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COLOR SESSION 2008

 今日は、東京ビッグサイトで本日から始まった「カラーセッション2008」に行ってきました。
 これは、財団法人 日本ファッション協会が主催する、業界の垣根を越えたカラーデザインにまつわる総合イベントです。カラーデザインに関わるさまざまな 企業・団体などが参加し、展示やセミナーなどが行われていました。
 昨年に第1回が開かれ、3日間の開催期間中に、1万2千人以上の方が来場されたそうです。今年は2回目の開催です。

 会場では、自動車メーカー、家電メーカー、塗料メーカーなどから、カラーデザインに関わる業界団体、学会など、多く団体が参加され、会場もとても広く、 全てをじっくりみることは出来ませんでした。


 その中で、私が注目したのが、やはりCUD(カラーユニバーサルデザイン)のパビリオンです。
 こちらでは、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構をはじめ、約10団体が、CUDに関する取り組みや、CUDを導入した自社の製品などの展示、紹 介を行っていました。

 私は、代表質問でこの色覚問題(CUD)を取り上げる前に、資料の収集を行い、実際のCUDの取り組みに関する調査などをしてきました。
 また、その後も、自治体や企業など、CUDの取り組みをしている団体の視察なども行っています。
 今回の展示会では、そのような資料の中で、何度も目にしたことのある企業や団体の取り組み状況や製品などを、実際に見ることが出来、また担当の方から直 接お話をきくことが出来ました。


 以前、ホームページでもご紹介し、また代表質問でも触れましたが、色覚障害の方の見え方が体験できるメガネというものがあります。
 代表質問の前に、私も実際にそのメガネをお借りし(多少、高価なものなので、購入は出来ませんでした。。。)、区役所の中や、足立区内の人の多く利用す る施設、道路などを歩いてみました。
 色覚障害のある方から、見え方について、何度か言葉では説明を受けていたのですが、はやり実際にそのメガネをかけて、初めてどのような感覚かを体験する ことが出来、さまざまな不便さの一端を理解できたと思っています。

 今回、CUDパビリオンには、そのメガネを製作している企業も出展されており、実際に開発に携わった研究者の一人である宮澤 佳苗さん(博士)ともお話することが出来ました。
 お忙しいところ、長時間にわたり丁寧な説明と開発に関するお話し等、非常に勉強になるお話しをお聞きすることができました。

 一言でカラーデザインといっても、実に広い分野であり、私たちの生活のほぼ全てのことに関わってきます。
 その中でいかにCUDを導入したものを取り入れていけるか。今日、見てきたもの、聞いたお話しを、今後の足立区での取り組みに生かしていきたいと思いま す。


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COLOR SESSION 2008
 期間: 4月10日(木)〜12日(土)
     10:00〜18:00(ただし最終日は16:30まで)
 場所: 東京ビッグサイト(西1ホール・アトリウム)
 入場: 無料(登録制)
 主催: 財団法人 日本ファッション協会
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会場は、東京ビッグサイトです。

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CUDを取り入れている製品の一部。左から、チョーク、レーザーポインター、テレビのリモコンです。

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色覚障害の方の見え方が体験できるメガネの開発者の一人である宮澤 佳苗さん(博士)です。

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開発の話しなど、貴重なお話しをきくことが出来ました。