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予算特別委員会の内容②【がん患者・がん体験者・家族支援の構築に向けて】

がん患者、がん体験者は、病院を離れてからが本当の闘いです。

治療が終わっても、後遺症や副作用を我慢して生活する人や再発の不安、死への考え方など精神的な苦痛にも一人で抱えている人は少なくありません。いつも体の不調を抱えていなければならないことは、大変苦しいことでもあります。

 

今までのがん医療の考え方では、がんを治すということに関心が向けられていました。しかし、その後、どのように生活をしていくのかという療養生活の質もがんを治すことと同じように大切です。検診や治療と並んで大変なのは、がんを患ってから「いかに生きるか」「いかに支えていくか」です。医療のみならず日々の暮らしの中で、その後の人生を豊かに過ごし、がん患者、がん体験者、そしてそのご家族が必要と考える支援が必要です。

 

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。*****

 

【がん患者・がん体験者・家族支援の構築に向けて】

◆長谷川たかこ 委員

がん検診受診率は諸外国に比べて、日本における緩和ケアの浸透は不十分、がん患者及びその家族への支援相談の充実が必要であるとの指摘があります。

 

先進的な取り組みをしている港区では、港区立がん在宅緩和ケア支援センター「ういケアみなと」を開設し、相談や講習のほか、思い思いの時間を過ごすための交流スペースがあります。相談室では、看護師や医療ソーシャルワーカーが、日々の療養生活の中で困っていることなどの相談を受けており、講習室やキッチンなどを利用して、専門のスタッフによる栄養相談やメニューの提案、リハビリテーションの支援のほか、外見の変化に対するアピアランス支援なども企画しています。がん患者、体験者、そのご家族、支援者などが気軽に交流できる場の提供などが盛り込まれています。

 

【問】足立区においは、4月21日江北地区に「すこやかプラザ あだち」が開設予定です。施設のコンセプトは「もしも」に備えた医療・介護・健康の拠点です。この「すこやかプラザ あだち」で、がん患者、がん体験者、そのご家族が住みなれた地域で質の高い生活を送ることができるよう、がんと分かった時点から治療と並行して、身体的・精神的・社会的問題・スピリチュアルな問題など、辛さや症状を緩和することで生活の質を改善するアプローチを行う取組みを是非とも行って頂きたいと思います。「すこやかプラザ あだち」に緩和ケアセンターを設置して頂きたいと強く要望致します。区の見解を求めます。

 

◎衛生管理課長 

まずは、すこやかプラザ あだちオープン後、働きながら治療していたり、予後の経過観察をしている方に御意見を伺いながら、例えば10月のピンクリボンの講演会などに御意見を取り入れられるよう進めていく予定でおります。
 また、緩和ケアセンターにつきましては、このような方々と意見交換を通じまして、区にどのようなものが必要か研究してまいりたいと考えております。

 

◆長谷川たかこ 委員  

よろしくお願いいたします。

【問】さらには、各種医療機関、企業、団体とも連携をして、月1回、東京女子医科大学附属足立医療センターより講師を派遣してもらい講演会を開催したり、がん患者・ご家族の皆さまが集い、語り合える場を設けて、新たな新規支援事業を早急に構築して頂きたいと強く要望致します。区の見解を求めます。

 

◎衛生管理課長 

先ほどの答弁でもありましたが、まずは10月のピンクリボンあだち等で患者の皆様の御意見や女子医大との協力を図りながら、場の設置や支援事業は可否も含めて検討させていただきたいと考えております。

 

◆長谷川たかこ 委員  

期待しておりますので、是非お願いいたします。

がん患者、がん体験者の皆様が尊厳を維持しながら「その人らしさ、自分らしさ」を大切にして、その家族が住みなれた地域で質の高い生活が送れるよう、手厚い支援施策を早急に構築していただきたいと思います。