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子どもの食事を考える

 今日は、午後から、梅田地域学習センター(エル・ソフィア)で行われた、子どもの食事について考える講演会に参加をしました。
 講師は、学校給食と子どもの健康を考える会 代表の幕内秀夫さんです。

 幕内さんは、「粗食のすすめ」などの著者であり、管理栄養士の立場からコメンテーターとして活動されています。
 講演では、日本のお米を中心とした日本の伝統的な食事が減少し、パンや油を多く用いた欧米的な食事スタイルに変化していることについて、独自の議論を展開されていました。


 最近、「食育」という言葉がよく使われます。
 食を通して、文化や伝統、ものの大切さ、健康、マナーなどを考え、身に付けていくことは、いわば当たり前のことです。
 このような言葉が多用されること自体、違和感があると同時に、それが行われない環境に変化して行っていることの表れかも知れません。


 私の考えでは、あまり「食育」という言葉に振り回されることなく、子たちとの食事を通じで、楽しく、時には厳しく、いろいろな知識や経験を身につけられるようにすることが大切だと思います。

 栄養ばかりを重視するだけの食事、マナーを身につけるだけの食事・・・そんな食事では楽しくありません。
 やはり食事の基本は「楽しく、お腹も心も満たすこと!」だと思いませんか?