文教委員会③「スクールアシスタント制度の拡充を求める請願」
○ただ太郎 委員長 挙手多数であります。よって、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、(10)受理番号6を単独議題といたします。前回は継続審査であります。
執行機関、何か変化はございますか。
◎支援管理課長 前回、他地区のスクールアシスタントの研修制度についての調査という要望がございました。現在、各地区から回答が得られましたので、次回の文教委員会に報告をさせていただければと思っております。
○ただ太郎 委員長 それでは、質疑に入ります。
何かございますか。
◆長谷川たかこ 委員 どれ位今集まっているのか、何件ぐらい。次回だとあまりにも先が長過ぎて、私も来月から決算特別委員会です。早くに資料を頂きたいのですが、どのような状況なのか、詳細を教えていただければありがたいです。
◎支援管理課長 現在、23区のうち19区から回答を得ております。今、4区連絡をしておりますが、取りあえず19区の集約は終わっております。
◆長谷川たかこ 委員 分かりました。また個別にいろいろと御相談させていただきます。前にあった医療的ケア児の陳情の件とも重なってきますが、スクールアシスタントの医療的ケア児支援のための指導看護師を確保されたと執行機関よりお聞きしました。この間の私からの代表質問でご提案をさせていただきました。回答としては、指導看護師の確保は本年度区立保育園の看護師中心に8名が研修を受講し、確保となった話をいただいております。
代表質問をするに当たって、いろいろな施設の方々とヒアリングをしていますが、民間事業者の方が、指導看護師も自分たちのところはできるといったお話もあったところです。「この代表質問がなかったら、この状況は全く把握できていませんでした。」というお話がありました。
医療的ケア児の会合でも公表すべきと考えます。今、運用されている会議体の中で御報告がなかったようですが、次回の医療的ケア児の会議体には、是非ご報告をして頂きたいと要望します。如何でしょうか。
◎支援管理課長 次回につきましては、必ず報告をしたいと思っております。
◆長谷川たかこ 委員 民間事業者がこのスクールアシスタントとタイアップした形で指導看護師ができるかどうかの確認をしていく話ですが、確認しなくてもできるのではないかと思われますが、どこに確認をされるのですか。回答では、技術的サポートが可能かどうかの確認をしてまいりますという話しでした。技術的なサポートは可能だと思われますが、何をもってこの回答になっているのかよく分かりません。
◎支援管理課長 指導看護師につきましては、今、2年ぐらいたっていますので、まだまだ十分とは言えないと思っております。民間の方々のノウハウは十分持っていらっしゃいますので、御意見等も伺いながら指導看護師を増やしていければという意味で、確認という言葉を使わせていただきました。
◎教育長 医療的ケア児の対応も含め、民間の方でも、お力を割いていただける人的余裕があるかどうかという部分も併せて。確認させていただきたいということで、そういう御答弁をさせていただいたところでございます。
◆長谷川たかこ 委員 実際に療育施設にお伺いし、所長とお話をしました。
積極的にやっていきたいというお話でした。代表質問でご提案をしましたら、実はこういう形で区立保育園の看護師中心に8名が研修を受講してなっていますという御回答でした。
医療的ケア児の会議体にこの療育施設も入っているにもかかわらず、この情報は区から流されていなかったわけです。
今回の代表質問で頂いた内容は、療育施設所長からは、「初耳ではあるけれどもとてもありがたいことで、積極的に自分たち民間事業者が乗り出してやっていかなきゃいけないことを区がもうやっていたのですねと。それにプラスアルファ、自分たちも更に頑張りたい」とのお言葉がありました。
やりたいという強い希望がある民間事業者の方からヒアリングをさせて頂いております。
是非、民間事業者のお力を借りていただきたいと思います。如何でしょうか。
◎教育長 会議体を持ちながら、なかなか情報共有ができていなかったということで、大変申し訳ありません。今後、情報共有をしながら、御協力いただけるところについては是非御協力いただけるように進めていきたいと思います。
◆長谷川たかこ 委員 情報共有は大切ですね。
区としてもきちんと会議体つくっているにもかかわらず、区が独自に水面下でやってしまっていて、会議体に携わっている事業者の人たちの思いとは全然別個に動いていらっしゃるというのが明確に分かりました。事業者としてどういうことを考えているかということをきちんと吸い上げる会議体にしていただきたいと思います。強く要望いたしますが、如何でしょうか。
◎教育長 課題解決を自分たちの手で何とかやってしまおうと思ったことが、こういう結果につながったのかなと思います。
日頃、同じ課題に向かって解決をしていくために共同体、会議体を設けておりますので、今後、いろいろ難しい問題があれば、相談させていただきながら進めていきたいと思います。
◆長谷川たかこ 委員 是非、よろしくお願いいたします。
○ただ太郎 委員長 ほかに質疑はございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○ただ太郎 委員長 なしと認めます。
それでは、各会派の意見をお願いします。
◆鹿浜昭 委員 継続でお願いします。
◆長井まさのり 委員 継続でお願いします。
◆はたの昭彦 委員 採択でお願いします。
◆長谷川たかこ 委員 採択でお願いします。
○ただ太郎 委員長 それでは、これより採決いたします。
本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
[賛成者挙手]
○ただ太郎 委員長 挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。