予算特別委員会の内容⑧(3月11日)【足立区の広報の仕方について】
今日は、3月11日の予算特別委員会の内容「足立区の広報の仕方について」ご紹介をさせて頂きます。
この間の代表質問でも述べましたが、今後、区として足立区の良さをさらにPRし、より多くの人に足立区に関心と興味を持ってもらい、さらに担税力ある世代の流入を促すしかけを作っていくことが重要だと考えています。
ここ数年、足立区では、西新井や新田などの都市開発により、若い担税力のある世代の流入が見込まれました。さらに、そのような若い人たちを呼び込むためにも、区外にもっと積極的に足立区を魅力的に伝える手法が必要だと思います。今回リニューアルオープンしたギャラクシティの広報の仕方やスカイツリーを利用したコラボの仕方など、足立区の良さ、魅力を伝える仕掛けづくりのネタは足立区にはたくさんあります。
また、利用者である区民目線の編集を行うことも重要ですが、区民から「まさにこのことが知りたかった」と言ってもらえるような成果物を作成するなど、常に区民ニーズに合った発信を心掛けて頂きたいと思っています。
また、今年の1月から北千住の荒川河川敷沿いにある学びピアの上に、NHKのテレビカメラが置かれました。首都圏のお天気予報等のときにスカイツリー側を撮っている映像が流れているそうです。
これは、足立区のよさを全国的に発信する絶好のチャンスだと思います!
従って、 NHKから放送される際には、足立区から中継という文言をぜひとも入れていただくよう交渉していただきたいと要望しました。
今後も、足立区のよさを全国に発信する体制をさらに強化していきたいと思います。
*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。*****
<長谷川たかこ委員>
次に、足立区の広報の仕方についてご質問をさせていただきたいと思います。
足立区として、PRを模索しながらより多くの人に足立区に関心を持ってもらい、興味を持ってもらうかが重要です。足立区のよさをいかに情報発信していくか、多くの人の心をつかむためには、ちょっとした仕掛けが必要です。
子ども達が集う施設として、ギャラクシティが4月1日よりリニューアルオープンとなります。ギャラクシティは、カラーユニバーサルデザインが導入された施設として全国的にモデル施設ともなり得るものです。また、足立区版こどもの城と位置づけて、今後ギャラクシティを足立区の目玉として全国規模を視野にした足立区のPRをぜひ手がけていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
<政策経営部長>
本日、シティプロモーション課長が出席しておりませんので、私の方から答弁させていただきます。今、委員のおっしゃったように、ギャラクシティにつきましては、この3月10日号の広報紙でも特集をさせていただいておりますけれども、区民の方はもとより、区外の方にもたくさんの方においでいただいて、足立区の一つのシンボル的な施設として区外にも発信をしていきたいと思っております。
特に、その検討の中では、青山のこどもの城に来るようなお客様をぜひ足立区に持ってこられないかということも含めて、内容コンテンツも検討しておりますので、積極的にPRを今年度以降、進めていきたいと思っています。
<長谷川たかこ委員>
ギャラクシティを目玉として売ることは、必ず私は成功すると考えております。
例えばギャラクシティを中心とした区としての売り込みという部分で考えると、スカイツリーもコラボしながら、冊子や地図などを有名な漫画家に手がけていただくなど、皆様が手に取っていただける成果物というものつくってみてはいかがでしょうか。
<政策経営部長>
いま漫画家を使う等も含めて、今後ギャラクシティをどのように区内、区外に発信していったらいいのかということについては、シティプロモーション課も深くかかわらせていただいて発信をしていきたいと考えております。
<長谷川たかこ委員>
その中で、現在、シティプロモーション課は民間で雑誌編集をされていた方が採用されたということで、いろいろとお話もさせていただきました。とても能力の高い方で、足立区の広報紙が見違えるほどに変わったと感じております。ぜひ民間の手法を活用して、さらなる足立区のイメージアップを図っていただきたいと思っております。
そしてまた、いままで起用した足立区出身の芸能人の方々にも、再度またお声かけをして協力をしてもらい、区のPRを全力でしていただくことや、民間にも働きかけて、雑誌などの媒体で足立区を特集していただくなど、さまざまな角度から区のPRの仕方を検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
<政策経営部長>
芸能人も含めて、足立区にゆかりのある有名人の方を一緒に発信にご協力いただくということについては、非常に効果的だと考えております。特に今年の成人式については、金八先生で有名な武田鉄也さんにビデオメッセージをいただいたり、それからボクシングの金メダリストの村田選手にビデオメッセージをいただいたりということで、それぞれのイベントに適切な旬の有名人の方をぜひ一緒に発信にかかわっていただければと考えています。
<長谷川たかこ委員>
そういう方々を起用することは、足立区の話題性を高めるということに大変寄与いたします。積極的なご検討をぜひ進めていただきたいと思います。
また、スカイツリーの点らからご質問させていただきます。
足立区の景色でわかりやすいところを公募して、ビューポイントなどをつくって、マップに落とし、それらのものを足立区の売りとして外国人向けに発行してはいかがでしょうか。
既存のマップを外国人向けの観光案内マップとして集約をしていただいてもよいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
<産業政策課長>
観光交流課長にかわりまして、私の方からお答えいたします。
スカイツリーの足立から見たビューポイントということでございますが、観光写真コンクール、これ観光交流協会が実施しておりますが、その中でそういうような写真も出てきております。これにつきましては、シテイプロモーション課とも連携して相談しながら、どのような扱いをするかということを考えてまいりたいと思います。
また、外国人向けの観光案内マップについてですが、現在のところは特に外国人に絞ったものというのは予定してございませんというふうに聞いております。
<長谷川たかこ委員>
ぜひこれから外国人向けにも発行していただきたいと思いますが、いかがですか。
<政策経営部長>
ここは新宿とか秋葉原とか、上野、浅草といった観光地ではない状況でございますので、正直言って、外国の方が足立区の方に来て観光したい、どこかという問い合わせが、観光交流課に来た事例というのが余りないのが実態でございます。その外国人向けの表記というか、日本語のパンフレットをつくる中で、いろいろ工夫していきたいとは思っていますが、外国人に特化したものは現在のところは考えていないと、こういう答弁だというふうに考えております。
<長谷川たかこ委員>
今後の動向を見ながら、例えば足立区にあるビジネスホテルとかにそういうものを置いてみたり、そのような仕掛けをしてみるのもいいのではないかと思います。スカイツリーがあり、またギャラクシテイもありですが、ギャラクシテイにどれだけ外国人の方が来られるかは未知数ですけれども、そのような動向を見ながら、将来的に検討していただければと思います。
現在、スカイツリーが開業してから、6区合同のガイドマップが墨田区に置いてありますが、このガイドマップ、足立区の区政情報室で販売されていますが、販売状況、年々思わしくないというお話を聞いています。その原因は、人目につかないところに置いてあることだと思っておりますが、これを例えば区民事務所などもっと人の目につくところに置いてPRすべきと考えますが、いかがでしょうか。
<産業政策課長>
スカイツリーが開業して、台東、墨田、江東、足立、葛飾、江戸川の6区で共同して発行いたしましたこの「おさんぽ案内帖」のことかと思います。制作は墨田区観光協会でございまして、やはり墨田区さんのものがメーンで入ってあるということから、ほかの6区はそれぞれ何力所かに置いてあるというところでございます。
区民事務所にというご提案でございますが、設置場所につきましては、実は観光交流課ほかのマップなどたくさんつくってございますことから、区民事務所などにもいろいろお願いしているところでございます。あえてこれを置くというのはかなり無理があるのかなということが本当のところでございます。
<長谷川たかこ委員>
今後、区民事務所でなくてもいいんですが、もっと積極的な売り込みというものを検討していただければと思います。
マップ関連でもう一つご提案をさせていただきます。
いろいろな部署で現在、様々な足立区のマップが作成されています。せっかく各部署で丹精込めてつくったマップも、ただホームページ上に載せているだけではユーザーの目にはとまりません。そこで、今後、いろいろな部署が出しているマップ、例えば公園かの「花と緑のまち歩きマップ」とか、「公園おでかけマップ」、それから観光交流課の「お散策マップ」や「銭湯マップ」とか、ありとあらゆるマップを区のホームページ上に一目でわかりやすいところに表示をして、利用しやすくできないでしょうか。
<報道広報課長>
現在、ホームページ上に区の刊行物というところでなるべくまとめるようにしております。私も、中身をもう少し精査しまして、わかりやすくしてまいりたいと思います。
観光のマップとかおでかけマップ、公園のおでかけマップなどは、駅、区内外含めまして30ヵ所に置かせていただきまして、かなりの売れ行きというか、配布しているところでございます。
<長谷川たかこ委員>
手に取っていただくというのはすごく効果的な手法だと思います。あと、ネットを通じて若い世代の人たちはそういうところで情報を見るということがとても多いので、マップというところを表示すれば、クリックしてボタンを押せば、すぐにそのマップが出てくるような仕組みをつくっていただければと思います。
現在、北千住の学びピアの屋上にNHKの天気カメラが設置されたとお聞きしました。
足立区のよさを全国的に発信する絶好のチャンスだと思います。 NHKから放送される際には、足立区から中継という文言をぜひとも入れていただくよう交渉していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
<政策経営部長>
実はこの1月の末から、学びピアの上にNHKのテレビカメラが置かれて、首都圏のお天気予報等のときにスカイツリー側を撮っている映像が流れているということは確認しております。ついては、報道担当の方から、向こうのデイレククーにぜひ足立区の学びピアからとか、足立区千住からというようなテロップを入れてくれないかとお願いしましたら、NHK側は、実はそういうカメラがたくさん各自治体にあって、各自治体から同じような要望をいただいておるけれども、一つもまだ実施していないので、足立区だけは特別扱い無理だというようなお話をいただきました。ただ、再度私の方から、以前いろいろお世話になった記者の方に、ぜひもう一度検討していただきたいということでお話をしているところでございます。
<長谷川たかこ委員>
そういうときに、ぜひ近藤区長がNHKにお声がけをするとツルの一声で実現するのではないかと思ってみたりするのですが、いろいろな方法でご検討お願いしたいと思います。
小さなことの積み重ねになりますが、それを積み重ねていくことで、大きな成果を生むと私は信じています。今後の足立区全体のイメージアップにつながるコンテンツを作成していただいて、足立区のよさを全国に発信する体制をさらに強化していただきたいと思います。