機関の信頼関係が大きく損なわれることにもつながりません。

よって、別紙のとおり、執行機関の一部説明については非を認め謝罪致しますが、不公平、不公正だったとの発言については強く撤回を申し入れます。

 

代表質問内容①区長より撤回を求める文章→『正に公平性に欠けたプロポーザルだったのです。』

再質問内容②区長より撤回を求める文章→『ここでの問題は、足立区におけるプロポーザル運用の公正性と、』

①執行機関より謝罪→代表質問文章より『プロポーザル選定終了後、選定委員会のメンバーを所管の所長にお聞きした所、議員には事業者との契約が済む3月末まで選定委員会のメンバーを公表することはできないと言われた。そこで、総務部契約課、政策経営部など複数の管理職に聞いたところ、選定が終了していれば、選定委員を議員に公開することは何の問題はない、公平に選定されたならば出さないのはおかしな話ですね等の回答を頂き、』

②執行機関より謝罪→『執行機関より「公平性に欠けるので、この一連の流れを知っている職員はメンバーに入れない」と再三、私に話をしていたにもかかわらず、情報公開開示請求をしてやっと開示された中身をみると、私にプロポーザルをするように働きかけた室長がその選定委員のメンバーだったのある。』

 

区長から届いた『議員の発言に対する撤回の申し入れ』に対し、議会改革を全力で推し進める会の会派より昨日、以下の内容を区長宛に提出しました。

 

足立区議会議長 鹿浜昭さま  

    区長要求に対する撤回申し入れ

2月26日に出された区長による「議員の発言に対する撤回の申し入れ」は、区として誠実に回答・対応すべき議員からの提案であるにもかかわらず、それを封殺しようとするものです。これは議会軽視であり、議員の本来の職務に対して撤回を求めるものであり、区議会として断固として認めるべきものではありません。

よって区長要求に対して、標記「申し入れ」の撤回を求めます。

議会改革を全力で推し進める会

                                             幹事長 足立区議会議員 土屋のりこ

   副幹事長足立区議会議員 長谷川たかこ

 

昨日行われた超党派の幹事長会では、この件について揉まれました。超党派の議員からも、議員発言をこのような形で封殺されるのは如何なものかとのご意見。自民党議長からは、そもそも質問通告時に何のアクションも執行機関側から出ていない状況の中で、今更、区長から長谷川たかこ議員に対する発言の撤回は如何なものかとの見解を述べられています。そして、我が会派の幹事長土屋のりこ議員からも、幹事長会で同意見と他諸々の意見を述べました。

議長からこの件については、執行機関側のプロポーザル前後の議員への対応が通常とは異なっていた。その結果、今回の事態が生じているので、後は区長と長谷川議員とで個人間でお互いに話し合ってくださいとのこと。

そこで、副区長が調整をされました。区長としては、プロポーザルが公平だったことを示したかったので、アクションは起こしたままにさせて頂きますとのお話でした。

執行機関の教育長と子ども支援センター所長からは、私に何度も謝罪がありました。

今回の区長の申し入れについては、本当に大変驚きました。本来なら誠実に回答・対応すべき議員からの提案に対し、区長より私の発言の撤回を求めるといった申し入れは、議会軽視でもあり、そもそも言論の自由の侵害です。公正性に疑念があるのであれば、それを指摘するのは議員の職責です。議員の言論を封殺するのは言語両断。議員本来の職務に対する発言について撤回を求める区長の強行姿勢は如何なものかと大変憤慨しました。

しかし、区長も足立区を良くしていくために日々ご尽力くださっているのは、私も強く感じております。区長の足立区に対する想いを感じながら、私は今日から始まる予算特別委員会では、新たな新規事業を提案し、少しでも多くの足立区民の皆様の困り感を解決できる支援事業を提案していきたいと思います。

区長はじめ執行機関の皆様と協力しあい、新たな支援事業を全力で構築して参りたいと思っております。

3日には、ペアレントメンター事業の新たな提案をしていきます。新規の提案を行い、さらにメンターの皆様と協力し合いながら、地域に根付く活動となるよう、私も全力でバックアップしていきます。

他、諸々の支援事業も提案していきますので、執行機関の皆様、宜しくお願い申し上げます。