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代表質問の内容⑧ 子ども達の未来ためにPart1(ワクチン助成、土曜日授業)

 内容ごとに分けてご紹介しています代表質問の内容ですが、今回は「子ども達のための政策」について行った部分のご報告をします。
 子ども政策については、いくつか質問させていただきましたので、3回に分けてご紹介します。

   Part1の内容は、
 (1)ワクチンの助成について
 (2)公立小中学校の土曜日授業について
です。


 初めに、ワクチンの助成についてです。
 2009年に子宮頸がんワクチンの認証を受けて、杉並区などいくつかの自治体で、子宮頸がんワクチンの接種に対する助成事業が始まっています。

 子宮頸がんにはさまざまな要因があり、また原因ウィルスである「ヒトパリローマウィルス」は100種類以上あると言われています(このうち子宮頸がんの発生に関与しているものは15種類程度)。

 日本では、現在、年間1万人以上の方が新たに子宮頸がんにかかり、3500人以上の方が子宮頸がんで亡くなっていると推定されているそうです。
 このワクチン接種で子宮頸がんの発生を70%減少させることができるとも言われています。(社団法人 日本産科婦人科学会資料より)

 世界の100以上の国でワクチン接種が開始されており、先進国30カ国以上で公的な支援が始まっています。
 足立区でも、子宮頸がんでお亡くなりになる方を一人でも減らせるよう、高額になる接種費用の助成制度の創設を求めました。


 また細菌性髄膜炎の予防のため、今年の4月より乳幼児に対するヒブワクチンの接種が始まっていますが、同じく予防の効果がある小児用・大人用肺炎球菌などの助成も提案いたしました。
 さらに、昨年猛威を振るった(新型)インフルエンザの予防接種の推進なども求めました。

 病気に対しては、対処用法だけでなく、「予防」の観点が重要です。
 これは、病気にかかることによる体への負担軽減、重症化のリスク軽減はもちろんのこと、結果的に医療費の抑制につながります。



 次に、公立小中学校の土曜日授業についてです。

 土曜日の授業については、小学校では個別指導の充実を目的とし、中学校では新学習指導要領の移行に伴う授業時数の増加に対応することを目的とし、導入が検討されています。

 私からは、クラブ活動や区内の行事に影響が出ないよう、区内の学校で土曜日授業の日を統一することを提案しました。

 また、クラブ活動などでは、足立区外の学校との交流(試合)なども十分に考えられます。
 そんなときに、他の自治体の土曜日授業の日が違うと、不都合が生じてきます。
 そこで、できれば東京都全体での統一を、足立区としても働きかけをするよう提案しました。

(その後の委員会で、平成23年度から小中学校全体で年間10回程度、各月第2土曜日を原則として土曜日授業が実施する予定との報告がありました。実施回数は月1回程度(3月、8月を除く)行われます。)




*****以下、代表質問の要旨(抜粋)です。*****
【長谷川】
 次に、子ども達の健康を守るという観点からご質問いたします。
 2009年に認証された子宮頸がんのワクチンの接種への取り組みが、さまざまな方面で進んでいます。
 区によって若干の対象年齢の違いがありますが、杉並区では中学1年生、江戸川区・中央区では、中学1年生~3年生の女子を対象として、区が全額補助し、ワクチンの接種をすすめています。

 先日、示されました厚生労働省の概算要求でも、来年度の国の施策として子宮頸がんのワクチン接種への助成が盛り込まれました。


【問】
 まだ概算要求の段階ではありますが、実現を前提に、足立区でもぜひともこの制度を利用し、子宮頸がんのワクチン接種を区としても積極的にすすめてはいかがでしょうか?
 区のお考えをお聞きします。

【問】
 ワクチン接種を希望する区民の費用負担を最大限に軽減するためにも、足立区独自の助成制度を検討していただきたいと思いますが如何でしょうか?

【問】
 また細菌性髄膜炎の予防のため、今年の4月より乳幼児に対するヒブワクチンの接種が始まっていますが、同じく予防の効果がある小児用・大人用肺炎球菌などの助成も併せてお願いしたいと思いますが如何でしょうか。


【問】
 次に、昨年社会的な問題となった新型インフルエンザに対して、ワクチンの入手や予防接種の推進、助成等、区としてどのように取り組むつもりなのかお伺いします。
 昨年の新型インフルエンザは、弱毒性でありましたが、同じような感染力を持つ強毒性のインフルエンザがいつ流行するとも限りません。

【問】
 昨年のパニックの教訓を生かした、最悪の事態を想定した、区の対応についてお伺いします。



【長谷川】
 次に、子ども達の育ち、学びについて、ご質問をさせていただきます。


 初めに東京都で提唱されている土曜日授業についてです。
 平成14年より、公立学校で完全週休2日制が導入されました。
 その後、子ども達の学力の低下や平日の授業の過密化などの問題から、足立区でも土曜日授業を活用するというお話でした。

 その中で、東京都では毎月、どの週の土曜日を休みにするかは都として固定をせず、各学校、地域の判断にまかせるという方針のようです。
 しかし、区内において、土曜日授業の日が各学校ばらばらだと、地域の行事や交流試合などのクラブ活動などに支障をきたすことが考えられます。


【問】
 土曜日授業を行う際には、少なくとも足立区内の小中学校においては、毎月第何土曜日というように統一すべきだと考えますがいかがでしょうか。

【問】
 また、同じ理由で足立区としても、都にもぜひ土曜日授業の日を統一することを提案していっては如何でしょうか?区の見解をお伺いします。




 +++以下、答弁です。+++

<衛生部長>
 私からは、衛生行政についてお答えいたします。
 子宮頚がんワクチンの接種率の向上を図るためには、接種費用の負担軽減は有効であると考えております。
 厚生労働省の平成23年度予算要求において、助成事業が計上された状況等を踏まえ、区の助成制度の実現に向けて検討して参ります。

 次に、肺炎球菌ワクチンにつきましては、小児用は髄膜炎の予防に、高齢者用は肺炎予防に有効であると認識しております。
 肺炎球菌ワクチン接種費用の助成につきましては、今後も厚生労働省の予防接種部会における任意予防接種の検討状況等を注視してまいりたいと考えております。


 次に、新型インフルエンザについてお答えします。
 今シーズンの新型インフルエンザワクチンの供給は安定しており、昨年のように優先接種者を指定することなく、希望者が接種できる状況にあります。
 ワクチン接種費用の助成につきましては、昨年と同様の内容で検討しております。

 次に、区の対応についてお答えします。
 昨年の教訓を基に、新型インフルエンザ対策行動計画を見直しております。
 また、区役所の業務継続計画(BCP)も作成中であり、最悪の事態に備えた体制づくりを進めてまいります。



<教育長>
 「土曜授業の日を統一すること」につきましては、ご質問の通り「地域の行事や部活動における交流試合」などの状況を踏まえつつ、小・中学校長会と、現在検討をすすめております。

 なお、土曜日授業は、学校設置者である足立区学校管理運営規則に基づいて実施するものであり、東京都全体で統一するよう働きかけることは考えておりません。