成果報告:令和4年度下半期から実施!✩✩厚生委員会⑭【3歳児健診における目の疾病及び異常の早期発見・早期治療の実施体制の確立を求める請願】
○工藤哲也 委員長 (5)2受理番号4 3歳児健診でカメラ型のオートレフクラフトメーターを用いた検査や視能訓練士・眼科医が視力を測る体制と各保健センターにおける相談窓口を早急に構築するよう求める請願を単独議題といたします。前回は継続審査であります。
また、報告事項(9)3歳児健康診査における屈折検査機器の導入についてが本請願と関連しておりますので、併せて説明をお願いいたします。
◎衛生部長 では、衛生部の報告資料9ページを御覧ください。
3歳児健康診査における屈折検査機器の導入についてでございます。
3歳児健康診査において弱視などの早期発見のため、令和4年度下半期からの屈折検査実施に向け、以下のとおり準備を進めます。
1、国からの補助金ですが、令和4年度予算概算要求の方に機器購入費2分の1補助が盛り込まれております。
2、導入スケジュールです。本年度末までには、医師会眼科医会・医師会小児科医会と導入機器の相談や判定基準などを検討してまいります。令和4年度になりましたら、保健衛生システムの改修ですとか補助金交付申請など進めまして、準備整い次第、できるだけ早い段階で導入してまいります。
今後は、足立区医師会と調整を円滑に進め、実施に当たっては、区ホームページ、SNS等で周知してまいります。
○工藤哲也 委員長 それでは、質疑に入ります。
何か質疑はありませんか。
◆浅子けい子 委員 今回こういう報告がなされたんですけれども、実際、この請願者の、一応項目で言うと、3・4か月健診などで乳幼児の視覚の発達について小児の視機能管理を保護者に冊子などを用いて周知・啓発するようにということが第1にあるんですが、このことは実施、今はされていないんではないかというふうに思っていますが、これから実施する方向なんでしょうか。
◎保健予防課長 保健センターの会場内にパネルとしては置いてあるんですけれども、個々の保護者の方には直接お渡ししてお知らせしていることは今、浅子委員おっしゃるとおり、しておりませんので、来年度導入に向けて、今、検討しているところです。
◆浅子けい子 委員 あと、私などの質問に、やはり非常に時間が掛かるというお話を1つの問題点として挙げられていました。それから、あと、場所的にもなかなか難しいというお話もたしかされていたかと思うんですが、いよいよ導入ということで、そうした点は解決ができるのでしょうか。
◎保健予防課長 時間については、確かに1つ検査項目が増えますので掛かるところですが、機器を1台ではなく2台等購入させていただき、待ち時間、それから検査時間が掛からないような工夫をしてまいりたいというふうに考えております。
また、場所も、これまで健診では使っていなかったような部屋も用意しまして、今、会場での健診の進め方も含めて検討しているところです。
◆浅子けい子 委員 あと、3歳児健診のときには、これから測れる、検査ができるようになるということだというふうに思いますが、日常的には、自分の子どもが心配だというときには検査をやっていただけるんでしょうか。
◎保健予防課長 令和4年度も下半期からの今導入の予定になっておりますので、もちろん上半期に健診した方も検査ができていない状況でありますので、受けられてない方々を、どのように受けられる体制をつくれるのかどうかも含め、今、検討しております。
○工藤哲也 委員長 他に質疑はございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○工藤哲也 委員長 質疑なしと認めます。
次に、各会派からの意見を求めます。
◆岡安たかし 委員 公明党として、議会質問もお願いした屈折検査機器の導入、これ実現に向かって進むということで、しっかりと見守っていきたいと思いますし、また始めていく中での様々な微調整が必要なものも出るかもしれません。そういったこともまた議論していきたいので、継続でお願いいたします。
◆浅子けい子 委員 この請願者の中には、自らが、やはり目が、こういう検査をしてないことによって弱視になっているという方もいらっしゃって、自分の体験からも、そういう子どもたちをつくらないという思いで提案をされて、本当にいい中身で、すぐにでもやってほしいと私たちも思っていましたので、是非、新年度予算ですか、予定しているということなので、実施を充実させていただきたいというふうに思います。採択です。