文教委員会視察２日目：福井県坂井市立丸岡南中学校における学力向上に向けた取り組み

2023.11.01

視察２日目は福井県坂井市立丸岡南中学校における学力向上に向けた取り組みについてです。

福井県初の教科センター方式を採用しています。

行き止りや死角のない設計、教えやすい環境から学びやすい環境へのコンセプトのもと学校内全ての場所へ行き来が自由にでき、学校全体が居心地のよい自分の居場所にできる空間を作り上げた中学校です。その為、クラス専用の教室が全くありません。アメリカの学校内を参考にしたそうで、クラス専用教室がないため、生徒の個人ロッカーが用意されていました。

生徒は毎時間、各教科専用教室に移動し、授業を受けています。そして、外教室も有り、青空クラスで授業が受けられます。

斬新でステキな学校授業ですね。

さらには、メディアルスパイラル方式を導入され、学校の図書館を起点とした中庭を囲みながら立体的・連続的に多目的ホール、ランチルームなどのオープンスペースや各教科のメディアセンターをらせん状につなげることにより、廊下は全て行き止まりのない設計となっており、単なる移動するための空間ではなく、生徒が居場所にできる生活空間としての豊かさを生み出す場としても活用できる設計となっています。

また、給食室は、全校生徒と教職員全員が一緒にランチルームで食べることができる広場が用意され、私立の中学校を思わせるような作りで、教えやすいだけでなく、学生達にとっても学びやすい環境が展開されています。

生徒一人ひとりが個別最適な学びと主体的・対話的で深い学びによって実現される新しい学びのかたちが福井県坂井市において進められていました。

本日は、ご丁寧にご対応下さいました執行機関、職員の皆様、ありがとうございました。

今後の足立区の学校教育の参考にさせて頂きます。

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