【成果報告・足立区教育委員会『いじめ対策』が大きく前進!!】
子ども版地域包括支援センターをつくろうの会より請願提出し、幾度となく辰沼小学校元校長仲野しげる先生&長谷川たかこが足立区教育行政と会談を行い、この度、実現となりました!
私も前回の決算審議でも、提言しております。
『いじめ対策』の事案、『いじめ対策に係る教育委員会附属機関が改編』することとなりました。
文部科学省が令和6年8月に改訂した「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」(以下「ガイドライン」という。)における以下の趣旨を踏まえ、いじめ対策に係る教育委員会附属機関について、より確実に第三者性を保つとともに、公平かつ中立的な立場での審議とするため、見直しを行う事となりました。
(1)「いじめ重大事態」が発生した際は、公平性・中立性確保の観点から、第三者性が確保された組織による調査となることが望ましい。
(2)上記(1)の第三者組織は、平時から学校設置者のいじめ防止策等について助言を行う組織とは別組織とすることが望ましい。
《改編内容 》
ガイドラインの趣旨に則り、現行委員会の所掌事項をいじめ防止策等に係る助言等に特化し、新たにいじめ重大事態等の調査に特化した附属機関を設置する。
《現行》
附属機関は、 足立区いじめ等問題対策委員会
①平時のいじめ防止策に係る助言等
②いじめ重大事態等が発生した際の調査
を行う。
《改編後》
附属機関を足立区教育委員会 いじめ等問題対策委員会 から、(新設)足立区教育委員会 いじめ重大事態等調査委員会 (以下「調査委員会」という。) に変更。
①平時のいじめ防止策に係る助言等
→
いじめ重大事態等が発生 した際の調査に変更。
【調査委員会の構成等】
(1)設置について
常設とするが、委員は、調査案件発生の都度、選任する。
(2)委員構成(1案件ごと)
平時からの当区との関わりが無い、次の委員5名以内で構成する。
ア 弁護士
イ 調査する事案に応じて、心理や医学、福祉など、各職能団体より推薦された専門家
ウ 対象児童・生徒や保護者が要望する職域の専門家
《今後の方針》
令和7年第4回足立区議会定例会に条例及び補正予算に係る議案を提出し、可決されたならば、令和8年1月から調査委員会を発足させる予定です。
※現時点で、調査委員会に諮問する可能性のある案件は2件。
上記の通り、いじめ対策としてのより実効性のある解決策として、第三者の視点と足立区教育委員会が権限を持って介入することができることになります。
ア 弁護士
イ 調査する事案に応じて、心理や医学、福祉など、各職能団体より推薦された専門家
ウ 対象児童・生徒や保護
今回、ア〜ウまでの専門家をいれることで、子どもたちや保護者が望む形での解決策を選択できる方向性が示されたのだと思います。
いじめの早期解決が得られるであろう改編。前回の決算審議から、時間をおかずにこのような形でお示しいただきました。
大切な未来ある子ども達を守るため、足立区として、いじめ被害で苦しむ子ども達が少しでも減り、加害者の子ども達も自分が行ったことに対する行為を反省し、いじめが無くなる世の中を全力で構築していきたいと思います。






