子ども・子育て支援対策調査特別委員㊵ 成果報告:【子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願】
○くぼた美幸 委員長 次に、請願・陳情の審査を議題といたします。
本日は新しい委員構成になって初の委員会審査でありますので、継続審査中の内容につきましては執行機関から、また、過去の審査状況につきましては区議会事務局長からそれぞれ説明を求め、その後、審査に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
(1)5受理番号16 子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願、(2)5受理番号17 出生率改善・産みやすい環境を整備する政策を求める請願、以上2件を一括議題といたします。前回は継続審査であります。また、報告事項④令和5年度「あだちスマイルママ&エンジェルプロジェクト(ASMAP)」の実績及び令和6年度の主な取り組み方針についての実績及び令和6年度の主な取組方針についてが本請願と関連しておりますので、併せて執行機関に説明を求めます。
◎あだち未来支援室長 それでは、政策経営部の請願説明資料の2ページをお開き願います。
件名は、子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願でございます。
請願の趣旨につきましては、この記載のとおり主に4点ございます。
まず1点目としては、妊娠中から子どもが小学校に就学するまで、同じ保健師さんに継続して支援を求めたいというような内容。2点目としては、担当保健師が、妊婦だけではなくて夫やパートナー、そして、上のお子さんに対しても健康診査を行ってほしいというような点。3点目につきましては、(仮称)子ども版の地域包括支援センターを構築し、NPOと地域の支援者と協力して運営をしてほしいという点。4点目については、子ども・子育て世代に特化した孤独・孤立対策を求めるという点でございます。
内容及び経過でございますが、項番1でございます。(1)で、ASMAPによる妊娠期の切れ目ない支援ということで、請願の1番に対応してございます、こちらについては、現状も地区の担当保健師によりまして、同一の担当により相談や支援をずっと行っているというような状況でございます。
(2)として、家庭訪問と訪問時の他の家族の関わりということで、こちらも記載がありますが、お子さん以外の方への健康診査ということはなかなか難しいのでございますが、兄弟に対して身体測定ですとか、発達の確認などの相談を受けるということは現状でも可能でございます。
次のページに参りまして、(3)子育て包括支援センター事業ということで、こちら妊娠期から乳幼児期を衛生部の保健予防課や各保健センターが支援、そして、子育て期になれば、こども支援センターげんきが対応するというところを併せ持って、子育て包括支援センター事業というふうにしておりまして、こちらの記載の①から⑥のような事業を現在進めているというようなところでございます。
(4)として、子ども・子育て世代に特化した孤独・孤立対策としては、別紙2を御覧いただききたいと思います。こちらの中央の黒丸にあるような事業を主に進めておりまして、令和6年度における、それぞれの狙っている効果につきましては、この記載のような数値というふうになってございます。
お戻りいただきまして、問題点になります。
国の方で、こども未来戦略方針等を打ち出しておりまして、今後、出産や子育てに対する支援策というのは、新たなものも求められてくるかと思いますので、私どもとしても必要に応じて対策や支援を考えていきたいというふうに思っているとこでございます。
◎子ども家庭部長 それでは、教育委員会の請願・陳情説明資料をお開きください。
2ページになります。
5受理番号17になります。件名、所管部課名は記載のとおりです。
請願の趣旨といたしましては、全ての妊婦に届く見守り訪問やおむつ・ミルク無料配布事業を行ってほしいということと、高齢出産した方たちの支援、また、不妊治療に対しての支援という内容でございます。内容及び経過につきましては、まず特別区の出生率の方、こちらの方を付けさせていただいております。
また2番といたしまして、次の3ページになりますが、乳幼児の家庭訪問という支援を1番から4番までやっております。また、項番3のところ、昨年度から始めました出産・子育て応援事業になります。かなり、一昔前に比べて、例えば妊婦1人当たり5万円のクーポンであるとか、次の4ページになりますが、出産したときに1人当たり10万円を支援しているという内容になっております。
項番4につきましては、高齢出産の状況を記載させていただいております。
また、項番5につきましては、不妊治療助成につきまして、治療のステージに応じて5万円又は2万5,000円を上限に費用を助成しておりまして、5ページ目の(4)のとおり実施をしております。
◎衛生部長 では、衛生部の報告資料2ページを御覧ください。
令和5年度「あだちスマイルママ&エンジェルプロジェクト(ASMAP)」の実績及び令和6年度の主な取組方針についてでございます。
こちらのASMAP事業ですけれども、4ページのところに記載がございますが、何らかの支援が必要な妊婦、妊娠面接をした上で何らかの支援が必要な方は年々増えておりまして、昨年は65.6%となっております。こういった方々に、出産計画書などを作成しながら支援するとともに、妊娠期の8か月、その後、赤ちゃん訪問、3か月、4か月、あと6級の健康診査、1歳児のファーストバースデー、こういった節目節目で全数を対象としながら、赤ちゃんとお母様の確認をしながら現在支援を行っているところです。
今後の方針ですけれども、9ページになりますが、今、一番要望が多いのは産後ケアですけれども、令和5年度から区内1か所増やしまして、令和6年度からも、区内更にもう1か所増やして、今、区内は2か所ですけれども、こちらについても、今後また区内の施設を増やすとともに、今、派遣型産後ケアというのがございまして、訪問してケアするものですけれども、これも来年度から始められるように、今、助産所に働きかけているところです。
更に、東京都の「とうきょうママパパ応援事業」ですとか、国の出産・子育て応援交付金などを活用して、伴走型相談支援と経済的支援を併せてこれからも事業を進めてまいります。
○くぼた美幸 委員長 続いて、過去の審査事業につきまして、区議会事務局長に説明を求めます。
◎区議会事務局長 両請願ともに、国の動向を注視しつつ、区の取組状況を踏まえて、今後も議論していく必要があるということで、継続審査となってございます。
○くぼた美幸 委員長 それでは、何か質疑はありますか。
◆長谷川たかこ 委員 私どもがいろいろと請願を掛けさせていただき、ようやく東京都や国の補助事業にも手を挙げていただき、ここまで拡充していただけたというのは本当にありがたいことです。感謝申し上げます。
あともう一歩というところは、フィンランドのネウボラについてです。
伴走型でも同じ保健師さんがずっと寄り添っていくというところなので、その部分が、どうしてもフィンランドではできても日本ができないというのは、不思議なところでもあります、制度として薄いと感じざるを得ません。
伴走型の寄り添い支援の人員もマッチングが必要だとも思われますが、未就学児のいる親御さんに対する伴走型支援では、いつでも相談できる体制、同じ方がいつもいて、子育てを励ましながらも、伴走型で相談できる窓口。できていません。是非ともこのような観点から構築していただきたいと思っておりますが、やはり難しい部分があるんでしょうか。それをつくるとしたときに、やっぱり課題というのはどこにあるのか、お教えいただけますでしょうか。
◎衛生部長 区の保健師は行政の保健師で、やはりどうしても異動が伴います。異動もやはりずっと同じ方だと、先ほども長谷川委員からもお話がありましたが、マッチングが問題になることもございます。助産所ですとか産婦人科で、同じ先生、あるいは同じ看護師さん、助産師さんに相談できるというところはあるかもしれませんが、やはり行政の職員が担当する中では、どうしても異動は必要だというふうに考えます。
◆長谷川たかこ 委員 私の出産では、3番目、4番目、産後ケア1週間入りました。常に同じ看護師さんに見ていただき、安心感を得ることが出来ました。
その後の相談では、病院の役割は体を見ていただく、病気を治してもらうとか産後の体を診てもらうという事が主になってしまい、メンタルの部分の支えというのは得られませんでした。
住区センターとかで月に数回やっている親子のふれあい、地域住民の方々の支えでそういうのが成り立っていますが、そこに行っても、本音までは言えるような付き合いにはならないというのが正直あります。本当にお母さんの心のケアという部分では、何かしらの支援体制を新たに構築していくことが急務になると私は考えているところです。
私の方も調査研究しながら、また更に政策提言もさせていただきます。
執行機関の皆様も、是非、先進自治体の方も調査しながら、どういうふうにしたら伴走型の支援ができるのか、母子ケア、精神的なメンタルの部分でのケアについて、もう少し調査をお願いしたいと思います。要望です。
◆大竹さよこ 委員 5受理番号16の方で、現状の説明の中にASMAPのお話がございました。また、報告事項の中でASMAPの内容の詳しい御説明もございました。
その中で、2番の3ページになるのかしら、(2)支援が必要な妊婦の年次推移というところで、やはりこの痩せ型の方、また、シングルの方の割合が増加したというふうに報告がございます。この折れ線グラフでも、平成29年度から比べてもやはり伸びているところがある。だから、ここに支援をしっかりこれからしていく必要があるのかなと思うんですが、特にこの痩せ型の方へはプレコンセプションケア、これが大事だと思います。区の方は、すこやかプラザあだち、ここでプレコンセプションケアを行うというふうに我が党からも要望をさせていただいて、すこやかプラザあだちでやっていくという答弁でございますが、残念ながら、このすこやかプラザあだちの開設時期が延期になりました。そうしますと、こういった事業も同時に延期してしまうというのは、これは非常に遅れを取ると、やはり支援の手はすぐにでもやっていただきたいというふうに思います。
区のホームページを見ますと、東京都のホームページには、しっかりとプレコンセプションケアについて、今、検査もできるようになっております。また、他区の方も、そういう東京都の事業を御案内する、そういうホームページの内容になっておりますが、現状、足立区のホームページではどのようになっているのか、お伺いします。
◎保健予防課長 現在はプレコンセプションという部署をつくっていないので、現状の保健予防課にいる保健師であったり、保健センターの地区の担当の保健師だったりが順番にお話を聞いて、それ同等の御案内をするようにさせていただいております。
◆大竹さよこ 委員 プレコンセプションケアというのは、私も専門家でないので、合っているかどうかなんですけれども、妊娠をする前の体づくりが大事ということが含まれているかと思います。妊娠してから保健センターに行って、そこでアドバイスを受けるというのも大事でしょうが、将来、子どもを産みたいなと思う方が、今から私はどういう体をつくればいいのかという、それがプレコンセプションケアだと思います。そういった方は、保健センターに行って相談をすることはしないと思います。
まずは、そのプレコンセプションケアというのが東京都でもやっていますので、そういう事業の案内を足立区民の方にしていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎衛生部長 すこやかプラザの立ち上げが延期になりましたけれども、今年から健康コンシェルジュとして窓口に立つ、産婦人科で経験のある助産師を既に雇っております。江北保健センターに配置しておりまして、既に相談などは受けているところです。
今までも委員から御提案のありました高校生向けの痩せに気を付けるための教室なども、今、栄養士を中心に行っているところです。
今後はそうした、私もホームページの方を確認いたしますが、東京都のホームページをつなげられるような、区の方でもプレコンセプションケアが周知できるような準備をしてまいります。
◆大竹さよこ 委員 たしか東京都の方で検査ができる、そういうこともやっておりますので、そういうのも足立区のホームページで是非紹介をしていただきたいと思います。
また、支援が必要な妊婦さんの中には、外国の方がいらっしゃるということで、質問票の方を見ましたところ、支援の必要な外国人の数もやはりある一定程度いると、このあたりの、今、支援体制はどうなっているのか、お伺いします。
◎保健予防課長 外国人の方の場合は、単独でいらっしゃるというよりは、日本語が分かる方と一緒にいらっしゃる方が多いんですけれども、必要であれば、医療的な通訳ができる方というのを呼んで対応していくようにしております。外国人だとなかなか気持ちが伝わりにくいところがあるので、そこは非常に時間を掛けて、丁寧に行っているとこでございます。
◆大竹さよこ 委員 この支援が必要な方の内容を見ますと、本当に多岐にわたります。ただ、やはりここは行政の方もなかなか大変だとは思いますけれども、やはり時代の流れとともに、支援の厚みをしっかりと打たなければいけないところは御努力をいただきたいと思います。
産後ケアの話が先ほどございました。アンケートを取ったときに、ここにもありますが、アンケートの結果を見ますと、「非常によかった」という声と、また、「精神的に不安になったこと」、全部、少しあった、あった、かなりあったを含めると、87.6%の方が、不安があったけれども産後ケアを利用したことで不安は解消されましたかというのには、89%の方が答えてらっしゃると、非常によい取組でございます。
ただ、なかなかまだ施設が、少しずつではありますが今増えている状況、そして先ほどございましたけれども、私も、我が党からも、訪問型の産後ケア、これを是非行っていただきたいということで、先ほど少しお話ありましたけれども、そのあたり、もう少し情報があれば教えていただければと思います。
◎保健予防課長 訪問型の産後ケアについては、他区でもかなり実施しているケースが増えてきました。
そこで今、区内の助産所などに連絡しまして、どんなことができるのかとか、施設の見学をしたりとかというのを今後しようと思っていまして、今連絡している最中でございます。
◆大竹さよこ 委員 是非これは、訪問型は行っていただきたいと思います。やはり生まれたての赤ちゃんを連れて移動する。また、区内でもなかなか交通機関が厳しい場所もございますので、是非この訪問型は1日も早く進めていただきたいと思います。要望です。
以上です。
◆横田ゆう 委員 私の方からは、先ほどの報告で、アウトリーチ事業を検討する係を新設したと報告がありましたけれども、具体的に言うと、どんなことを検討しているのでしょうか。
◎子ども政策課長 子ども政策課の方に新しい係を創設しておりまして、ポピュレーションアプローチという形で、多くの世帯を直接訪問する事業を検討しております。今のところ、年齢でいうと0歳から1歳に掛けて、およそ4,000世帯に掛けてアウトリーチで訪問をして、支援をしていきたいというふうに考えております。
◆横田ゆう 委員 アウトリーチで4,000件訪問して、ポピュレーションアプローチということですが、品川区では、0歳児の見守り・子育てサポート事業「見守りおむつ定期便」を行っています。満1歳までに月1回、見守り支援員が訪問し、赤ちゃんと養育者の方に見守りを行い、子育ての悩み事やお困り事を聞きに伺う事業です。実際には、玄関口で5分程度、赤ちゃんの様子ですとかお母さんの様子、そして悩んでいることはありませんかと玄関先で聞いて、育児用品を手渡しています。何か異常があれば相談機関につなぐということですが、育児用品としては、紙おむつ、お尻ふき、麦茶、離乳食の中から選べます。大変喜ばれていますが、こういうことも参考にしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎子ども政策課長 訪問するに当たって、何かしら持参した上で訪問するというのは、我々の方でも検討しているところでございます。
さきの本会議でも答弁させていただいておりますが、現時点でおむつ等ではなくて、絵本のようなものが配布できないかというところで今、検討を進めているところでございます。
◆横田ゆう 委員 是非、このおむつというのは必需品なんですね。実際に経済的にも助かりますし、そういったことも検討に入れてほしいというふうに思います。
更に品川区では、この4月から産後ケアを拡充して、産後の日帰り型と訪問型、5回までですが、これを本人負担なしで行っています。訪問型では、助産婦が御自宅に伺って希望に合わせたアドバイス、相談をしながら行っています。乳房ケア、乳房マッサージ、授乳指導、産後心身に関する相談、産後骨盤セルフケア、沐浴等の指導などを行っています。妊婦、それから乳幼児の心身両面にわたっているアドバイス大変重要と思いますので、参考にしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◎保健予防課長 確かに産後ケアに対する需要とは高まっているところがございます。
足立区でも通院型のものと、それから施設によっては、宿泊型のものは既に行っておりますが、訪問型のものがないものですから、ほかの区のものをいろいろお調べさせていただきまして、それを参考に来年度実施できればなというので、今、検討している最中でございます。
◆横田ゆう 委員 それで、特に乳房マッサージ、乳房ケアは非常に重要なんですね。それで、その辺も取り入れていただきたいというふうに思っています。
それで、このASMAPの令和6年度の取組で、宿泊型産後ケアが非常に喜ばれているということで、アンケートの中で、「寄り添ってくれて、悩んでいた母乳のことも様々な方法を教えてもらい、自分にあった方法が決められた。全妊婦さんに利用してもらいたい」という非常に高い評価をしてくれています。この母乳のことというのは、本当に皆さん一人一人が乗り越えなければいけないハードルで、これを乗り越えなければならないということなんですね。実際には大変な苦労があるわけです。品川区の産後ケアということでは、日帰り型、デイサービスの方でも訪問型でも乳房ケアをやっています。
足立区では、今現在、デイサービスの方では乳房ケアはやっていますでしょうか。
◎保健予防課長 宿泊型の方では乳房ケアというのが入っています。ただ、乳房マッサージという具体的なもののところまでは契約に入っていないので、そこは別料金になると思います。そこについては、現在、こども商品券というのを妊娠届時に差し上げていますので、それを使っていただいて助産所などで行っていただいております。
◆横田ゆう 委員 是非、需要は高いと思います。訪問型でもデイサービスの方でもショートステイ、お泊まりの方でも、実料金を払わなければいけないということでは、やはりお金が掛かってしまうので、そこも無料でできるような体制をしていただきたいというふうに思いますが、御検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎保健予防課長 産後ケアを御利用した方が対象なんですけれども、いつもアンケートを取っていまして集計しておりますので、その結果などを見て参考にさせていただきます。
◆横田ゆう 委員 是非この乳房マッサージとか乳房ケアは重要なことですので、入れていただきたいというふうに要望します。
◆川村みこと 委員 5受理番号17の請願について伺います。
この4ページの項番5の不妊治療費助成なんですけれども、これは都の助成事業、これの承認決定を受けた方に対して、区も更に上乗せで支援をしているということだと思います。この助成事業の申請方法が、令和6年の5月15日から原則オンライン申請のみになりまして、事情がある方だけ郵送で受け付けというふうになりました。一方で足立区は、まだ現状、窓口来庁での申請のみというふうになっているかと思います。これ変わったときにちょっと保健予防課長にも私お話をさせていただいたんですけれども、これオンライン申請の対応難しいでしょうか。ちょっと進捗を教えてください。
◎保健予防課長 確かに川村委員からのお話をいただきましたので、どこでどういうふうにオンライン化できるかというのは、今、職員に指示しまして検討させていただいておるとこでございます。
◆川村みこと 委員 分かりました。ありがとうございます。
この請願の趣旨も産みやすい環境の整備ということだと思います。不妊治療を受けてらっしゃる方は、有給休暇をほとんど治療に使っているという方も多い中で、なかなか窓口のみでの受付というのは難しいんじゃないかと思います。これで都がオンラインの申請を原則というふうにしましたので、ここは区も足並み是非そろえていただきたいというふうに思います。これは要望させていただきます。
◆鹿浜昭 委員 二つの請願とも昨年の6月7日、6月9日に出されているものだと思うんですけれども、1年いろいろと議論されてきたのかなというふうに思うんですね。多分、今の質疑応答も前年の委員会で多少やられたんじゃないかなという、私、議事録見ていないので何とも言えないんですけれども、その辺があったのかなというふうに思うんですね。
先ほど、長谷川委員の方からフィンランドのネウボラの話が出ましたが、フィンランドは当然、皆さんも御存知のように世界一幸福度の高い国で、そういった意味では、理想の福祉に対する、国民がみんな満足するということで、大変すばらしい国だなというふうに思うんですけれども、やっぱりそれは一つの目標というか理想であって、なかなか今、我が国でどこまで実行できるかというのは、それはやはり当然予算もあるし、その辺は難しい点も多くあると思うんです。ですから、そういうものを比較して、何でできないんだという話は、ちょっといかがかなというような感じも受けたんですけれども、例えば5受理番号16の方で、先ほど1番の方で、同じ保健師さんが継続して支援できるようにしてほしいという、さっき、これ長谷川委員からの請願出ていますが、要は、保健師さんが異動もあって、なかなかそれは、今のところ物理的にはちょっと難しく私は受け止めたんです。
これを実際、他の23区でやっているところあるんでしょうか。
◎衛生部長 ございません。同じように3、4年の期間で異動しております。
また、もう一つ付け加えさせていただくと、保健師も今、男女問わず育児休暇ですとか、介護休暇なども取りますので、やはりそのカバーにも入る必要もありまして、全く同じ者が、生まれてから小学校入るまで、6年、7年というのは非常に難しいと考えます。
◆鹿浜昭 委員 私たちも病院に行って、担当の先生とやり取りはしますが、なかなかその時間的にも合わないとかというと、やっぱり同じ内科の先生でも何人かいて、当然、代わられたりなんかしながら推移しているのが現状かなというふうに思うんですね。
今回の保健師さんの方は、今のお話のように、やっぱり3年、4年で異動しなければならないということがあるので、もう物理的にやっぱり不可能ということになるかと思うんです。ですから、そういうことを、申し訳ないけれども、議論していっても答えが出せないのかなというふうに思うんですね。ですから、どこまでできるのかというのも、当然、お話の間で着地点は見いださなくちゃいけないんですけれども、物理的に不可能なものを幾ら議論しても、これはちょっといかがなものかなというふうに感じたものですから、今発言させていただいたんですけれども。
そういった意味で、2番にしても、ここでも家庭訪問を妊婦期間中に必ず行うことということも、これも1回なのか2回なのかも分かりませんし、その辺の問題とか、細かく見ると、結構問題が、何ていうのかな、答えが、多分これ、議論を1年していっても、去年1年間で基本的には継続になっていったということを見ると、これも今年度、新委員に代わっても、恐らくなかなか答えが出ないのかなというふうに思うので、できれば長谷川委員、もう1回再検討をしていただいて、請願も精査していただいてやっていただくよう、これは私からちょっと要望させていただきたいと思います。
◆長谷川たかこ 委員 分かりました。意図することは理解しましたので、請願出された皆さんと協議をして、次回ぐらいまでにはお答えをいたしたいと思っております。
それと、あとプラスいいですか。訪問型産後ケアについてなんですけれども、私、産後ケア1週間、第3子、第4子でやりまして、とてもよかったんですね。実際に綾瀬の産後ケアに行きましたが、乳房のケア、授乳指導及び産後の心身に関する相談、それから乳房マッサージ、沐浴などの指導はありました。
産後ケアに入ると、家庭から離れるので、家事とかは一切しません。
自分と赤ちゃんだけに専念できる。
赤ちゃんに関しては、疲れたときは看護師さんが診てくださって、自分の体をいたわるということができました。
訪問型産後ケアですと、家事サポートを選択したり食事つくったり、そういうこともプラスアルファ付け加えて訪問産後ケアというふうにうたわないと、家事サポート抜きとまると結局、家事サポートの部分がないと、お母さんが一生懸命頑張ってしまって疲れてしまう結果となってしまうと思います。
どういうふうにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
◎保健予防課長 そうすると、家事支援の話になってしまうと思うんですけれども、恐らく訪問するのは、助産の資格を持っている方が訪問すると思いますので、その専門職の方が家事をするというのだとちょっと内容が違ってくるかと。
◎衛生部長 家事支援につきましては、今、訪問型のところは、特に出産した方ももちろんそうですが、死産になった方が、なかなか産後ケア、病院で受けるのは心身ともにつらいということもありますので、まずはそういった病院に行きづらい方の産後ケアを訪問型で考えております。
家事支援につきましては、また庁内で関係する部署とも検討させていただきます。
◆長谷川たかこ 委員 訪問型産後ケアを行うときに、是非、家事支援もセットで検討をしていただきたいと思います。
先ほど鹿浜委員からお話ありました。
この請願を出したことで、東京都や国の補助事業、特に東京都の補助事業には一切手を挙げていなかった足立区です。出産のときのプレゼント、1歳のときにお金のお祝い金などありませんでした。私が2016年3番目を産んだときに、公園デビューした際にお母さんたちと遊ぶと、周りの人たちから、足立区のお祝い金がないとのお訴えでした。
例えば、文京区で出産したけれども、文京区こうだった。あれ、足立区どうして、どうして足立区は何もないの???という声が物すごくたくさん上がってきてしまい、「何で足立区だけ……。」
○くぼた美幸 委員長 長谷川委員、ありがとうございます。
◆長谷川たかこ 委員 とにかく、その格差を埋めるために、私はお母様たちから言われてこの声を当事者団体の皆様とともに請願書という形で提出させて頂きました。
この請願を出したことにより、このように執行機関や議員の皆様のお力で、ここまで足立区が劇的に変わることが出来、嬉しい限りです。
皆様本当にありがとうございます。感謝申し上げます。
◆へんみ圭二 委員 高齢出産の状況を見ますと、総数出産が3,900人のうち35歳以上が1,300人ということで、3分の1ぐらいが35歳以上ということになっていますけれども、これは年々増えているという状況なんでしょうか。
◎衛生部長 私どもも年々増えているという認識です。
◆へんみ圭二 委員 高齢出産の方が増えてくるとともに、不妊治療の実施状況を見ても、やはり数が増えてきている。これは健康保険の適用範囲が拡大されたということもあるとは思うんですけれども、ただ令和4年に、特定不妊の治療を513人に実人数で実施していますけれども、このうち何人の方が出産に至ったのかというのは、区としては把握できるんでしょうか。
◎保健予防課長 特定不妊の補助を受けた方とは出産の関係というのは統計を取っておりませんので、その把握はできておりません。
◆へんみ圭二 委員 不妊治療をして、ただ、それでも出産にたどり着かないといいますか、不妊治療の成功率というのがどれぐらいなのかなというのは、区としてはどのようにお考えですか。
◎保健予防課長 実人員と延べ人員ですと、同じ方が何回か受けている方がいらっしゃるというのは分かりますので、恐らく何割かは、例えば半分とかというような率ではないかというふうに考えております。
◆へんみ圭二 委員 一周期における不妊治療の成功率というのが大体5%ぐらいということなんですね。不妊治療をやっていっても結果的に妊娠にたどり着かなかったという方々がやはり多くいる中で、そういう方々は、子どもが欲しくて時間もお金を掛けて不妊治療したけれども、なかなか妊娠にたどり着かなかったという方々のメンタルというのは、非常に厳しいものがあるんだと思うんですね。そういう方々に対するケアというものがやはり必要ではないかなというふうに思いまして、これは以前も本会議質問でもしたことあるんですが、不妊治療したけれども成功しなかった方々へのケアというのは、区は今どのようにされていますか。
◎衛生部長 そういった方々から心の相談を受けることはございまして、相談を受け止めながら、また、そういった方々が通いやすいというか、クリニックもありますので、そういったところを紹介しております。
◆へんみ圭二 委員 ほかの区では、そういった方々の相談しやすい窓口みたいなものをつくっていますから、是非、これから恐らく不妊治療に挑戦するという方は増えると思いますし、だからこそ妊娠に至らなかった方々のケアというものを、もう少し重点的にやっていただきたいなと思います。
それから、産後ケアもオンライン申請をやってくださいということを前からお話をしていて、1月から実施されるようになりましたけれども、オンラインの申請状況というのは、例えば産後ケアの申請の中で、オンライン申請はどれぐらいの割合になるんでしょうか。
◎保健予防課長 1月4日からオンライン申請ができるように始めたんですけれども、最初は8割ぐらいオンラインになって、今現在は9割ぐらいがオンラインで申請されております。
◆へんみ圭二 委員 やっぱり直接妊婦さんから、子どもを産む前に行くのもきついし、産んだ後にも窓口に、それも区役所にわざわざ行かなきゃいけないというのは本当にしんどいという話を聞いていましたから、そこができるようになったというのは、非常に今のお話、聞いてもよかったのかなと思いますけれども、例えば「こんにちは赤ちゃん訪問」もはがきとオンライン申請二つありますが、これはどちらの方が多いというのはありますか。
◎保健予防課長 特に統計は取っておりませんけれども、はがきとオンラインとそれぞれ入っておりますけれども、比率はちょっと分かりません。
◆へんみ圭二 委員 その比率は、また後ほど調べて教えていただきたいんですけれども、はがきが入っているからはがきで出さなくちゃいけないというふうに思ってしまって、出産1か月以内に、体がつらい状況でわざわざポストまで出しに行かなきゃいけないのもしんどいというお話もありました。これは、そういう話を聞いたときには、オンラインでもできるよという話もしましたけれども、ただ、オンラインでできるというのがあまり分かっていない方が多くて、わざわざはがきを出しに行かなきゃいけないというふうに認識されている方も多いみたいなのですね。なので、そこら辺ももう少しオンラインの周知の仕方ですとか、それから、そもそもはがきはやめてしまってもいいんじゃないかなというふうにも思うんですけれども、そこについてはいかがお考えですか。
◎保健予防課長 オンラインは確かに便利なんですけれども、全ての方がネットワーク環境がないとは限りませんので、母子手帳の中にはがきを入れておいて、はがきでも出せますよという代替手段を設定しております。
◆へんみ圭二 委員 だとしても、例えば電話でもオーケーにするとか、はがきが入っていると、はがきを出さなきゃいけないと思っちゃう方が結構いるみたいなので、そのあたりはよく考えていただきたいなと思います。
あと、もう1点、最後に、先ほどから乳房ケアの話もありました。私も、2年ほど前に本会議質問でも、乳房ケアだとか母体ケアに対する補助を区でもやってくださいというお話をしたときに、いろいろと他の自治体の状況も研究しますというお話だったんですが、研究して今、どのような状況なんでしょうか。
◎保健予防課長 この近辺ですと、葛飾区が乳房ケアについての補助を出して、たしか4,000円ぐらいだったと思いますけれども、そういったものを調べたりとか、あとはアンケートも、先ほど説明したように取ったりとか、あと、こども商品券でできる助産所の数を用意したりとかという、いろいろなことをしております。
◆へんみ圭二 委員 葛飾区だと、たしか5回までは無料でやっていて、母乳外来に行くと5,000円ぐらい掛かりますから、やっぱりなかなか母乳が出なくて悩んでいるというお母さんからは、そういうものが無料で受けられると相談しやすいから、是非足立区でもという声があるんですが、葛飾区のような体制図をつくっていくというのは、区としては今どのようにお考えなんですか。
◎保健予防課長 様々な御意見もございますので、いろいろ検討させていただきます。
○くぼた美幸 委員長 他に。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○くぼた美幸 委員長 質疑なしと認めます。
次に、各会派からの意見を求めます。
◆大竹さよこ 委員 子どもを産み育てやすい環境というのは、これで終わりというものはないかと思います。その時代に合った、また、その個々に合った支援が必要だというふうにも思います。また、これから産後ケアですね、訪問型、非常に楽しみにしておりますので、継続でお願いいたします。
◆長沢興祐 委員 どちらの請願の中身もやらなきゃいけないこともありますし、ただ、やっぱり今できるかどうかというものもあります。セットで可決することというのが正直まだ厳しいのかなということで、先ほど、我が会派の鹿浜委員からも話がありましたが、整理していただいて、また建設的な議論が進められれば、それでより発展していくのかなと思いますので、それを一度また報告を待ちたいと思います。継続です。
◆横田ゆう 委員 やはり子どもを産み育てやすい環境というのは更に進めていくべきと思いますので、5受理番号16と5受理番号17、両方採択を求めます。
◆川村みこと 委員 引き続きの議論が必要だと思います。継続でお願いします。
◆長谷川たかこ 委員 先ほど自民党さんからお話もございましたので、5受理番号16に関しては請願者の皆様と協議をして、次回までにちょっと整理をして、皆様に御提示はしたいと思っております。
両方とも採択でお願いします。
◆へんみ圭二 委員 継続です。
○くぼた美幸 委員長 それでは、これより採決をいたします。
本請願は継続審査とすべきものにすることに賛成の方の挙手を求めます。
[賛成者挙手]
○くぼた美幸 委員長 挙手多数でございますので、本件は継続審査とすべきものと決定いたしました。




