成果報告【足立区初:がん患者・がん体験者ピアサポート&今知りたいピンクリボンデー】
〜癌になっても、育児や介護といった日常は続きます。一人で抱え込まずに一緒に分かち合うことで心が軽くなります!〜
10月18日(土)19日(日)2日連続で『乳がんを考える2日間』が足立区役所本庁舎&江北地域に新設されたすこやかプラザ足立で開催されました。昨日は、キャンサーフィットネスの仲間達も応援に駆けつけました!
キャンサーフィットネスの皆さまが、元気いっぱい、コーラスラインを披露してくださいました。聞き手の我々にも運動指導があり、温かな会でした
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がん患者、がん体験者は治療が終わっても、後遺症や副作用を我慢して生活する人や再発の不安、死への考え方など精神的な苦痛にも一人で抱えている人は少なくありません。
私は議会で何度も申し上げ、この10年間当事者の方と声を上げて足立区役所執行機関の皆様にお伝えしておりました。
今までのがん医療の考え方では、がんを治すということに関心が向けられていましたが、その後、どのように生活をしていくのかという療養生活の質もがんを治すことと同じように大切です。
検診や治療と並んで大変なのは、がんを患ってから「いかに生きるか」「いかに支えていくか」です。医療のみならず日々の暮らしの中で、その後の人生を豊かに過ごし、がん患者、がん体験者、そしてそのご家族が必要と考える支援が必要です。
今年4月江北地区に「すこやかプラザ あだち」が開設され、「すこやかプラザ あだち」で、がん患者、がん体験者、そのご家族が住みなれた地域で質の高い生活を送ることができるよう、がんと分かった時点から治療と並行して、身体的・精神的・社会的問題・スピリチュアルな問題など、辛さや症状を緩和することで生活の質を改善するアプローチを行う取組みを是非とも行って頂きたいと、私は3月の予算特別委員会で提案をしてきました。
実は、この支援事業については、約10年越しの施策提案です!
私は区内外で活発な活動をされているがん体験者の方々を執行機関の皆様に粘り強くおつなぎし、ようやく私がご紹介申し上げた、働きながらがんを体験された当事者の「働くがん患者」の講演会と12月にピアサポートが立ち上がることになりました。
今回、深いご理解を賜りました衛生部部長はじめ、執行機関の皆様に本当に感謝申し上げます。
衛生部部長から、冒頭のご挨拶にもありましたが、職場においても、そして大切なお身内においても、誰が罹患してもおかしくない病気です。癌を患い、日々、懸命に頑張っておられる方々を我々が寄り添い、支えることができる社会、そして、当事者の皆さまが、刻々と移りゆく身体や心の変化とうまく付き合うことができる優しい社会の構築を私は気づきのある同志で全力で構築していきたいと思います。
※私が3歳の頃、大切な祖母が乳がんでなくなりました。享年63です。
気づきある人達で、必要な支援を新たに構築し、足立区を礎にしながら全国を変えていきましょう!
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☆【足立区初・ピアサポート キックオフ ミーティング〜働く癌経験者とそのご家族のための新しい居場所
開設です
】
参加費無料
2025年12月6日(土)
時間・10時〜11時30分
場所・すこやかプラザあだち
定員・20名程度
申込・不要
直接会場へお越しください。
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〘キャンサーフィットネスも参加されました!〙
代表の広瀬さんとも約10年越しで、足立区役所へ一緒にご足労頂きました。
ようやく足立区でも、私達の周知啓発活動が実が結び、支援の輪が少しずつ花開こうとしています。
足立区議会第3回定例会の内容はこちらです。

















