予算特別委員の内容⑦【カラーユニバーサルデザインの推進について】

カラーユニバーサルデザインについては、私が区議会議員1期目の最初の代表質問から取り上げ、今では全国でもトップレベルの取り組みとなりました。
足立区を基地として「みんなにやさしい街づくり」のひとつの例として全国に発信できるよう、これからも築き上げていきたいと思います。

＊＊＊＊＊以下、委員会での発言要旨（抜粋）です。＊＊＊＊＊

  【カラーユニバーサルデザインの推進について】

【長谷川たかこ委員】

カラーユニバーサルデザインの推進について伺います。

みんなに優しい街づくりを目指したユニバーサルデザインの推進については、私はこれまで何度も議会等で提案し、区長をはじめ、執行機関の皆様のご理解とご尽力により、カラーユニバーサルデザインについては、全国でもトップレベルの取り組みとなっております。

庁舎内の私の最も身近な場所では区議会事務局調査係においては、メガネ型のバリアントールを配置して広報等のデザインをカラーユニバーサルデザインで統一しており、配慮がなされていることが確認できている状況です。また庁舎１階の課税課や当時の千住区民事務所などでは、窓口対応の表示板が黒の背景に赤の表示から白の表示へといち早く変わり、少数派である色弱者の方への配慮がなされました。

【問】しかし、今回、今まで気に留めていなかった場所に見落としがあり、要望をさせて頂きます。実は、本会議場の演壇の時間表示がカラーユニバーサルデザインにはなっておらず、配慮されていない状況でした。現在、赤色の字で表示されており、少数派の色弱者の方の見え方の疑似体験ができるバリアントールで見ると黒の背景に赤い字が記載されている数字が背景に溶け込んでしまい、時間表示が全く見えないものとなっています。

そこで、色遣いに配慮されたものへと取替を求めますが、区の見解を求めます。

【区議会事務局次長】

来年度本会議の機器の更新ございます。

更新をする中で、演壇の表示もカラーユニバーサルデザインに配慮したものに替えるように準備を進めているとこでございます。

【長谷川たかこ委員】

早速の取組していただけるということですね。よろしくお願いいたします。

また、執行機関の部署に伺うと磁石にテプラでシールを貼り文字表示されているものが棚についているのをよく見かけます。このテプラの色遣いが、赤の背景に黒字で記載されている場合もあり、少数派の色弱者の方には全く見えない文字表示となっています。また、会議でのパワーポイントが緑ではなく赤のレーダーポインターを使用している状況も最近、見受けられます。赤のレーダーポインターで示されても、色弱者の方には見えません。総務部や施設営繕課でもレーダーポインターの器具の交換や徹底したカラーユニバーサルデザインへの配慮の人事研修を再度、行う事を求めます。如何でしょうか。

【総務部長】

十分に行き届かない点がありまして、 申し訳ございませんでした。委員から事前に情報 をいただきましたので、該当する所属におきまして、そのようなマグネットシートは交換するよう にする直ちに対応いたしました。 また、研修のレーザーポインターなど一部につきましては、緑であることは確認したのですが、 一部所属によっては、赤を使っているところでございましたので、それらも取り替えるように指示をしているところでございます。

引き続き研修はもちろん、様々な機会を捉えまして、職員一人一人が自覚するようにしてまいりたいと思います。

【長谷川たかこ委員】

人事研修などを行って頂きまして、意識向上に努めて頂きたいと思います。

足立区を基地として「みんなにやさしい街づくり」のひとつの例として全国に発信できるよう、細心の注意をお願いいたします。