カテゴリー記事一覧

【過去の活動報告】


【活動カテゴリー】


【過去の議会報告】


【議会報告:請願】


【議会報告履歴】



子ども・子育て支援対策調査特別委員会㊶ 長谷川たかこの提案:ICTを活用した相談機・佐賀県ママリを導入!【子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願】

○くぼた美幸 委員長  それでは、請願・陳情の審査に移ります。
 (1)5受理番号16、(2)5受理番号17、以上2件を一括議題といたします。前回は継続審査であります。
 執行機関、何か変化はありますか。

 

◎あだち未来支援室長 特に変化はございません。

○くぼた美幸 委員長  それでは、質疑に入ります。
 何か質疑ありませんか。

 

◆長谷川たかこ 委員  先月、佐賀県に視察に行ってまいりました。皆様の机の上に、フィンランドの出産、子育て支援ネウボラの資料があるかと思います。執行機関の皆様にも数枚置かせていただきました。

こちらを見ていただきますと、何と佐賀県では、伴走型支援ということで、お母さん、お父さんに対して切れ目ない支援、24時間相談支援を行っているとのことでした。既にママリというものを開発された企業がありまして、そこを活用して相談支援が無料で、2歳までは佐賀県の方でお金を負担して子育て中の親御さんたちに無料になさるそうです。

 

佐賀県独自でオンライン相談をしたり、そのオンライン相談の中には専門職として助産師、理学療法士、公認心理師、栄養士、保健師、それから市町保健師等による相談、オンライン相談でも解決しない場合は保健師につなぐという、とてもきめ細やかな対応をされております。

フィンランドをそのまま足立区に持ってくるというのは、この間のお話のとおり、保健師の人事異動があって大変かと思います。ママリの話をさせて頂いましたが、声を上げているお父さん、お母さんたちはこういう相談支援を望んでいるのです。
 

私、子ども版の地域包括支援センターをつくろうという勉強会をつくって、みんなで議論を交わしておりますが、当初、このママリと同じようなものを、地域のNPOや有志のみんなでLINEを使ったものでつくろうという話もありました。

 

佐賀県に視察に行ったら私たちが構想していたものが出来上がっていました。

ネウボラ制度を日本でやっていく場合にはこういう企業開発されたママリの事業形態が必要だと感じます。

 

その中で、先日、執行機関とお話しさせていただいたら、東京都でも、このママリのような機能を持ち合わせた事業を東京都が独自で予算を付けて今開発中だということをお聞きしました。東京都の開発が出来た暁には、いの一番に手を挙げて足立区が率先して、東京都の支援事業を活用していただきたいと思います。いかがでしょうか。

 

◎子ども政策課長 ICTを活用したこういった相談機能については、我々としても、相互のコミュニケーションツールということで必要性の認識を持っているところです。我々も、東京都のこの仕組みについては注目しておりまして、先日も直接ここの所管課の担当とお話をさせていただいたところです。
 

早ければ今年度中の稼働というふうに聞いておりますので、もし稼働した暁には、区の方でもその動きを注視しながら、できる限り活用できるようにしていきたいと考えております。

 

◆長谷川たかこ 委員  請願で伴走型支援を目指しています。

何分素人のみんなでやるとなると予算が掛かるものですから、24時間体制無償ボランティアでどこまでできるのだろうという議論にもなっていました。

 

ただ、佐賀県の視察を通じて、東京都でこういう事業を始めようとしている情報を執行機関からも頂いたので、今年度開発されるのであれば、いの一番にやっていただきたいところで。

 

請願の趣旨はこういうことも含めてお話をしています。

執行機関の皆さんもこういう情報が既に入っていたならば、こういう委員会で公表していただきたかったのですけれども、これはいつ頃御存じだったのでしょうか。

 

◎子ども政策課長  こちらにつきましては、東京都が毎年次年度の予算のあらましのようなものを発表するときに、次年度こういうことをやる予定ですという資料をもらっておりましたので、前年度後半、令和6年度の予算の発表のときには、一応我々でも、都の方ではこういうことをやるという認識はございました。

 

◆長谷川たかこ 委員  そうすると、何月頃でしたか。

 

◎子ども政策課長  はっきりした月はあれですけれども、大体年明けぐらいですかね。

◆長谷川たかこ 委員  分かりました。これから、請願の中身でかぶるような場合には、是非、公表していただきたいと思います。

今年度、システムとしては出来上がると思いますので、出来上がった暁には一番に足立区が手を挙げて、このシステムを導入するということで進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

○くぼた美幸 委員長  他に。 

◆横田ゆう 委員  私の方からは、病児保育のことについてお聞きしたいと思います。
日本共産党足立区議団は、毎年区民アンケートに取り組んでおりまして、2,000人近くの方から回答をいただいています。その中で、昨年もあったのですが、昨年に引き続いて、病児保育についてもっと利便性を上げてほしいという御意見を頂いています。

今の足立区の病児保育というのは、都立東部地域病院の病児保育室くろーばーというところで、生後6か月から小学校3年生まで定員4名となっていますが、現在の利用率はどのぐらいなのでしょうか。

 

◎保育・入園課長  病児保育室の利用率でございますが、1日当たり4名受入れが最大可能でございます。月曜日から金曜日平日でございますので、年間ですと250日程度になろうかと思います。そうすると、枠としては1,000人程度の枠になります。

令和5年度の実績としては、延べで162名が使っているという状況でございますので、その総枠と使った数との対比ということで計算をいたしますとすれば、16%強という数字になります。

 

◆横田ゆう 委員  利用率も大事なのですが、やはり必要な人がどれだけ必要なときに受けられるかということで、その日によって例えば4人だったり、1人だったり、いなかったり、そういうこともあると思うのですが、あることが大事だと思います。

それから、在宅型の病児保育というのもあると思いますけれども、この補助制度もあると思いますけれども、これも利用している方はいるのでしょうか。

 

◎保育・入園課長  在宅型の病児のためにベビーシッターを使う補助の制度はございます。申し訳ありません、所管がこども支援センターげんきの方になっておりまして、正確な数字、ごめんなさい、持ち合わせてはございませんけれども、一定数使われていると聞いているところでございます。

 

◆横田ゆう 委員  それから、病後児保育室もあると思います。あやせ保育園と西新井きらきら保育園があると思いますけれども、これは一時的に病気になって、その病後、病み上がりに一時的なものだと思いますけれども、この病児保育については、やはり都立病院ですとか大きな病院じゃないとできないのでしょうか。

 

◎保育・入園課長  病児保育でございますけれども、医療機関がやる例が多いところでございますけれども、保育園であっても、医療機関と連携をして専用施設を設ければ、病児保育自体は可能でございます。

 

◆横田ゆう 委員  この東部地域病院というのは東部の地域の方々は利用しやすいですけれども、西部の方々が子どもをわざわざ連れて東部まで行くということは想定しにくいと思うのです。

ですから、条件のあるところに働き掛けて増やしていただきたい。特に西部は増やしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

◎保育・入園課長 これまでも、西部の地域の医療機関には働き掛けをしてきたところでございますけれども、引き続き、西部地域で病児保育室を確保できるように取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 

◆横田ゆう 委員  それから、この制度についてまだまだ知らない方もいらっしゃるのが実態だと思いますので、周知の方も広げていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

◎保育・入園課長  病児保育の制度につきまして必要な方が利用できるように、しっかり周知を図ってまいりたいと考えているところでございます。

 

○くぼた美幸 委員長  他に。

 

◆太田せいいち 委員  今回の請願、子どもを産み育てやすい新たな制度及び出生率改善・産みやすい環境を整備という観点での請願ですので、その観点で質問させていただきます。
 

足立区では、現状、20代は転入率が超過というのに対して、一方で、30代の方になると転出が超過するという結果が出ていると聞いております。まず、その理由についてどのように分析されているか、お伺いできますでしょうか。

 

◎あだち未来支援室長  30代の方々、全員ではないかもしれませんが、一定程度お子さんが多くなってきた、あと2人目、3人目のお子さんを考えたときに、住宅事情というところは一つ大きな要因になっているのではないかなと捉えております。

 

◆太田せいいち 委員  正に住宅事情の環境改善ということも、大事になってくるかと思います。一方で、転出入者アンケートを行った際の分析の一つとして、転出する方の多くが転出時に転出先の行政サービスを調査しないまま転出されているという結果が出ていると聞いています。それを踏まえて、足立区の行政サービス、育児に関しての行政サービスについて、現状どのように評価しているのか、前提として確認させていただければと思います。

 

◎子ども家庭部長  子育て支援政策につきましては、23区で遜色はないものと考えておりますし、育児サービスについても、足立区だけが特筆して低いとか、そういうわけではないと考えておりますし、例えば神奈川県とか埼玉県、千葉県に比べては、当然東京都に入りますものですから、サービスは高いというふうには考えております。

 

◆太田せいいち 委員  前回、委員会でも様々足立区で施策打っていただいている現状は理解しておりますので、まさしくそういったところを正しく伝えていくという方策も大事になってくるかなと思います。その観点で、しっかりシティプロモーションやっていただいていますが、そこを更に子育てという視点で足立区が選ばれるように、シティプロモーションの観点でも強化していただきたいなと考えております。

その上で、そういった世代の方に訴求する上ではSNSの活用が重要になってくるかと思いますが、その点について考え方はいかがでしょうか。

 

◎子ども家庭部長 昨今、家賃もかなり東京都23区で高くなってくる中で、足立区は比較的まだ23区の中では低位に抑えられておりますので、子育てしやすい環境は23区で一番あると考えております。そういう面も含めまして、東京に住むなら足立区というような形でもPRできるかもしれませんし、シティプロモーションと連携しながらやっていきたいと考えております。

 

◎あだち未来支援室長  すみません、1点補足させていただきます。
ちょうど今、シティプロモーションの方で「ワケあり区、足立区」というプロモーションを展開しております。その中で、足立区で子育てをするというのにも訳がある、理由があるという観点で今後プロモーションも掛けていきますので、広く周知できるように私たちも取り組んでまいります。

 

◆太田せいいち 委員  Xでの発信については確認しております。ただ、現状1件だけだったので、繰り返しいろいろな形で出していただければと思います。

また、環境の整備とともに、今、質問させていただきましたが、しっかりとPRという観点でも取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

○くぼた美幸 委員長  他に。

 

◆長沢興祐 委員  今、請願審議をするに当たって、前回は我が会派の方から長谷川委員の方に、請願の内容が様々複合的に絡まり合っていて結論を出すのが難しいので、精査していただいてという話をさせていただきました。

御回答で、皆さんと協議をして次回までにはお答えをいたしますということですけれども、状況はどうなのでしょうか。

 

◆長谷川たかこ 委員  それで話合いをして、佐賀県の方にも行き、子育て支援について子どもを産み育てるというところの調査研究を会派でしてきました。

前回執行機関からは、ネウボラ制度のフィンランドのような保健師をずっと伴走型で付けるのは人的なところで難しいというお話があったのですが、他自治体の佐賀県の中で……だから、それも含めていろいろと整理した中で、やはりこれはそのまま生かして、皆さんと議論交わしながら、先進的な自治体でやっているものを是非導入してもらいたいという話になりました。


整理しました。整理したところ、このままでいこうという結論になりました。

 

○くぼた美幸 委員長  では、委員長から一言ですけれども、そうすると、前回の委員会での鹿浜委員からの指摘に対しては、長谷川委員としてはこのままでいこうという内容でよろしいということですか。

 

◆長谷川たかこ 委員  はい。

 

○くぼた美幸 委員長  では、それを踏まえて、よろしいですか。分かりました。

◆長谷川たかこ 委員  鹿浜委員、要するに自民党会派の方からの御指摘があったので、その後この請願を出した区民の皆さんとも話し合いましたし、同時進行で佐賀県の方にも視察に行き、ここで足りなかった、足立区として難しいといった内容についても佐賀県では取組を進めているというところもあったので、また皆さんにお聞きしましたら、是非それも進めていただきたいということで、この請願についてはこのまま走らせていただきたいという皆さんの熱い思いがありましたので、このまま出させていただきます。

 

○くぼた美幸 委員長  分かりました。よろしいですか。

 

◆長沢興祐 委員  我々も、この内容一つ一つを審議するに当たって申し上げているのは、これはもっと議論していくべきだ、ただ、これは願意に添えないものがあったりして、複合的になっているからこれ以上の議論がなかなかすることが難しいのではないかということで、切り分けてやられた方が進められるのではないかということなので、別に一つ一つを否定しているわけではなくて、今のままですと、正直、可決に持っていくのが難しいからそのようにされたらいかがでしょうかという御提案をさせていただいた次第です。

 

○くぼた美幸 委員長  それでは、今の討論のままということで、このまま進めるということになりますので、よろしくお願いいたします。


 他に質疑ありますか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]

○くぼた美幸 委員長  それでは、質疑なしと認めます。
 各会派の意見をお願いします。

 

◆大竹さよこ 委員  子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願、また、出生率改善・産みやすい環境を整備する施策を求める請願、これ一括議題で、当然、この2つの請願は複合的に絡んでいるのであろうと思います。

そして、この制度を整えていくというのは、またその時代時代にも合ったものが必要になってくるでしょうし、終わりがないというふうにも捉えられると思います。

我が会派から、産後ケアについて訪問型をしっかりやっていただきたいという要望をさせていただいておりまして、それは、今、区の方でも取り組んでいるということでございますので、引き続き継続でお願いしたいと思います。

 

◆鹿浜昭 委員  先ほど長沢委員からもお話があったかと思います。基本的に1から4までこの請願ありますけれども、1に関しては、前回申し上げたとおり、今の足立区の体制では物理的には不可能だという衛生部長からの答弁もあったように、これを議論することはなかなか難しいだろうということで、私も分けてというような複合的な話をさせていただきましたが、今回、これを全部請願として進めていくということでございますが、自民党としては、そういった意味で分けてもらえないという話になったということでありますので、今回は不採択ということで主張させていただきます。

 

◆横田ゆう 委員  子どもを産み育てる環境づくりをしていくということは、非常に重要な議題であると思います。この陳情に関わって、様々いろいろな具体的な話がこの間進んできたと思います。前回ですと新生児を抱えたお母さんのポピュレーションアプローチですとか、乳房ケアですとか、今日は病児保育室のことなんかも話ができました。

そういった意味で、実際にこの佐賀県の例も非常に有効ですし、これからも東京都の様々な施策を具体的に早く採用していくということのいろいろな議論ができておりますので、我が党としては採択を求めます。

 

◆鹿浜昭 委員  いいですか、さっきの話。5受理番号17の方は継続です。

 

○くぼた美幸 委員長  少々お待ちください。2件一括ですからね。5受理番号16が不採択で、5受理番号17が継続ですね。分かりました。

 

◆川村みこと 委員  どちらもまだ議論が必要だと思いますが、2件とも継続でお願いします。

 

◆長谷川たかこ 委員  これを不採択にするというのはどうしてでしょうか。できるところからどんどん推し進めるべきであり、是非、東京都の事業もありますから、やっていただきたいと思います。採択でお願いします。

 

◆へんみ圭二 委員  内容として既にやっていることもあれば、実際に行うことは難しいということもあって、いろいろな内容が複合的に入ってしまっていて議論が進まないのではないかという自民党の皆さんの意見は、私もそうだと思います。
ですので、もう少し内容をよく見直していただくというのがいいのかなという思いもありますので、私は継続ということで主張させていただいて、もう一度見直していただけたらなと思います。

 

○くぼた美幸 委員長  それでは、これより採決をいたしますが、採決に関しましては2回に分けて行いたいと思います。
 初めに、(1)5受理番号16 子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願に対して、継続審査に賛成の方の挙手を求めます。
      [賛成者挙手]

○くぼた美幸 委員長  挙手多数であります。よって……。
      [「同数です」と呼ぶ者あり]

○くぼた美幸 委員長  失礼しました。継続ですよね。5対5か……(発言する者あり)失礼しました。


 それでは、もう一度採決させていただきます。
 本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
      [賛成者挙手]

○くぼた美幸 委員長  可否同数であります。よって、委員会条例第15条の規定により、私が裁決いたします。本件は、継続審査と決定いたします。