✩文教委員㊶【不登校の子ども達や発達障がい特性のある子ども達とその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願】53【不登校支援事業の抜本的な支援拡充を求める請願】✩文教委員会⑲【足立区行政主導ペアレント・メンター事業のさらなる展開を求める請願】
学校に行きたがらない子どもを見ると、つい「学校に行ってほしい」と思ってしまうのではないでしょうか。しかし、無理やり行かせることが本当に不登校の解決にはなりません。親が子どもに対して、焦りや不安を抱えながら、どう向き合えばいいのか悩む親は少なくないと思われます。
でも待ってください。
親が子どもへの向き合い方を変えていけば、子供の将来は輝くものに変わっていくのではないでしょうか。
子ども達との読み聞かせ。
今、我が家の子ども達は小学1年生と3年生です。
でも大きくなったように見えても、まだまだ私の場合には、親(私)が関わりたいと思ってしまう年齢なんです。
読み聞かせをしていると自ずと偉業を成し遂げた方々の自叙伝に親も読みふけっているときもあります。偉業を成し遂げたエジソン。アインシュタイン。特性、個性の強い方々です。特にエジソンの母親は、子どもの特性を見抜いて、早々と小学校での学びを止めて母親が家庭教師となり、エジソンの才能を伸ばしました。
全ては、『子どもの個性や特性、そして子どもを取り巻く環境を親がどう捉えるか』考え方の問題なのです。そこに気付くことで、子どもの将来が見違えるほど、輝かしいものに変わっていくと私は信じています。
11月29日㈯に子どもの登校の事で悩む保護者の為の講演会・交流会は足立区島根小学校で開催されました。
登壇した当事者、そしてその保護者からの3人の体験談で見えてきたこと、それは、3人とも「親の捉え方の問題」だとそれぞれの視点で主張されていたことです。
※今回の保護者登壇者は、新規のペアレント・メンター2名です。
不登校の問題の本質に気が付くことは、一方的に話を聞くだけでは整理しきれません。実際に色々な人の話を聞いて対話をする中で、内省をしながら、気持ちを整理していく作業が必要です。当事者親は対談することで、気が付き、発見することにつながります。親の捉え方によって、子どもの未来が大きく素晴らしいものに変わっていくことに是非、気づいてもらいたいです。
「学校が全て」ではない事に気が付き、将来に向けたビジョンを持つことが出来るそんな会をこれからも政策提言しながら、私は仲間たちと一緒に構築していきたいと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【子どもの登校の事で悩む保護者の為の講演会・交流会:第2回の報告】
実施日時:11月29日(土) 13時30分~ 16時30分 会場: 島根小学校体育館
足立区では、不登校や登校しぶりのある子どもをもつ保護者に対し、相互の交流及び情報共有の機会を確保し、保護者の心理的負担の軽減と孤立防止を図るため、「子どもの登校のことで悩む保護者のための講演会・交流会」を年に3回開催しています。
目的は、 不登校や登校しぶりの状態にある児童・生徒に対する保護者の理解を深め、保護者同士の交流を図ること。
対象者は、 不登校や登校しぶりのある子どもの保護者。主に、小・中学生の保護者 (高校生の保護者も参加可) です。
定員は、 第1部講演会:80人程度 第2部交流会:50人程度
✩第2回の実施結果についてのご報告です。✩
(1)参加人数 第1部講演会:26人 第2部交流会:14人
(2)内容:
第1部講演会 テーマ:「経験者に聞いて みよう~不登校子ども・ 親、それぞれの思い」
(ア)東京未来大学こども心理学部教授藤後悦子氏による講演
(イ)不登校経験者からの講演(本人・保護者2名)
体験談:
(ウ)教授・経験者による対談
第2部として:
保護者交流会 グループごとの意見交換・ 情報共有
【参加者の主な意見】
・不登校経験者(当事者・保護者)からの実際の経験に基づいた話は具体的で大変参考になった。
・講師の方や経験者から話を伺えたことで、気づきがあり、少し視野が広がった気がする。
・不登校になった経緯や状況は違えど、同じ悩みを持つ人との共感=安心につながり、自分だけではなかった事に気づけて少しホッとした。
・交流会は悩みを共有でき、分かりあえる時間を過ごせて、安心できる貴重な時間だった。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
✩次回はこちら!✩
【第3回の開催について】
【第3回】 実施日時: 令和8年1月18日(日) 13時30分~ 16時30分 会場: こども支援センターげんき5階
(1)内容 ア第1部講演会
(ア)テーマ:多様な子どもへ の理解と家庭でできるサポート~支援の現場から考える~
(イ)講師:渡邊雄大氏 (NPO法人カタリバ)
第2部不登校経験者による体験談
第3部保護者交流会: 「しゃべるばタイム」
開催方法: 当日の企画・運営について、NPO法人カタリバに業務委 託して実施します。
各学校を通じ保護者に周知、あだち広報12月10日号、区ホームページ、区LINE 、SNSで周知
C4th Home&School に登録している全ての保護者に配信
③スクールソーシャルワーカーの家庭訪問時やスクールカウンセラーの学校での相談時に対象保護者に個別案内





