平成20年 第4回定例会 開会
今日から、区議会の定例会が始まりました。
会期は、12月17日までの15日間です。
今、定例会では、総額およそ70億円の補正予算の審議も行われます。
補正予算の中には、最近の景気の悪化に対応するための「中小企業対策費」も盛り込まれています。
会議の冒頭に区長からの所信表明がありました。
その中で、ペットボトルのキャップを分別回収し、ワクチンに変えるという運動に参加する取り組みを始め、全区的に広げていくという話しがありました。
4月からサーマルリサイクルを始めた足立区は、ペットボトルのキャップは燃えるごみとして回収、焼却処分していました。
私は、廃プラスチックの分別・リサイクルを訴えていましたが、一括回収・焼却処分がスタートしてしまった以上、全てのプラスチックを直ちに分別回収することは現実的でないため、「ペットボトルのキャップやシャンプーのボトル」など、わかりやすい品目からの分別回収を提案してきました。
行政からは、前向きな答弁はいただいていたのですが、今回、ペットボトルのキャップを資源として回収する取り組みが始まったことは大変うれしいことです。
しかも、ただのゴミとして燃やせばCO2を発生させるだけだったペットボトルのキャップが、資源として分別回収することにより、世界で苦しむ子供たちのワクチンへと変わるわけです。
まさに、「混ぜればゴミ、分ければ資源」です。
「小さなことからでも、出来ることから始める。」
この積み重ねが、足立区を素敵な区に変えていけると信じています。