成果報告:予算特別委員会の内容③【子育て応援施策「子どもを産み育てやすい新たな制度の構築」について】
子どもを産み育てやすい新たな制度の構築として、ママさん達の会で結成した、あったか足立区Neoの会で提出した請願の成果が出ています!
議会でも強力に提案してきた、とうきょうママパパ応援事業の補助金を足立区がやっと手を挙げ、妊娠時の面接の際に育児パッケージとして、こども商品券1万円が配布されることになりました。また、子どもが一歳になった時には育児パッケージが再び第一子は1万円。第二子は2万円。第三子以降は3万円配布されます。産前産後支援として、多胎児家庭移動支援として、子ども商品券2万4千円分と一歳未満の子どもがいるお母さんに対する支援として、ディサービス型産後ケアも始まります。また、私の予算審議で明らかになりましたが、令和4年度からは宿泊型産後ケアの補助金もお母さん達に手当てされる予定です。
子育て中のママさんパパさん、みんなで求めた施策の成果が着実に実っていますよ。
現在、都内で受理された妊娠届はコロナ禍である中で去年から10月の半年余りで前年度期比10パーセント減の6万件余となっています。コロナの影響を心配して、家にこもっている妊産婦や乳幼児は多いようです。出産後もコロナ禍で外出できず、自宅で悶々と過ごしているのが現状ではないでしょうか。
住区センターで行っているサークル活動がWebで気軽に参加できるような取り組みを行い、同時にグループで子育て談議ができるよう、工夫をすることが必要です。今後、育児環境整備支援の一環として、アンケートだけでは見えてこない、対面型やWebでの面接を複数回行い、このコロナ禍の中での不安感を払拭する取り組みも併せて構築していきたいと思います。
*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。*****
【子育て応援施策「子どもを産み育てやすい新たな制度の構築」について】
【長谷川たかこ委員】
子育て応援施策の子どもを産み、育てやすい新たな制度の構築について、提案していきたいと思います。
私が令和2年度の予算特別委員会と令和2年度第3回定例会で議会提案をしていた「東京ママパパ応援事業」の拡充としてファーストバースデーサポート事業と多胎児家庭移動支援事業が新規で令和3年度の当初予算案に盛り込まれました。また来月4月より、コロナ禍の出産支援として等居との補助事業としての10万円分の育児用品などの支給にも足立区は手を挙げることになりました。また、ディサービス型産後ケアについても対象が今まで生後4か月だったのが、1歳未満まで拡充されることになりました。
足立区のお母さん達で結成された団体もこれらの事業に予算がついたことに大変喜んでおります。「子どもを産み育てやすい新たな制度の構築」に向けて我々が2年にも及ぶ活動を区内で極的に行ってきました。今回、子どもを産み育てたいと心から思える環境築くための礎の第1歩をようやく構築することができたと思います。区長はじめ執行機関の皆様に我々の提案趣旨のご理解をいただき、このような形で迅速に実現してくださったことに本当に感謝申し上げます。
【問】更に歩みを続けながら、私たちは、更なる母子ケアの拡充を訴えていきたいと思います。今後区外でも利用できる宿泊型産後ケア事業を強く求めます。区の見解を伺います。
【衛生管理課長】
新年度、新たな事業を実施することによりまして、とうきょうママパパ応援事業については、ほぼ着手できたと思っておりますが、区としましても、これからは充実することが重要と考えてございます。
長谷川委員の質問にございました、区外で利用できる宿泊型産後ケアの実施につきましては、令和4年の実施に向けて検討して参ります。
【長谷川たかこ委員】
令和4年度というのが、もう一度いいですか。ごめんなさい。
【衛生管理課長】
令和4年の実施に向けて検討して参ります。
【長谷川たかこ委員】
分かりました。ありがとうございます。
【問】少子化対策の一環として東京都の事業を更に活用した、この育児パッケージに加えて、ファーストバースデー事業と多胎児家庭支援事業、そして、東京都の補助事業による10万円分の育児用品を迅速に、是非、皆さんの御手元に行くようにお願いしたいと思いますけれども、今後、例えば育児パッケージのこども商品券が、産後ドゥーラや、区外にある母乳ケアの施設でも利用できるようにしていただきたいと思いますが、如何でしょう
か。
【衛生管理課長】
区が、こども商品券をお渡して、その中に、既に区内での産後、乳房ケアができる施設も一部ございますけれども、これからは、区内外問わず、そういう産後ドゥーラ、また、乳房ケアできる事業所が利用できるように、これからも拡大に努めていきたいと思ってございます。
【長谷川たかこ委員】
【問】是非お願いいたします。
また、出産後もコロナ禍で外出せずに、自宅でもんもんと過ごしている母子も多いかと思われます。住区センターで行っているサークル活動がウェブで気軽に参加できるような取組を是非行っていただいて、同時にグループで子育て談義ができるような工夫もしていただきたいと思いますが、如何でしょうか。
【衛生管理課長】
やはり育児で困っている方はおりますので、あらゆる機会を通じて情報提供させていただく、また、保健センターでのサークルもございます。そういうのを紹介しながら、不安払拭に努めていきたいと考えているところでございます。