足立区まちづくり公社 評議委員会
足立区まちづくり評議委員会が開催されました。
議題は、平成19年度財団法人足立区まちづくり公社事業報告及び収支決算についてです。
まちづくり公社の主な事業内容としては、まちづくり育成事業、テレビ電波受信障害解消支援事業、施設の保全事業があります。
街づくり育成事業として、
1.住民による街づくり組織育成等への援助事業
2.民地による快適環境整備への援助事業
3.プチテラス(小さな憩いの庭)の設置事業
4.まちづくり大学の運営
5.公益信託の普及・啓発事業
6.都市景観の支援事業
7.彫刻のある街事業
8.施設保全の調査指導事業
について話し合われました。
具体的な事業内容として、今回、自主的な街づくり団体への援助として、首都高下の未利用地の緑地を計画して、殺風景なコンクリートの空間を、美しい街づ
くりの住民運動の場としていくことに30万円の援助がされました。
また、紅白幕やテープカット一式など5万円を限度に援助することにより、地元主催のイベントの支援もしています。
この他、「佐野いこいの森」の維持管理、「五反野駅前まちづくり広場」の維持管理、「千住壁画の道ギャラリー」の運営管理、「保木間緑の広場」の維持管
理など、民地による快適環境整備への援助事業もしています。
また、足立区内99か所のプチテラスの維持管理では、区および公社が整備したプチテラスについては公社がすべて維持管理をし、日常管理(清掃・樹木等へ
の散水)については、地域住民と管理協定を締結し、地域住民が主体となって行っています。
街づくりとは、皆さんの生活環境を作るものであり、皆さんの日々の生活にさまざまな形で関わってきます。
足立区の街づくりの中で、一番大事なことは、行政だけではなく、区民の皆さんも参加し、企画・運営をしていくことだと思います。
私も日々の活動の中で、地域の皆さんのお声を聞き、また、行政側との話し合いもしながら、限られた予算の中で、「区民の皆さんが暮らしやすいまちづく
り」について考え、提案ていきたいと思います。