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代表質問の内容④【ペアレント・メンターの新規事業に向けた取組みについて】

今年度より、私の提案によりペアレント・メンター事業の見直しが行われ、足立区が運営主体となりました。発達の特性に関しては、適切な時期に発達を促す生活環境を整えることで、成果が出やすいと専門家が論じています。現在の支援は、発達障がいのグレーゾーンの親子に対する支援までは至っておりません。その為、通常学級に在籍する困り感を持った多くの保護者達に寄り添った支援策を早急に構築し、アウトリーチ型の支援を行うことが求められます。

そこで、通常学級に在籍するスキルの高い親に支援をする側になってもらい、個々の問題点や課題への明確化を行い、本当の支援に繋がるよう、全力で推し進めて参ります。

 

※※※※※※以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。 ※※※※※

 

【ペアレント・メンターの新規事業に向けた取組みについて】

 

《長谷川たかこ》

 【問】今年度より、こども支援センターげんきの一角で相談業務を行っています。発達障がいのグレーゾーンにお困りの親子に対する支援の強化として、通常学級に在籍する困り感を持った多くの保護者達の支援として、行き届くよう、適切な新規事業化を強く要望致します。区の見解を伺います。

【教育指導部長】

私からは、ペアレントメンターに関するご質問の内、はじめに発達障がいのグレーゾーンにお困りの親子に対する支援の強化として、通常学級に在籍する困り感を持った多くの保護者に対する新規事業についてお答えいたします。

ペアレントメンターによる相談事業は、今年度より相談場所を子ども支援センターげんきに移し、区ホームページやSNSを使った周知やポスター・チラシの作成・配布など、積極的な広報活動を行ってきた結果、相談件数は昨年度の2倍近くに増える見込みであり、発達に関する困り感に寄り添った支援を行っております。

グレーゾーンにお困りの保護者も相談対象としているため、新規事業の立ち上げは考えておりませんが、対象者をわかりやすく伝える等周知方法を工夫して参ります。

なお、困り感を持った保護者に対するアウトリーチ型の支援につきましては、学校などからの要請があった際には、協力団体からペアレント・メンターを派遣することも検討して参ります。

 

《長谷川たかこ》

【問】不登校の親の会と同様に行き渋りの親の会を新しく構築し、不登校の親の会や行き渋りの親の会との連携も図りながら、新規支援事業の定着化を図る事を求めます。区の見解を伺います。

【教育指導部長】

次に行き渋りの親の会の構築についてお答え致します。

令和6年度は「不登校の子を持つ保護者の為の講演会・交流会」を3回実施し、お子さんの行動で気になることがあれば、行き渋りの段階であってもご参加いただいております。このため、行き渋りの親の会を新たに構築する考えはありませんが、行き渋りや不登校にお悩みの保護者の不安を少しでも軽減できるよう菜交流会の内容を検討し、定着化を図って参ります。