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【議会改革を全力で推し進める会・令和7年度の予算要望】

昨日は午後から区長室に伺い、区長、副区長、他執行機関へ議会改革を全力で推し進める会より、令和7年度の予算要望を提出いたしました。
 
議会改革を全力で推し進める会からの重点項目は以下の通り(一部抜粋)です。
全体で556項目です。
 
来年度に具現化するよう、引き続き、議会等で執行機関と議論を交わしていきます。
 
※※※※※
 
☆国や東京都が示すフィンランドのネウボラを模倣とした、妊婦、母親と胎児、乳幼児のリスク予防を目的とした母子に対するマンツーマンのサポートの構築と乳幼児たちの発達や母子愛着が健全であるかどうか、生育環境に大きな影響を及ぼす家族関係の状況といったデリケートな側面をサポートする支援体制を早急に全妊婦に提供すること。妊娠初期から子育て期において、ポピュレ―ションアプローチによるそれぞれの段階に対応した支援をさらに構築すること。
 
☆来春に予定される家族法改正を視野にした公的支援・相談体制の新規事業をおこなうこと。兵庫県明石市などの先進取り組みを参考に、別居・離婚後の親子交流、養育費確保などに対する公的支援体制・相談体制の新規支援・拡充を求める。
 
☆特別支援教育「ユニバーサルデザインの教育」が足立区全小中学校に導入されたが、その効果がどのような状況か適宜検証し、発達特性や個々の学力に応じた学習などの支援を充実させていく取組も含めた、さらに発展させた取組みを推進させていくことを求める。発達障がいやグレーゾーンと称される特性を正しく認識させ、多様性を抱えた子ども達やその保護者に対するきめ細やかな学校での支援が徹底されるよう、また区内大学連携と学生に向けた支援施策の構築に向けて、さらに努めること。
 
☆東京女子医科大学東医療センターの移転にあたって「東京女子医科大学東医療センター整備及び運営等協議会」が設置され、令和4年1月に開院してからは「東京女子医科大学附属足立医療センター運営及び地域連携協議会」に改め、東京女子が実施されてきている。今後についても、運営、検証の各段階で、区民が参加できる仕組みを作ること。地域の医療機関とも丁寧に連携を図っていくこと。
 
☆日野市の公立中学校でも行われている通常学級における「リソースルーム」を不登校の子ども達の学習支援にも適用し、足立区全小中学校で展開し、不登校で学校に通えない子ども達の基礎学力の定着に結びつくよう、個別対応の学習支援の構築を要望する。発達障がいやグレーゾーンと称される特性を正しく認識し、多様な問題を抱えた子ども達やその保護者に対するきめ細やかな学校での支援を強く求める。技術力を要するが、早急に学校現場における先生、クラスメイト、本人、家族、それぞれに専門家のサポートや支援、そして学習支援につなげて頂き、子ども達の学習のつまずきや親も含めた個々の悩みが解消される仕組みの構築を要望する。
 
☆放課後子ども教室のスタッフ確保、教室の確保等を再考し、地域住民スタッフとのバランスを考えながら民間委託を行い、全平日・全区民(国立・私立なども含めた)の児童に向けた放課後子ども教室を実施することを求める。
☆江戸川区では地域の文化人や事業者が地域に育つこどもたちのためにと無償で日本舞踊を教えたり、段ボール事業者が段ボールのおもちゃを提供したりして、地域力の総力をあげて子どもたちが地域文化に馴染みながら育てる環境を整えている。足立区においても、放課後子ども教室において地域文化を子どもたちに伝承していく体験活動や遊びを豊富化すること。
 
☆東京都豊洲にあるマギーズ東京のように足立区においても、看護師、心理士、栄養士などの多職種の専門家が揃う相談窓口を設け、日々の療養生活の中で困っていることなどの相談が受けられ、講習室やキッチンなどを利用しながら専門スタッフによる栄養相談やメニューの提案、リハビリテーションの支援のほか、外見の変化に対するアピアランス支援なども対応できる施設『足立区版マギーズ東京』を創設すること。東京女子医科大学東医療センターと連携し、エリアデザイン構想の中に落としこむことを求める。
 
☆脊柱側弯症は思春期の女子に多く発生している。目視による検査には限界があり、健診時の見落としを理由に損害賠償を求める事案もある。脊柱側弯症専用の検査機器を使用することにより、客観的で精密な検査が出来る。東京都ではすでに19教育委員会が検査機器を用いた検査を導入している。
 
足立区においても早急に教育委員会や学校協力の元、児童のプライバシーを尊重しながら脊柱側弯症専用のデジタル検査機器(3Dバックスキャナー、スコリオマップ等)を使用した精密な検査を実施すること。