代表質問の内容③【Webマップの活用について】
引き続き、代表質問の内容をご紹介します。
今日のテーマは「Webマップの活用について」です。
現在、様々な自治体では、ホームページの電子地図でAEDのある場所や避難所の位置情報、洪水・土砂・津波などのハザードマップや公共施設、公共交通、観光や史跡名所や市道情報などのメニューを充実させ、公開しています。
足立区では、地図情報等は区のホームページ内に「防災」や「足立区の魅力BOX」に掲載をしていますが、すべての地図情報が一目で観れる手法にはなっていません。そこで、ありとあらゆるマップを集約し、区のホームページ上に一目でわかりやすいところに表示し、区民が利用しやすく、わかりやすいマップを作成するよう提案をしました。
縦割り行政ではなく、部署間で情報の共有を行い、総合的な観点での政策決定、政策の実現をして頂きたいと思います。
以下、代表質問の内容と、その答弁です。
*****以下、議事録の抜粋(要旨)*****
<長谷川たかこ>
Webマップの有効活用について、質問、提案をいたします。
現在、様々な自治体でWebマップの活用が進んでいます。これはインターネットを通じて公共施設情報や観光・医療・防災・犯罪などの情報を見ることができるシステムです。
福井県坂井市など一部の自治体では、オープンデーター、国土地理院などの既存のものを活用し、自治体のホームページで様々なWebマップの情報公開をしています。
1.国土地理院を活用したインターネット経由で共有できる電子地図システムを構築して頂きたいと思いますが、如何でしょうか。
【政策経営部長答弁】
電子地図システムの構築についてのご質問にお答えいたします。
電子地図システムについては、すでに庁内で統合型GISを都市計画や道路などで活用しているところです。今後、平成27年1月に統合型GIS上の地図をインターネット上で、区民向けに公開できるよう準備を進めています。
<長谷川たかこ>
足立区では、いろいろな部署で様々な足立区のマップが作成されています。歴史マップ、防災マップや医療介護福祉に関するマップ、公園お出かけマップや銭湯マップなど種々様々なマップがあります。また、地域では子どもを見守り、安全な街を作るという観点から、地域安全マップが作成されており、各小学校では、通学路安全マップがあります。
2.足立区や自治会・各学校などで作成している、ありとあらゆるマップを集約し、区のホームページ上に一目でわかりやすいところに表示をし、カテゴリーごとに掲載をし、区民が利用しやすく、わかりやすいWebマップを作成して頂きたいと思いますが如何でしょうか。
【政策経営部長答弁】
Webマップの作成についてお答えします。
これまで区で作成している様々なマップについては、区ホームページ内の「足立の魅力ボックス」や「防災」のページに掲載し、利用者の利便性の向上を図ってきたところです。一方、現在、町会・自治会や学校などで作成しているマップは、個人情報や基になっている地図の版権があることから、一括して公表するのは問題があると考えております。今後、GISの公開に合わせて、掲載するマップを整理し、表示先やカテゴリー分類に関して検討してまいります。