文教委員会③「教育現場への感染症対策緩和についての請願」

○ただ太郎　委員長　　挙手多数であります。よって、継続審査とすることに決定いたしました。
次に、（８）受理番号４、（９）受理番号５、以上２件を一括議題といたします。２件とも前回は継続審査であります。
執行機関、何か変化はございますか。

◎学務課長　基本的な感染対策については、変更はございません。
８月の終わりに、保護者向けに、熱中症対策としてマスクを外す、水分を小まめに取る等、熱中症対策を優先するようお声掛けお願いしますということで、学校配信メールによりお知らせしたところでございます。

○ただ太郎　委員長　　それでは、質疑に入ります。
何か質疑はございますか。

◆長谷川たかこ　委員　　学校現場のマスクの着用についてです。子どものコミュニケーション能力の発達という点で、いつまで続くか分からないコロナ対策のためにマスクを着用し続けなくてはならない、強要されているという部分について、何とか改善をしてほしいという親御さんたちの強い思いがあっての請願が２件出されています。

つい先日、これから幼稚園に入ろうという保護者の方からお話がありました。幼稚園側も、見学に行くと、マスク着用が強制的になっているように保護者の皆さんには映っているようです。区としては、強要はしていないというお話ではありますが、実際、見学に行くと、マスクを外していると叱られている幼稚園生もいらっしゃるという話があり、早速、執行機関にお話をして、現状把握、調査をしていただいた経緯があります。
区の方で、着用は強制ではありませんというふうにしていたとしても、各幼稚園、保育園、それから小・中学校の方では、それが当たり前のように身に着けていないといけないという指導方針になってしまっているのか。保護者の方からお話を聞くに当たり感じるところです。改善をいま一度徹底していただきたいと思います。いかがでしょうか。

◎子ども政策課長　長谷川委員から御指摘あった幼稚園の関係、私どもの方で該当の園に確認をさせていただきました。
国からの方針を受けて、マスク着用は基本ではないということはマニュアルにも記載をして周知はしているところでございますが、当該園におきましては、ちょうどコロナ感染が広がっている時期でもあったために、通常より場面に応じてマスク着用を求めていたという特別な事情はあったにせよ、一律に求めるものではないというところで、園長先生にも御理解をいただいたところです。
そういった状況、場面に応じてマスクの着用を求めるというのは当然ありますが、とはいえ、一律に求めるものではないというところは、改めて周知徹底させていただきたいと考えております。

◆長谷川たかこ　委員　　子ども政策課長が迅速に対応してくださり、本当に感謝しております。ありがとうございます。
このような案件が沢山出てきている状況です。これからコロナの方も感染状況が深刻になってくるかもしれません。対策というのは必要ですが、子どもたちの成長段階で常に１００％マスクを着けていないといけないという状況ではないように、場面、場面に応じてマスクは着ける、この場面ではマスクを外してもいいんだという切替えを是非徹底していただきたいと思います。強く要望させていただきますので、よろしくお願いいたします。

○ただ太郎　委員長　　ほかに質疑はございますか。
　　　　　　［「なし」と呼ぶ者あり］

○ただ太郎　委員長　　なしと認めます。
それでは、各会派の意見をお願いします。

◆鹿浜昭　委員　　　　　２件とも継続でお願いします。

◆長井まさのり　委員　　同じく２件とも継続です。

◆はたの昭彦　委員　　　２件とも採択でお願いします。

◆長谷川たかこ　委員　　２件とも採択でお願いします。

○ただ太郎　委員長　　これより採決いたします。
　本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
　　　　　　［賛成者挙手］

○ただ太郎　委員長　　挙手多数であります。よって、継続審査とすることに決定いたしました。