1月20日の文教委員会の内容
今回も以前に行われました文教委員会の報告です。
いつものように、行政の担当者による連絡事項の後、質疑が行われました。
<報告事項>
(1)足立区立小・中学校の適正規模・適正配置の進捗状況について
(2)伊興小学校における集団食中毒について
(3)東京都教育委員会による「平成21年度児童・生徒の学力向上を
図るための調査」及び「平成21年度児童・生徒の学習に関する
意識調査」の実施について
(4)ウォーキング案内板の設置とウォーキング事業の実施について
生涯学習部スポーツ振興課よりウォーキング案内板の設置とウォーキング事業の実施についての報告がありました。
これは、区民が身近な場所で自主的、継続的にウォーキングができるように、3年間にわけてウォーキングを順次設定し、コース上の公園内にウォーキング案内板を設置するものです。
今年度に設置する2つのコースにおいては、「舎人公園のイベント」に合わせてウォーキングイベント(平成22年3月27日(土))を開催するとともに、平成22年度から新規事業として「ウォーキング教室」を実施します。
今回の設置場所は、鹿浜地区の江北北部緑道公園内と舎人地区の見沼代親水公園内です。
「ウォーキング」については、区民の皆さんの健康はもちろんのこと、普段の生活では通り過ぎてしまう、地域の建物や町並みに触れながら、地域の歴史を学び、また、足立区以外の方も訪れることができるようになれば、足立区をPRする観光資源にもなります。
一つの部署が、いわゆる「縦割り」によって単独ですすめるのではなく、区の関係する部署が連携をして、効果的に進めていただきたいと思います。
また、私は、以前から「歩いて楽しい足立区」ということを提唱しています。
これは、観光としてもそうですが、健康づくりでもあり、また車などの移動手段のない小さな子どもやお年寄りまで、「楽しく歩ける街」を目指しています。
そのためには、商店街をはじめ地域の皆さんのご協力は欠かせませんし、「街をコンパクト」にしていく街づくりの計画も必要です。
今後も、「足立区を訪れる人」も「足立区で暮らす人」も、「みんなが歩いて楽しい街づくり」を目指していきたいと思います。
*****以下、委員会での発言の要旨(抜粋)です*****
【長谷川】
ウォーキング事業について、観光交流課では足立の散策というものを設けていますが、例えば、その散策コースとこのウォーキング事業をタイアップさせて、楽しみながら健康維持が出来る事業に展開するなどで、より多くの方が参加できると思いますが如何でしょうか。
<スポーツ振興課長>
ご提案を含めて、今後のコースを選定させていただきたいと思います。
【長谷川】
老若男女の方々は、史跡が好きであるとか、いろいろな趣味をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、そのような方々の層をつかむというか、すでに足立区では色々な散策コースがあり、観光交流課の方でもマップというものがたくさんできています。
そちらとタイアップすることで皆さんが「歩いて楽しめる足立区」という形で、より多くの区民の方がウォーキングして回るという事業にもなっていくと思いますので、是非、宜しくお願いしたいと思います。
<生涯学習課長>
史跡めぐりといいますか、特に千住の町の中は、かなり街歩きの方がたくさんおりまして、そういったところも含めて、文化の方も私の担当でありますので、実は何件か検討しております。
ただ、ちょっと目的が違っておりまして、こちらのウォーキングの場は健康づくりということで、どちらかといいますと土手をたくさん歩いている方がたくさんいらっしゃいますが、わりと平坦なところで、しかもスピードを出しているところがありまして、街歩きのコースは、どちらかといいますと、いろいろ話を聞きながらやっていくということで、若干、性質が違います。
ただ、今、ご意見をいただいたことも含めて、何らかの形で例えば、健康を中心としたウォーキングコースと、史跡案内と例えば環境のエコのウォーキングとかいろいろありますので、もうちょっとお時間をいただきながら、一緒にバラエティーに富んだものを考えていきたいと考えております。