✩文教委㊽成果報告:小中学生に対する小中学生に対する家庭教師派遣4回→8回&オンライン学習も出来るように追及!【不登校の子ども達や発達障がい特性のある子ども達とその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願】【不登校支援事業の抜本的な支援拡充を求める請願】
(3)5受理番号15 不登校の子ども達や発達障がい特性のある子ども達とその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願
(4)6受理番号3 不登校支援事業の抜本的な支援拡充を求める請願、以上2件を一括議題といたします。
2件とも前回は継続審査であります。また、報告事項(14)不登校児童・生徒のための家庭学習支援事業についてが本請願と関連しておりますので、併せて執行機関に説明を求めます。
◎教育指導部長 報告資料69ページをお開きください。
不登校児童・生徒のための家庭学習支援事業について報告させていただきます。前回の文教委員会で過去の実績についての御質問がありましたので、その調査結果を報告するものでございます。
項番1の事業の目的からですけれども、既に長期欠席状態にある児童・生徒が対象ということで、不登校の度合いが非常に重たい子どもが対象になっております。
項番2ですけれども、対象要件は不登校日数・欠席日数が120日を目安として選定しております。
項番3に、記載のとおり4点で主な事業の内容としております。
項番4の過去3年度の実績は表のとおりなんですが、大変申し訳ありません、令和6年度が速報値でしたので、確定値としてこの場で口頭で修正させていただければと思います。令和6年度の、左側が小学校、右側が中学校なんですが、12月以降が6名、7名となっておりますが、ここが7名、8名ということで、1名ずつ追加させてください。合計49名という形になります。
次のページにまいりまして、実施回数につきましては記載のとおりなんですが、表の2段落目にあるとおり、非常に当日キャンセルの回数が多い授業、このあたりも特色としてございます。(3)実施月数を調べましたら、大体月に4回程度やっていることが多かったということをグラフの中でお示しさせていただいております。
71ページの項番5でございます。予算特別委員会と文教委員会での御指摘と、その調査結果でございます。(2)につきましては、意見の1つ目として、週1回、月4回の説明を受けたけれども、上限8回まで利用できるという説明がなかったという御指摘でございます。こちらについては、原則月1回、4回程度で8回が上限で利用できるということはペーパーの方には記載しておりましたけれども、その内容が正しく伝わってなかった可能性があるというふうに振り返ってございます。事業者としましては、面談ですとか初回訪問のところで説明して、その後は子どもの様子を見ながら、回数を増やせるのであれば御相談という形で説明はしていたということでした。
意見の2つ目です。オンライン活用について全く説明がなかったということですが、これについてはそのとおりでして、対面を基本とする講座ですので、オンラインをあえて説明するところは、積極的に説明する場面はなかったんですけれども、非常に対面緊張が高いですとか、オンラインであればできそうだというお子さんに関しては、保護者にオンラインでどうですかというような声掛けはしていたということでございました。
最後、72ページになりますけれども、今後の方針として、疑念を持たれないように仕様書の中にきちんと利用回数、オンラインの利用も可であることを記載するとともに、説明ペーパーの中でそのあたりも具体的に書いていくということと、教育相談員やスクールソーシャルワーカーの全体研修の中で、この内容については周知徹底を図ってまいりたい、また、保護者には、説明をした後に署名をいただく、チェックをいただくなどで、お互いの確認体制を取ろうということで改善してまいります。
○大竹さよこ 委員長 それでは質疑に入ります。
何か質疑はありませんか。
◆長谷川たかこ 委員 まず、月8回上限になっていますけれども、家庭教師が月8回来られるということを前提にした人件費での計算になっていたのでしょうか。
◎教育相談課長 契約請求する前の下見積りの段階では、事業者は月5回程度の実施を想定しておりました。これを区の予定価格として契約請求をしております。
◆長谷川たかこ 委員 実際に御利用されていた保護者の話によると、スクールソーシャルワーカーが説明をされていたということなんですが、区としての認識は、どういう形での説明をするということで契約していたのでしょうか。
◎教育相談課長 1回90分、週1回程度の実施というところで説明をしておりまして、上限8回というところにつきましては、その対象となるお子さんの学習意欲ですとかコミュニケーションの状況などを踏まえて説明をするということで認識していたと考えており
ます。
◆長谷川たかこ 委員 そこではなくて、親御さんに説明する方が、どちらの方から、スクールソーシャルワーカーか委託する会社、どちらで説明をするということで契約されていたのでしょうか。
◎教育相談課長 この事業の利用に際しては、先ほど申し上げた要件に当てはまるお子さんを、まず課内で対象の、候補のお子さんとしてリストアップをさせていただいています。優先度の高いお子さんから、担当のスクールソーシャルワーカー又は……。
◆長谷川たかこ 委員 家庭教師派遣を説明するに当たっての保護者に対する説明は、委託側かスクールソーシャルワーカー、どちらでやるように区としてお願いをしていたのかというところです。
◎教育相談課長 大変失礼しました。まずはスクールソーシャルワーカー又は教育相談員が事業について説明をした上で、利用の意向が確認できた場合には事業者から御説明をさせていただいておりました。
◆長谷川たかこ 委員 それは、スクールソーシャルワーカーと委託業者、どちらかでもいいですよという話だったんですか?前回お聞きしたときは、スクールソーシャルワーカーではなく、委託会社から最初に保護者に御説明するようにということで、区としてお願いしていたということを聞いていました。どうですか。
◎教育指導部長 こういった方がいるということを事業者が最初に知ってはいないので、教育相談の中で、これが向いている子がいるというふうに認知しましたら、こういう事業がありますよという紹介をして、それで受けようかというような話になれば詳しくは事業者から説明する、そういう段取りだったというふうに認識しております。
◆長谷川たかこ 委員 その段階で詳しく事業者が説明するというところを、詳しくスクールソーシャルワーカーが説明する、その後、委託会社からは特に詳細な説明はなかったということを聞いているんですが、どうでしょうか。
◎教育相談課長 事業スキームについては、区側のスクールソーシャルワーカーも事業者側も同じ理解の下で事業を進めておりますので、事業者側の説明が足りなかったというところについては、どうしてそのような簡易的な説明だったのかはちょっと把握してはおりません。
◆長谷川たかこ 委員 簡易的な説明じゃなくて、そもそも家庭教師派遣の事業を説明するに当たって、詳細な説明を委託会社がするのではなく、スクールソーシャルワーカーが、マーカーペンを持って親と一緒に読み合わせをして、マーカーで引いていったという話を聞いています。
当時、楠山子ども家庭部長が担当者だったのでよくお分かりだと思いますが、いかがですか。
◎子ども家庭部長 いや、ちょっとその現場の状況というのは私も分からないんですけれども。恐らく、すみません、これは想像ですけれども、そのお子さんが最初に接触する、知らない委託事業者の方が来て話をするよりも、よく知っているスクールソーシャルワーカーが来た方が話しやすかったので、そういう説明をしたのかなと、想像ですけれども。すみません、記憶が定かでないので。申し訳ありません。
◆長谷川たかこ 委員 詳細について申しますと、親御さんに話をする際に、その事業所のパンフレットを持ってきて、この事業はこういう事業です、月4回ですと、どんどんマーカーをしていかれたそうです。それが委託業者からの話ではなく、全てスクールソーシャルワーカーからの話だったとおっしゃっています。
オンラインの話は全くなかった、月4回までだという説明でした。
しかし、ただし書で月8回までというのは書いてあっても、親に説明するときには、マーカーで塗って、「月4回です」と言われていたから、月4回だという認識で受けているそうです。複数の保護者からヒアリングしていますが、皆さん、月8回だという認識は全くありませんでした。
「言われてみれば書いてあったね」「でも、書いてあるといってもすごく小さな、普通に説明で書いてある字よりも、もっと小さい字で月8回まで可とかと書いてある」「最大8回までと書いてあるけれども、月4回までですよとスクールソーシャルワーカーから保護者に説明があった」みんな頭の中で月4回しか使えないんだ。という認識であったと複数の保護者からの見解です。うちの子はもっと使いたいんだという苦情が、継続して私のところに入っています。
今回、調べていただき、発覚しましたが、月5回までの見積りでやっていましたというのであれば、これはどうでしょうか。
うがった見方をすると、月4回までという話をスクールソーシャルワーカーに委託業者が投げ、お願いをして、保護者にもそういうふうに思わせてしまうような説明をしていたのではないか。浮いた分は事業者が持ってしまっているというような状況だったのではないか。と私は思ってしまうわけです。保護者の皆さんもそういうふうに感じております。
そのことについて、いかが思われますか。
◎子ども家庭部長 個別事案なのであまり詳しくは言えませんけれども、多分そのお子さんに対しては、家庭教師派遣事業がなかなか使えなくて、使えなくてずっと関わっていたわけです。その中で、ようやくその事業が使えるようなになったタイミングで、ずっとスクールソーシャルワーカーも多分関わっていたケースですよね。
そのケースの中で話をしたので、事業者がお金を浮かすとかそういう意図は全くなくて、原則4回という話の中で、その原則どおりの説明をしたので、細かい、なぜ8回としなかったのかとかそれはちょっと分からないですけれども、何かをちょろまかしてやろうとかそういう意図は全くなくて、何とかこの事業を使っていただくような形で努力した結果、よく知っているスクールソーシャルワーカーが保護者と話をしたというのではないかというふうには想像しておるところでございます。
◆長谷川たかこ 委員 楠山子ども家庭部長は当時の方と関わっているので、楠山子ども家庭部長の推測はそれでいいと思われます。
ただ、それが1人ではないんです。複数なんです。
複数の保護者が、みんなスクールソーシャルワーカーから月4回というところをマーカーされてしまって。
そもそも楠山子ども家庭部長が関わった方は、あのときコロナ禍で、マスクがないと来られませんとかと言っていたわけです。区としてはオンラインも可能な契約をされていたというお話をお聞きしました。楠山子ども家庭部長が上層部の方にも掛け合って、できないかと言ったのに、結局できなかったじゃないですか。あれだけ楠山子ども家庭部長が頑張って言ってくださったのに。蓋を開けたらなんとオンラインも可能でしたとは。
これからの事ですが、委託会社に関しては、オンラインも出来ること、それから最大月8回出来ることを、しっかりと保護者の皆さんに明示していただき、充実した施策としての支援事業として、また再スタートを切っていただきたいと思っています。
それはお約束していただけるのでしょうか。
◎教育指導部長 恐らく、今までの契約が月5回程度を根拠とした予算の積算というところで、総価契約でやっていたところの難しさがあったと思います。5回を想定しながらも、グラフにあるとおり、ゼロから8回までばらつきがありますので、その中で子どもの実態に応じて、増やせる子、そのあたり、予算との兼ね合いを見ながら事業者も調整したのかなと推察はしております。
今年度に関しては、そこの反省を踏まえまして、契約の中身を2段階に、二階建ての契約にしようと思っています。基本ベースに一般管理費のところは定額でお支払して、実際に行った回数に応じて、そこは単価契約ということで、1回当たり幾ら、そういう疑念を持たれない形でやりますので、見守っていただければと思います。
◆長谷川たかこ 委員 そうすると、今までのように、表現悪いんですが、丼勘定ではなく、行った回数で金額が決まると。無駄ないという事でよろしいのでしょうか。
◎教育指導部長 そのように、改めて今契約請求をしているところでございます。
◆長谷川たかこ 委員 それがいいと思います。是非そういう方向性で。
学習の低下しているお子さんというのは、月4回では絶対に身に付かないので、最大、マックス月8回でも本当は少ないんですけれども、月8回、きちんと的確に運用できるようにしていただきたいと思います。
そして、保護者にもきちんと、「オンラインもできるし、月8回できますよ」という周知を徹底するということ、お願いしたいと思います。いかがでしょうか。
◎教育指導部長 そのような形で、間違いなく派遣した回数に応じて、見える形でお支払もします。どの子も8回できるわけではないと聞いておりますけれども、なるべくその子に応じて手厚く支援できるように努めてまいります。
◆渡辺ひであき 委員 同じような、なぞりになっちゃうんですけれども、私たち会派としても少し御意見申し上げたいので、質疑をさせていただきたいというふうに思います。
今いろいろありましたけれども、まず新しい形での契約をということでありますから、そのようにやっていただきたいということと、経過の中で、この文教委員会の中で、第2回定例会のときがいいのか分かりませんけれども、事業が進捗したところで、都度、報告をしていただきたいというふうに思います。
それから、先ほどから話があるペーパーに項目が小さく書いてあるということでございますが、そのペーパーを一回こちらに出されたらいかがでしょうか。それを見てみないと私たちも、大きさがどうだとかという水掛け論が毎回委員会で行われていますので、そこについては決着をしたいというふうに思いますので、是非ペーパーを提出していただきたいと。
大竹委員長、いかがでしょうか。
○大竹さよこ 委員長 今資料請求がございましたので、これはいかがですか。御用意できますか、次の委員会までに。いかがでしょう。
◎教育指導部長 資料を用意させていただきます。
○大竹さよこ 委員長 よろしくお願いします。では、次回の委員会、ただ、この委員構成で次の文教委員会が行われるとは限りませんので、是非議員全員に、よろしくお願いいたします。
他に質疑ございますか。
◆西の原ゆま 委員 私も質問させてください。この、6回以上の実施を希望する場合は、児童・生徒の心身の状態のほか学習意欲、習熟状況、対人関係の構築を見て、事業者と保護者が協議の上実施しているとありますが、つまり4回以上利用したいという場合は、事業者と協議をして、事業者が保護者に聞き取って決めていくということで合っていますか。
◎教育相談課長 西の原委員おっしゃるとおり、事業がスタートしましたら、事業者と御家庭との間で回数などは相談をしていくということになっております。
◆西の原ゆま 委員 スクールソーシャルワーカーは家庭訪問で児童・生徒の様子も把握をしていて、実際の聞き取りもされています。保護者から出された意見・要望が聞き取られて、スクールソーシャルワーカーが事業者とやり取りをしていくというふうにしていただきたいと、保護者、児童・生徒の要望が届くようにしていただきたいと思います。
同時に、令和5年度でスクールソーシャルワーカーの相談件数は合計で513件、そのうち支援中は245件という状況です。スクールソーシャルワーカーを増やして個々の相談に対して丁寧に寄り添う、そういう支援にしていただきたいと思いますが、いかがですか。
◎教育相談課長 1点目の件ですが、スクールソーシャルワーカーと御家庭との間では、家庭学習支援事業を開始した後も密に家庭訪問などを通して情報の共有などはしております。そこで、必要な事業者への連絡事項ですとかお伝えするようなことがあれば、随時、スクールソーシャルワーカーから事業者に伝えるということでは、もう既にしております。
2点目のスクールソーシャルワーカーを増やすべきだという御意見に関しましては、区としても増員の必要性は感じております。今年度は4名の増ということで、少し人数が厚くなったかなというところで、1人当たりの担当校数も少しずつ減らしていける、その分、家庭に深く入っていけるというような、一歩を踏み出しているかなと思います。令和10年頃を目途に、少しずつ段階的に増員を進めていこうと考えているところでございます。
◆西の原ゆま 委員 是非お願いします。
オンラインに関してなんですけれども、対人緊張が特に強く、対面の学習が困難等とあるんですけれども、家庭教師にも会えそうにないとか、児童・生徒の浮き沈みがあると思います。体調不良、個人的事情、家庭事情によって対面指導ができないときのための、そのためのオンライン活用が生かされてくる、オンライン授業のメリットがここにあると思います。
是非、対人緊張が強い場合だけでなくて、対象を広げてほしいです。いかがですか。
◎教育相談課長 オンラインにつきましては、令和5年度、6年度の実績を見ますと、ほとんど利用されていないというところで、対人緊張の強さ、あと、どういうときにオンラインの利用が子どもへの支援に効果的なのかというところについては、仕様の方にも少し列挙していきながら、もう少しオンラインを利用しやすいような契約にしていきたいと思っております。
○大竹さよこ 委員長 長谷川委員、質問は1度になるべくまとめて発言をするようにお願いします。
◆長谷川たかこ 委員 今ちょっと話があったので。すみません。私の方で、株式会社キズキの方で委託された内容で、週1、月4回、米印で5週目がある月は5週目も実施というところが小さくなっていて、その下に米印で最大月8回実施することができますというのが同じポイントの字で書いてあります。
ただ、スクールソーシャルワーカーがマーカーを引いているのは、1回の授業時間90分、週1回、月4回というところです。土・日曜や祝日はお休みで、平日10時から21時というところもマーカー、だから、皆さんおっしゃっているのは、最大月8回というところがマーカーで引かれないので、週1回の月4回しかできないものだというのを、そこで思ってしまっているということでした。
最大月8回というふうには書いてあるけれども、そこまでは目がいかない。マーカーであくまで掛かっているのは、月4回のところしかマーカーが掛かってなくて……。
○大竹さよこ 委員長 長谷川委員、マーカーの件は皆さんよく聞いていますので、次、現物を見て。よろしくお願いします。
他に質疑ございますか。
◆佐藤あい 委員 すみません、不登校支援に関わる請願の件で、少し確認をさせていただきたいと思います。
請願の中でありました宿題に関してなんですけれども、学校によっても宿題の量に関しては差があるというふうには聞いておりますが、区としては、今後の宿題の在り方に関してはどのようにお考えでしょうか。
◎教育指導課長 宿題の量につきましては、子どもたちに負担にならないようにということが原則ですので、同じ学年でもクラスによって随分違うという現状もございますから、その辺については管理職がきちっと把握するようにということで各学校には指導しているところでございます。
◆佐藤あい 委員 現時点で、大量の宿題を強制的に必ずやってきなさいみたいな形にはもうなっていないというような認識でしょうか。
◎教育指導課長 そういうお声があるということであれば、まだまだそういう状況が現状としてあるのかなというふうに把握しているところでございます。教育指導課としましては、そういう実態があるかどうかも含めまして、もう一度確認をして、適切に指導してまりたいと考えています。
◆佐藤あい 委員 ありがとうございます。宿題をやっていないということに対しての強い指摘というところに対して、宿題ができなかったことで学校に行けないみたいなお話を聞くこともあります。
ただ、一方で、宿題をとても減らしているような学校に通う親御さんからは、その家庭は塾に通わせたりすることは経済的にちょっと難しい、でも、そうすると、塾に通える家庭との学力の差がすごく出てしまって困るというお声もあると。
すごく難しい問題であるなと思いますし、個々によって合わせてという対応が求められるのかなと思いますけれども、この点いかがでしょうか。
◎教育指導課長 子どもたちそれぞれに実態が違うというのは十分あると思います。ですので、担任としては一律に宿題を出すということではなくて、もしもお子さんと一対一で何かお話ができる又は家庭ともそういうお話ができるのであれば、例えばもっとやりたいというお子さんについては、ここを2ページずつやっておいでとかという課題を課すということはありなのかなというふうに思っております。
ですので、個々の実態を把握しながら、その状況に応じて出していくのが適切だというふうに考えてございます。
◆佐藤あい 委員 是非全ての教員の方々、すごく大変だと思いますけれども、個々の対応ができることが学校に行くことの楽しさだったりとかというところにもつながっていくと思いますし、宿題が理由で学校に行けないというのは何とも、学校で勉強したいのに行けないというのはすごく悲しいことだなと思いますので、そこは丁寧に対応を進めていただきたいなと思っております。
そのほか、不登校に関してはアンケート調査等を今年度実施をしていただけるというところもありますので、またそちらに合わせて政策を適宜、アンケートの結果を基に、スピード感を持って政策決定していただければと思います。こちら要望です。
○大竹さよこ 委員長 他に質疑ございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○大竹さよこ 委員長 質疑なしと認めます。
次に、各会派の意見をお願いします。
◆小泉ひろし 委員 継続でお願いします。
◆かねだ正 委員 渡辺委員からも資料請求ということであって、また審議を続けた方がいいと思いますので、継続というふうにさせていただきます。
◆西の原ゆま 委員 足立区は、多様な学びの保障としています。教育振興ビジョンにも、家庭教師派遣等アウトリーチ、オンライン等による学習の保障、教育支援センターの居場所機能など充実を図ると書いてあります。
まだまだ、社会的自立を目指すことをこれからも広げていかなければいけません。多様な学びの保障が確保できるように議論していかなければいけないので、これからも一人ひとりに寄り添う支援の充実を図るために、採択でお願いします。
◆佐藤あい 委員 足立区においては、中学校ではSSルームを広めていただいていて、全校に広げるという計画を立てていただいている一方で、小学校に関しましては課題が多く残っていると思います。小学校に対しても並行して、中学校の結果を待つのではなく並行して施策の検討を進めていただきたいと要望をいたします。
不登校施策、新しい不登校施策の推進課も立ち上がったという段階でございますので、まだ議論が必要かと思いますので、2件とも継続でお願いします。
◆長谷川たかこ 委員 採択でお願いします。
○大竹さよこ 委員長 これより採決をいたします。
本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
[賛成者挙手]
○大竹さよこ 委員長 挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。





