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足立区・消防署 総合水防演習

 今朝、荒川の河川敷で水防演習がありました。
 台風などの水災による被害の軽減を図るために、水防管理団体と連携し、実践的な技術を練習し、万全を図るものです。
 この日は、演習として、台風接近による集中豪雨による地下施設への浸水危険が増大したという想定で行われ、また、河川の氾濫により、中州に取り残された 住民や流された人への水難救助活動が行われました。

 災害に備えた日頃からの演習は、本当に大切なものです。

 ここ最近、世界各地で痛ましい自然災害が起きています。
 ミャンマーを襲った大型サイクロンによる被害は、行方不明者が22万人、死者は最悪で約10万2000人となる可能性があるとの推計が発表されていま す。
 また、中国四川省で12日に起きた大地震では、死者が1万4463人、生き埋め、行方不明者は2万7千人を超えるとの報道がされており、救助作業は今も 続けられています。

 先日の予算特別委員会でも、足立区の「相互防災協定」について質問をいたしましたが(詳しくは4 月7日の記事参照)、実際に災害に見舞われた時の、区としての取り組みをしっかりとしたものにしていかなくてはいけないと、今回の世界各地で起き ている自然災害をみて、痛感しました。

 区として、ある程度の災害の規模を予測したシミュレーションに基づいた応援のケースをいくつか事前に決めておくこと、そして消防団の方々を中心とした日 頃からの演習の積み重ねが、いざという時に本当に役立つものであると思います。
 今後も、足立区の危機管理・防災体制については、さらに勉強や議論を重ねていきたいと思います。


 最後になりましたが、災害でお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
 また、救助を待っている方の一刻も早い救出と、お怪我をされた方の回復、被災地の復興を心よりお祈りいたします。
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防災服での近藤区長の挨拶です。