12月14日の子ども施策調査特別委員会の内容
今回も引き続き、いままで紹介が出来ていなかった委員会の報告です。
この日は、直前に起きた伊興小学校での食中毒事案について、区の担当者からの説明もありました。
また前回に引き続き、ギャラクシティのリニューアルについての話もありましたので、改めて区民の皆さんに親しまれる施設を目指しての質問・提案をさせていただきました。
報告事項
(1)第2期あだち次世代育成支援行動計画(平成22年度から26年度)
策定における中間報告について
(2)子育てサロン梅島の土曜開設について
(3)ギャラクシティリニューアルの基本計画(案)について
(4)足立区立東伊興小学校における集団食中毒の発生について
12月10日、足立区立伊興小学校で200名近くの児童、教員が吐き気、嘔吐、下痢の症状により欠席、早退する事態が発生しました。
保健所では、食中毒、感染症の両面から調査を行ってきましたが、12月13日には給食を原因とする食中毒と断定されました。
もっとも安全であるべき、学校でこのようなことが起こったのは、大変残念であり、再発防止に向けた取り組みをしっかりとおこなっていただきたいと思います。
*****以下、委員会での質問の内容(抜粋)です*****
【長谷川】
まず、伊興小学校の食中毒の件ですが、原因としては食材とその管理体制という部分に問題があったのかなという気もします。
詳しい状況は今後の調査ということになりますが、給食を作った後の管理の状況がどのようであったか、是非きちんと調べていただきたいと思います。
それから、保護者や通っている児童・生徒さん達に対しては、きちんとしたケアとご説明というのも必要だと思いますので、それを徹底していただきたいと思いますが、如何でしょうか。
<生活衛生課長>
先ず、調査の方でございますが、調理工程、そのような細かい部分から含めて私どもは調査をして参りますので、当然作られたものがどのように保管されて教室に運ばれたか、そういった部分も含めて私どもは調査をさせていただきます。
それから、ケアについてですが、これは直接に竹の塚保健総合センターの方で対応する形になりますが、すでに今日もセンターと学校の方でいろいろと話をするとか、そのような部分についての調整も今日すでに午前中から行われておりますので、その辺はきちんとされていくだろうと考えております。
【長谷川】宜しくお願い致します。
【長谷川】
次にギャラクシティリニューアルについてお聞きしたいのですが、このギャラクシティに関しては、今後、施設名は変更などございますでしょうか。
<青少年センター所長>
施設名の変更も視野に入れて検討を進めております。最終的には、まだこれから検討することになります。
【長谷川】
そこで提案をさせていただきたいと思いますが、今後、施設名がもし変更されるとすれば、広く区民に愛されるような施設であってほしいと思いますので、施設名を「区民公募」という形でしてみたら如何でしょうか。
それとともに、例えば、せっかくこのようなお子さん達が遊べる施設なので、お子さん方にも広くイメージキャラクターを募集するということで、例えば各小中学校に施設名とイメージキャラクターを合わせて、今後募集するという働きかけをしていかれると、本当に長く愛されるような施設として生きていくのではないかと思いますが、如何でしょうか。
<青少年センター所長>
施設名ですね。今現在、愛称がギャラクシティということで、長年こちらの方も愛されてきたのかなという意向も既にあります。
それとせっかくリニューアルするのだから、リニューアルをしたということがはっきりとわかるように愛称も変えた方がいいんじゃないか、そのような意見もありますので、その辺も含めて今後、検討していきたいと考えております。
あと、イメージキャラクターについては、愛着を持たれてリピーターを増やすという風に考えていますので、そういったことについても今後、検討していきたいと思っております。
【長谷川】
杉並区には、イメージキャラクターとして「なみすけ」というのがあります。
子どもたちとよく杉並区に遊びに行きますが、「なみすけ」が爆発的に皆さんに愛されていました。
アニメのイベントに行ったときにも、なみすけのキャラクターがでてきたら、大人から子供までものすごく喜んで、写真撮影に長蛇の列になっていました。
杉並区の取り組みとして、お弁当のおかずになみすけのキャラクターを入れてみたりイベントをやってみたりなど、力を入れている事実がありますが、区民公募として、施設名とイメージキャラクターを合体させたような形で公募をされるといいのではと思いますが、区民公募という部分では如何でしょうか。
<青少年センター所長>
実際の方法も合わせて検討はしていきたいと思っております。
今、言われたような子どもたちが長蛇の列を作るとか、そういった施設運営というのはいいことだと思っておりますので、出来るだけそういったことに近づけるようにやっていきたいと思います。
【長谷川】
よろしくお願いいたします。