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【足立区行政主導ペアレント・メンター事業のさらなる展開を】

足立区ペアレント・メンターは、親支援として、行政支援では賄いきれない当事者目線の支援事業です。しかし、現在の支援では足立区全小・中学校、全児童・生徒4万5000人の子ども達や保護者に対する手の行き届く親子支援とはなっていません。
 
そこで、さらなる拡充策を検討し、展開していく必要があります。
 
通常学級に在籍する親に対する適切な支援事業となる仕組みを新たに構築する必要性があります。その為にも、新たなペアレント・メンター相談支援事業の展開と発達障がいについてのさらなる周知啓発活動を行っているところです。
2024年度よりこども支援センターげんきにおいて、足立区行政が運営を主導する足立区ペアレント・メンターが開設されました。しかし、以前と同じように同じ個所に留まっている相談事業では本当に必要としている方々の支援には行き届きません。
 
そこで、このリソースを本当に必要としている保護者に知ってもらい、活用してもらうためにも、これまで以上の周知啓発とアウトリーチ機能が重要となっていきます。そして、シンポジウムやセミナーを通じて親の家庭教育力を高めていく仕組みを構築していくことが必要です。
 
【現在進めている請願項目】
①支援を必要とする当事者保護者の目に行き届くためにも、情報発信とその提供が重要です。SNSやポスター、区の広報紙、入学前説明会での周知啓発やホーム&スクールに流す等して保護者に対する周知徹底を行い、効果を十分に意識した積極的な広報活動を展開する事。
 
②複数のアウトリーチ機能を持たせた保護者相談会を実施することを求めます。例えば、各学校や地域ごとに保護者が集まりそうな会を企画したり、入学前説明会やアリオ等の商業施設に出向いて実施することやオレンジリボンの会など、既存のイベントとタイアップさせたアウトリーチの相談会。
 
③専門家や大学連携を行い、発達障がいの子育てに関するセミナーやシンポジウムなどを区民向けに年に複数回開催し、区民の意識と子育てに関する教育力を高める意識付けを区として積極的に行うことを求めていきます。
例えば、シンポジウム3部制の中に発達障がいを盛り込み、子育てという大きな枠組みの中で講演会等を行えば、多くの保護者に聴いてもらう事が出来ます。その際には動画配信をするなどの工夫も必要。
 
④あらゆる仕掛けをしながら、最終的に家庭教育力を高めた保護者が次を担うぺアレント・メンター候補者となるよう、常に効果を意識した支援事業となるよう強く求めます。
 
※※※
 
① は現在行っているところです。
② は、29日土曜日島根小学校で13時30分~16時30分の時間で開催予定です。
③ については、今年度実施できるよう、執行機関と協議中です。
 
新規ペアレント・メンターの支援施策の構築を強く推し進めていきます!