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☆医療的ケア児・家族支援1-9 ~2023年2月足立区議会第1回定例会での政策提案~

New【長谷川たかこの提案⑦:情報の共有や状況把握に関する内容を一元化する取組みを進め、親の負担を軽減します! 】

 

足立区における療育手帳(愛の手帳)や障害者手帳の対象でない医療的ケア児の扱いについて。

 

対象ではない医療的ケア児については、いろいろなサービスも対象にならず、孤立している状況です。保護者からは、足立区の役所内での業務が縦割りになっており、毎回、部署ごとに子どもの状況を説明していかなければならず、膨大な時間を要してしまっています。例えば、保育園の相談は子ども施設入園課、就学時の相談はこども支援センターげんき、在宅レスパイト事業の申請は障がい福祉課といったように多部門に渡ってその都度ごとに子どもの状況を説明している状況です。

 

特に医療的ケア児の親は介護で心身ともに日常、大変疲弊しているため、医療的ケア児の相談については、一つの窓口で管轄することが必要です。

 

情報の共有や状況把握に関して、一元化するよう強く要望しました。また、医療的ケア児の個々の状況を整理し、管理しながら、先に提案した医療的ケアカルテを作成し、保育園や小学校、中学校、高校とその時々に応じた適切な支援が得られる仕組みを構築するよう強く求めました。

 

 ☆<福祉部長回答>

 医療的ケア児・家族支援に関するご質問の内、まず医療的ケア児の把握方法についてお答えいたします。

令和3年度に実施した調査では、20歳未満で日常的に医療的ケアを必要とする児童等の在籍状況について、障害者手帳未所持児を含め、保育園、区立小・中学校、障がい福祉サービス事業所、保健センター等区内関係所管に情報提供を依頼し、保護者に調査票を送付して実態を把握しました。実態調査は3年に1回実施しており、次回は令和6年度に実施予定です。

 

次に医療的ケア児の相談窓口の一元化についてですが、現在、足立区ホームページに「医療的ケア児情報ポータルサイト」を立ち上げ、必要な相談窓口に繋がりやすくなるよう案内をしております。一元化した窓口設置の必要性につきましては、情報の共有も含め、引き続き、関係所管で協議して参ります。

 

#医療的ケア児
#早稲田大学マニフェスト研究所
#2010年最優先政策提言賞受賞長谷川たかこ
#2017年優秀政策提言賞受賞長谷川たかこ
#2021年グランプリ最優秀政策提言賞受賞長谷川たかこ
#2018年2022年優秀政策提言賞ノミネート長谷川たかこ