文教委員会(成果報告)「区の施設の更新」について
今日は午後から文教委員会が行われました。
今回、学校教育部より「足立区立小・中学校の適正規模・適正配置の進捗状況および足立区立小・中学校の施設更新計画の策定について」のご報告がありました。
昨年の6月議会の代表質問で、私は区民の皆さんの関心の高い、学校施設の建て替え・改修スケジュールについて提案をしました。
現在、各学校間の修繕の要望をよく耳にし、その度に私も調査後に担当部署にお話しをしています。場所によっては多額の費用がかかり、50年以上経っている校舎等については、修繕ではなく建て替えを行うので、それを待ってほしいとの回答です。
これを受け、昨年の議会で、私は老朽化やその建て替えについては、安全面や子ども達の教育環境にも大きく関わることなので、できるだけ早期に計画を立案し区民の皆様に公表して頂くよう、提案をしました。
(詳しくは、昨年の6月議会代表質問の内容の記事をご覧ください。2012年7月20日「区の施設の更新」について)
担当部署より、すぐに示すことは難しいとのお話もありましたが、今回、施設更新計画を策定していただきました。
現在、昭和30年代に建築された学校施設は23校あり(小学校14校・中学校9校)、その内、施設更新計画が具体化している学校は5校、中学校では3校となっています。他の学校については、状況に応じた適切な保全工事を組み合わせながら、学校施設の更新計画を進めていくそうです。
建て替えを行う学校関係者に対しての説明の時期については、各学校関係者や保護者にとっては大変気になるところです。
この点も踏まえ、早急に各学校関係者に、「足立区立小・中学校の適正規模・適正配置の進捗状況および足立区立小・中学校の施設更新計画の策定について」の報告資料を提示するよう委員会で求めたところ、2月の各小中学校の校長会で配布をしていただけることになりました。
今後は、策定した施設更新計画に基づき、学校及び関係者への説明を丁寧に行い理解を求めていくことが重要です。今後も引き続き、現場で働く先生方の声もしっかりと議会に届けていきたいと思います。