代表質問の内容③【結婚から妊娠・出産・子育て期に至るまでの切れ目のない支援の強化に向けて~ポピュレ―ションアプローチ~】
足立区では2020年度まで東京都の補助事業に手を上げていなかった為、母子支援事業は23区ワースト1でしたが、当事者ママ達と声を挙げ、議会へ向けて請願活動をした結果、足立区の母子ケア支援事業を手厚いものへと大きく変えることに成功しました。足立区においては2021年度からデイサービス型産後ケア事業、フィンランドのネウボラ制度を模倣した東京ママパパ応援事業が実現し、2022年度には宿泊型産後ケア事業が始まりました。今後もさらに当事者目線で、結婚から妊娠・出産・子育て期に至るまでの切れ目のない支援の強化をこの足立区から構築していきます。
※※※※※※以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。 ※※※※※
☆【結婚から妊娠・出産・子育て期に至るまでの切れ目のない支援の強化に向けて~ポピュレ―ションアプローチ~】
《長谷川たかこ》
母子寄添い支援を訴え続けた結果、念願叶い、来年度、生後5か月から1歳4か月の子どもが対象となる子育て家庭訪問事業が行われることになりました。直接訪問をすることで全ての子育て家庭における孤独や孤立を防ぐ取組みです。今回絵本の配布と読み語りがセットになっており、よろずごとの傾聴となっています。
【問】当事者の親御さん達にお話をすると、絵本よりもオムツや軽度の家事支援をしてもらいたいとの声が挙がっています。今回4千世帯をくまなく訪問するのですから、訪問した際にはアンケートを是非とも取って頂きたいと強く要望致します。アンケートも自由に記載できる自由欄以外に軽度家事支援・オムツ・絵本など、保護者達が何を求めているのかが分かるよう選択制にし、アンケートの収集をすることを求めます。区の見解を伺う。
【問】次年度の訪問では、保護者が希望する軽度家事支援・オムツ・絵本などを選択できるようにし、当事者保護者達が本当に望む支援となるよう、拡充していくことを強く要望致します。
区の見解を求めます。
【子ども家庭部長答弁】
私からは、子育て家庭訪問事業について一括してお答えします。
事業を実施する上で、訪問先の保護者の声を把握していくことは重要だと考えます。
訪問時などにアンケートを実施し、支援を選択できる仕組みの導入なども含めて保護者のニーズを把握し、より良い事業となるよう努めて参ります。