大分の教員採用汚職事件
また、残念な事件が起きました。大分の教員採用に関わる汚職事件です。
すでに、連日のようにニュースなどで取り上げられ、事件の根深さ、広がりなども徐々に明らかになってきています。
かつては、教師は「聖職者」といわれることもありました。
子供達にとっては、勉強だけでなく、社会に出る準備、社会性を学ぶ場である学校において、教師はまさに「先生」であり、子供達に与える影響力は、とても大きなものがあります。
不正を行ったのは、ごく一部の人たちであり、その他多くの教師は、日々大変な苦労をされ、一生懸命仕事をされていると思いますが、個人の資質はもちろんのこと、組織としてそのような不正が起こせないシステムつくり、体制つくりが必要なことも事実です。
足立区でも、昨年、学力テストをめぐる教育現場の不祥事が発覚しました。
今回の大分の事件も、他人事ではなく、未来を担う大切な子供達を育てていく場として、教育現場並びに教育のあり方について、改めて考える機会にしたいと思います。