文教委員会♢13「児童・生徒の介助員登録者を増やす工夫・改善及び行事介助員を探す際の保護者の負担軽減を求める請願」

○かねだ正　委員長　元受理番号１３　児童・生徒の介助員登録者を増やす工夫・改善及び行事介助員を探す際の保護者の負担軽減を求める請願を単独議題といたします。
　前回は継続審査であります。
　執行機関から説明をお願いします。

◎こども支援センターげんき所長　請願・陳情説明資料の１５ページを御覧ください。
　件名、所管部課は記載のとおりでございます。
　請願の要旨でございますが、１番目が介助員の登録者が増えるような働きかけ、工夫、改善を要望するということです。
　２番目が行事介助員を探す際の保護者の負担軽減の要望でございます。
　内容でございますが、１番、令和３年度の状況です。介助員配置までの流れは（１）に記載のとおりでございます。
　配置されている日常介助員数ですが、令和３年３月末で１２５名、行事介助員につきましては３月末で４１名でした。
　１６ページでございます。２、令和３年度の取組でございます。
　まず、（１）介助員の登録者数を増やすための手立てでございます。
　新たな取組といたしまして、イの区民向けの介助員募集の説明会を開催する予定でございます。
　また、カでございますが、名称を介助員からスクールアシスタントへ変更いたしました。
　（２）決定までのプロセスの見直しでございます。
　これまでは、必ず現場での行動観察というものを行っておりましたが、身体的な支援介助と行事介助につきましては、行動観察を省略いたしまして学校現場との書類の協議により進めさせていただいております。この手続によりまして、平均１か月半程度掛かっていたものを１か月程度で配置することが可能となりました。

○かねだ正　委員長　　次に、過去の審査状況につきまして、区議会事務局長から説明をお願いします。

◎区議会事務局長　本請願につきましては、他区の動向等を注視しながら、介助員登録者を増やすための取組を調査研究していく必要があることから、継続審査となっているものでございます。

○かねだ正　委員長　　それでは、質疑に入ります。
　何か質疑はありますでしょうか。

◆長谷川たかこ　委員　　この請願を出させていただいてからいろいろと考えていただき、ありがとうございます。
　１６ページの令和３年度の取組みですが、区民向けの介助員募集の説明会の開催や、各区内ある大学などに行って働きかけをして協力依頼をすることについては、４月以降、状況としてはどのような感じなんでしょうか。

◎支援管理課長　まず、大学につきましては、まだ動いておりません。ただし、令和２年度の段階で、各大学とお約束はしておりますので、学生が戻り次第、また募集が掛けられると思っています。
　また、説明会につきましても、この状況ですので、まだ開いておりません。ただし、昨年の１１月から月、大体４名から５名ぐらいの申込みがあります。それは、ホームページ等を見て申し込まれたということですので、今は、人材の方につきましては若干余裕がある状況でございます。

◆長谷川たかこ　委員　　先ほどの請願でもＺｏｏｍの活用とお話しがありました。ネットを利用してＺｏｏｍでの説明会ができるのではないかと思います。是非、行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

◎支援管理課長　いろいろな工夫をしていきたいと考えております。

◆長谷川たかこ　委員　　是非、よろしくお願いいたします。

○かねだ正　委員長　　他によろしいでしょうか。
　　　　　　［「なし」と呼ぶ者あり］

○かねだ正　委員長　　それでは、質疑なしと認めます。
　各会派からの意見をお願いします。

◆鹿浜昭　委員　　継続でお願いします。

◆小泉ひろし　委員　　継続でお願いします。

◆ぬかが和子　委員　　この請願も一昨年から議論してきて、議論し始めたときから比べると本当に改善していただいて、とりわけ、私、そのときに申し上げていた、決まるまでに、現場に届くまでに時間が掛かると、現場で本当に困っているというところも努力していただいて進んできているというのは実感しています。その上で、やはりこれは採択をすべきだというふうに考えております。

◆長谷川たかこ　委員　　昨年から新規でいろいろと考えていただき、今年度、新たな取組が着実に始まっていくのかなと感じるところです。早急に進めていただきたいと思います。採択でお願いします。

○かねだ正　委員長　　それでは、採決に移りたいと思います。
　本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
　　　　　　［賛成者挙手］

○かねだ正　委員長　　挙手多数であります。よって継続審査と決定をいたしました。