✩✩子ども・子育て支援対策調査特別委員会㊹ ギュッとチャット【子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願】
○くぼた美幸 委員長 次に、請願・陳情の審査に入ります。
(1)5受理番号17、(2)受理番号11、以上2件を一括議題といたします。
執行機関、何か変化はございますか。
◎子ども家庭部長 以前、こちらの委員会で議論になりました佐賀県のママリという子育て相談のシステムがあるのですけれども、それの東京版の子ども・子育てメンター、ギュッとチャットという、チャット機能を使った、いわゆる相談機能を来年1月から稼働するということで、都と確認をいたしました。
東京都の方で、ユーザーテストで得られた意見などをシステムに反映するとか、準備を進めているというところでした。
また、医療的ケア児に関する相談を行える専門家がいるのかどうかということも一応、確認をさせていただいています。心理士や看護師、保育士などの専門人材を配置して相談に乗るという形になるというふうに伺っております。また、より深い相談となると、東京都の方は、医療的ケア児支援センターというところにつなぐ可能性もあるというところをおっしゃっておりました。
また、ユーザー同士が悩みを共有する機能はないというところなので、御了承いただければと思います。
○くぼた美幸 委員長 それでは質疑に入ります。
何か質疑はありますか。
◆長谷川たかこ 委員 このギュッとチャットですが、この資料を頂きまして、こちら拝見させていただきました。各局の相談窓口専門機関で、教育相談、スマートフォン・ネットトラブル相談、生活相談、健康相談、性被害相談と、多岐にわたっておりました。
この部分で、子どもたち、今、様々な環境にさらされている中で、例えばいじめに絡んだ事件、性被害であったりとかありますが、その部分で、どういうふうに自治体、警察も含めた連携はどのようにされるつもりなのか、そういうビジョンを足立区としてお持ちなのかどうか、お聞かせいただけますでしょうか。
◎子ども家庭部長 一般的に、性被害におきましても当然、我々の方、相談を受け付けておりまして、教育相談であるとか、また、子ども家庭相談課においての相談も受けておりますし、明らかにそれが分かった場合は、児童相談所と連携しながら対応しているところになります。
◆長谷川たかこ 委員 聞くところによると、保護者の皆さんにその情報というのが行っていなくて、過日、文教委員会でもこの内容の質問をさせていただいたら、課長より、衛生部と連携していますという話がありました。ただ、そこの見える化が保護者には全く周知されていなくて、問題が起きたときに、学校マターだったりとか、独自で弁護士に相談したりするなどして解決されることがあるようです。
相談先には、足立区行政、その行政の中には、いろいろな部門があるという見える化を是非、行って頂きたいと思います。いかがでしょうか。
◎衛生部長 現在、小学生の高学年から中学生ぐらいになりますと、残念ながら性被害に遭っておられる児童・生徒はいらっしゃいます。
そういったものは、まずは警察の方がキャッチして御家庭に連絡をし、本人から聞き取りなども行われております。その際に、学校の方に連絡が入って、その上で教育相談のチームですとか、学校の方のチームと一緒に衛生部も入らせていただいて、そこで何らかの心の相談やケアが必要な部分、特にお子さんに対しては、教育相談の方でケアをしていくのですけれども、保護者に対しての心のケアの部分を衛生部が担うことがございまして、まずは入り口がそういったところから、いきなりお父さん、お母さんから電話が入ることはほとんどなく、教育の方から、そういったことであれば、保護者の方は保健師の相談を受けてみませんか、とつないでいただいているところです。
区の方では、特に自殺対策のところで、子ども向け相談カードですとか保護者向けのカードの一覧を作っておりまして、そういった中で、性のこととか性被害に遭った場合の相談先というのも、一応は挙げているところです。
なかなか被害に遇ってみないと、相談がいつ、どこにしたらいいかというのは出て来づらいので、できるだけ横の連携をとりながら、そういった不安な方には保健師が関われるように現在行っているところです。
◆長谷川たかこ 委員 区のホームページにも、分かりやすく、システム上、このような段取りで、こういう窓口があると明確にしたほうが、より区民の保護者の皆さんも安心するのかと思います。システムづくりを、今回、東京都でもギュッとチャットという方式でやられるわけですから、連携を考えていただきたいと思います。
いかがでしょうか。
◎衛生部長 東京都のホームページなどを参考に、区の方でも分かりやすく、ホームページのどこに出すかはちょっと横で、もう一度それぞれの部で検討させていただきたいと思いますが、ホームページの件は検討させていただきます。
◆長谷川たかこ 委員 このギュッとチャットを今後、来年早々、区としては、どういうふうに明確に区民に周知をして活用されていくのか、計画をお聞かせいただけますでしょうか。
◎子ども家庭部長 周知については、広報紙とかホームページ等もやりますし、来年アプリの方を、子育て支援アプリを足立区で導入する予定ですので、そこと連携をするというか、リンクをつなぐであるとかという形で周知の方をさせていただきたいと。
アプリの方は、直接プッシュ型で保護者の方に届くことができますので、そういう周知も直接できるようになるのかなというふうに考えております。
◆長谷川たかこ 委員 区としては、妊娠期から学齢期以降も含めて広く周知されるということでよろしいでしょうか。
◎子ども家庭部長 はい。長谷川委員のおっしゃるとおりでございます。
◆長谷川たかこ 委員 是非、足立区の広報にも全面とか1面トップとかに、東京都の事業を活用してくださいというような、大々的な広報を望みたいのと思います。いかがですか。
◎子ども家庭部長 東京都の制度なので、どこまで周知するか、区の1面はなかなか難しいと思いますけれども、何らかの形でできるようにしたいと考えております。
◆長谷川たかこ 委員 最後に、医療的ケア児の保護者の皆さんが、語れる場が欲しいと強い要望がございます。ギュッとチャットの方でシステム上入れればと思ったのですけれども、何分、東京都の事業なので、そこが入らないというのであれば、区としても独自で何かつくってみたらいいのではないかと思うところです。いかがでしょうか。
◎子ども家庭部長 医療的ケア児の方は、支援管理課と保育園部隊も連携しておりますし、同じ教育委員会にいますので、その辺含めて連携の方も検討させていただきたいと思います。
○くぼた美幸 委員長 他に。
◆横田ゆう 委員 この赤ちゃん見守り訪問が、来年度から実施に向けて大きく前進しているということは、本当に評価できると思います。前回の委員会で、ポピュレーションアプローチとして絵本を配布したいという答弁がありましたけれども、この陳情者の方は赤ちゃん見守り訪問として、おむつ、ミルク無料配布を求めています。陳情者の願いを酌み取るならば、紙おむつも検討するべきではないかなというふうに思っています。
そして、私は孫が5人いますが、それぞれの成長の過程で本をプレゼントすることがあります。この絵本をプレゼントしようと思うと、本当にあれこれ悩むんですね。自分の子どもでしたらば、自分の好きな本を与えて自分の思うようにできますけれども、孫となると、やはりその子の個性ですとか、どんなふうに成長してほしいとか、いろいろ考えると非常に難しくて、結局食べ物をプレゼントするとか、洋服をプレゼントするということになってしまいますがね。
それで、一番小さい孫が1歳1か月になりますけれども、この子が品川区に住んでいて、見守りおむつ定期便ということで、とてもよかったと言っておりましたので、前回の委員会で紹介したとおりです。
ですから、絵本を配布するとなると、やはり絵本選びというのは非常に難しいと思うんですね。子ども・子育て支援計画の案が出ましたけれども、今、パブリックコメントをやっておりますけれども、ここの中で、0歳5か月から1歳、1年間絵本の配布と読み語りを行うというふうになっておりますけれども、毎月、同じ月齢の子が同じ絵本を読んで育つということについては、非常に違和感を持っています。
学校の教科書とは違うと思いますけれども、学校の教科書の選定でも、専門家や現場の方々が議論して、最善のものを選ぶという仕組みがあって、そうしているわけですね。毎日ものすごいスピードで成長していく時期に、赤ちゃんが同じ絵本を見て育つということに、非常に違和感を感じています。そして、本を選ぶ方の皆さんも、責任はかなり重大だと思います。
ですから、この陳情者の趣旨を踏まえるならば、やはり生活を支えるような紙おむつや、お尻拭きや、ミルクなどがよいと思っていますし、また、どちらかを、絵本と紙おむつを選ぶような仕組みがよいのではないかなと思っておりますが、いかがでしょうか。
◎子ども家庭部長 消耗品のおむつを配るという事業も、いろいろな自治体でやっているのは承知しておりますが、一応、絵本の方は、なかなか買うという動機付けにもならないという御家庭もおりますし、消耗品は必ず必要なもので、必要なものといえば必要なものなんですけれども、それは各御家庭で買っていただいて、我々の方は、絵本というなかなか買えないものをきっかけに読み聞かせの方法を教えたり、その中で、子育てに関する悩みを聞きながら、いわゆる本が周りにある環境をつくりたいというふうに考えております。
そのためにも、絵本選びにつきましては、これからいろいろな専門家と話しながら、発達段階に応じた本を提供したいと思いますので、そこら辺は是非、御理解いただいて、消耗品の方は御家庭で買っていただいて、それがなかなか買うきっかけがない絵本というものを、是非足立区では提供していきたいというふうに考えております。
◆横田ゆう 委員 やはり絵本選びを慎重にしなきゃいけないと思いますし、月齢期に応じて同じ本を与えて、そして読み聞かせを進めるということは、いろいろな個性があったりとか、親の考えとか、子どもの状況ですとか、何かそういう意味でちょっと私は違和感を感じておりますので、是非、御検討いただきたいというふうに思います。
○くぼた美幸 委員長 要望ですね。
他に。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○くぼた美幸 委員長 質疑なしと認めます。
次に、各会派の意見をお願いします。
◆大竹さよこ 委員 継続でお願いします。
◆長沢興祐 委員 継続です。
◆横田ゆう 委員 やはり子どもを産み育てやすい施策のさらなる推進ということで、先ほど、SNSのギュッとチャットのお話もありましたけれども、是非進めていただきたいと思いますので、採択を求めます。
◆へんみ圭二 委員 継続です。
◆川村みこと 委員 継続でお願いします。
◆長谷川たかこ 委員 採択でお願いします。
○くぼた美幸 委員長 それでは、これより採決をいたします。
本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
[賛成者挙手]
○くぼた美幸 委員長 挙手多数であります。よって継続審査と決定いたしました。


