【足立区労働報酬審議会】
今日は朝から第2回足立区労働報酬審議会に伺いました。
議案第1号 令和7年度 公契約条例適用契約について
議案第2号 令和8年度 労働報酬下限額(案)について
「足立区公契約条例」については、公契約(区が発注する工事、製造その他の請負契約をいう)に係る区の基本方針並びに区及び公契約の相手方となるべき者(以下「受注者及び受注関係者」)の果たすべき責務を定めるとともに、公正、公平な入札・契約制度を確立し、安全かつ良質な事務、事業の執行を確保することを目的に制定され、平成26年4月1日、足立区公契約条例は施行されました。
若手の建設技能者を如何に増やしていくか、直近の課題です。また、労働審議会を通じ、熟練労働者以外の労務費調査など、普段目にしない課題も拝見しました。
足立区内の建設労働組合では、条例が施行して以降、毎月、適用現場に出向き、労働者から労働環境のヒアリング調査を行っています。
先日、私も同行しました。
そのヒアリング件数は1000件を超えています。そのヒアリング結果では、下限報酬額以上で就労している労働者は半分もいないとのこと。
実際に伺った際にも同様の結果でした。
今後、どのように足立区公契約条例の実効性を担保できるか、さらに調査・研究しながら、議会の中から是正策を探ります!!





