「新撰組」 140周年シンポジウム
3月13日(木)
18時より、綾瀬プルミエで新撰組の140周年シンポジウムが開催されました。
講師は綾瀬では有名な「うな万」(鰻屋さん)増田さんです。
増田さんは、お店の近くに新撰組が駐屯していたことに興味を持ち、独自に資料などを分析し、本を出版されている他、さまざまなところで講演、執筆活動を 行っています。
内容が面白くて、増田さん説が盛り込まれた内容にしばし、くぎ付けでした(笑)。
ちょうど今から140年前、慶応4年3月13日に近藤勇ら49名の新撰組の隊士が五兵衛新田にある金子邸(現在の綾瀬4丁目)に現われ、19日間駐屯し たと記録にあります。
その後も隊士が増え、4月1日には227名にまで膨れあがりました。
(近藤勇が子供たちに菓子を配った。土方さんは綾瀬川で釣りを楽しんでいた。などいろいろ噂はあるようです)
講演では、新撰組の綾瀬駐屯についての様々な謎とされていることについて、増田さんが独自で調査し、資料に基づき結論を導き出したことを中心に、約2時 間にわたり、お話しをされました。(増田さんいわく、新撰組を語りだしたら、2泊3日でも足りないそうです。。。)
増田さん説:新撰組、3つの謎!
1.五兵衛新田屯集の謎
2.流山での戦闘の謎
3.近藤勇捕縛出頭の謎
興味のある方は、ぜひ調べてみてください。
綾瀬に駐屯後、4月1日には綾瀬から流山に移動したのではないかと推測され、4月3日に近藤勇は流山で官軍に包囲され、出頭。4月25日に斬首となって います。享年35です。まだまだ、若いですよね。。。
余談ですが、綾瀬の村ができたのは、いつか皆さんご存知ですか?1889年5月1日だそうです。綾瀬村が誕生して来年5月で120年。
綾瀬の地に屯集していた新撰組については、郷土の歴史財産として、語り継がれていくべきものだと思います。
新撰組が綾瀬に駐屯していたことを知らない人はたくさんいます。足立区民の皆さんが、この綾瀬での新撰組駐屯の歴史を大切に守り、語り継いでいくこと で、多くの新撰組ファンを中心に、全国に足立区を発信していければと思います。