代表質問の内容 第六弾:区役所の休日窓口サービス
先日から、私が代表質問でとりあげた政策について、ひとつひとつご紹介しています。
今回は第六弾の「区役所の休日窓口サービス」についてです。
皆さんもご存知かとは思いますが、現在、千住区民事務所では平日19時まで、本庁では毎月第4日曜日に窓口サービスを行っています。
平日の昼間に区役所などに来られない方にとっては、必要なサービスだとは思いますが、区民の皆さんの利便性を考えると、まだまだ十分であるとは言えません。
例えば、住所変更や健康保険の届出をする場合、届出期限は14日以内とされています。
現在の月に一回の日曜日のサービスでは、タイミングによっては期限内に休日開庁の日がないことになり、結局は平日に会社を遅刻したり、早退したりして届出に来なければならなくなります。
区役所は本当の意味で、「区」民の皆さんのお「役」に立つ「所」でなければなりません。
そこで、各種届出の期限に合わせ日曜開庁を月2度にすることや、他の施設での窓口サービスの拡充などを求めました。
本当は、365日いつでも区役所の窓口が開いていて、サービスを受けられれば理想的ですが、区民の皆さんの利用状況や、休日に出勤している区役所の職員の方のこと、休日手当てなど人件費のことも考慮に入れなければなりません。
今後も、区民の皆さんの利便性を向上させることを念頭に、区の窓口サービスのあり方を考えていきたいと思います。
*********以下、私の質問内容(全文)とその答弁です。**********
次に、区役所の窓口サービスについて質問いたします。
現在、足立区では平日の窓口業務に加えて、毎月1回、第4日曜日に、区役所本庁において窓口業務を行っています。
また、千住にある区民事務所などでは、一部の業務に限り午後7時まで、区民の皆様がサービスを受けることが出来ます。
これは、平日、仕事などで、窓口にこられない人にとっては大変便利なサービスだと思います。
さて、現在、足立区に転入する場合、また、足立区内で引越しをする場合などには、引っ越した日から14日以内に、足立区に届出をすることになっています。
現状の月に一度の休日開庁では、平日に忙しく、窓口までこられない人が、引越しをするタイミングによっては、届出期限である14日以内に日曜日開庁の日がなく、結局は平日窓口にくるために、会社などを休んだり、遅刻・早退などをしなければならなくなります。
住所の変更や健康保険の手続きなど、区民の皆さんが比較的よく利用する届出には、14日以内という期限が設けられているのがいくつかあります。
区役所の日曜日の窓口サービスも、2週間に1度の割合で行えば、14日の届出期限内に一度は日曜日に窓口サービスが受けられる日があることになります。
【問】 そこで、月1回の開庁を最低でも、先に挙げた各種届出の期限の現状に合わせ2週間に一度にすることや、他の施設での窓口サービスを更に設けるなど、区民の利便性をあげていくべきであると思いますが、区の見解を伺います。
また、休日開庁を知らないというお話を、区民の方から良くお聞きします。
【問】 全ての区民に休日開庁を知ってもらうために、休日開庁の案内をあだち広報に毎回載せることや区役所内の封筒にも休日開庁を案内した印字をすること。
また、ケーブルテレビ足立では既に1日5回の放送を行っているので、北千住駅前大型スクリーンのシティビジョンの案内も毎日放送するなどの徹底した広報を行うことで、全区民への周知度が増すと考えられますが、いかがでしょうか。
++++++++++++++++以下、答弁++++++++++++++
【区民部長】
区民事務所での休日開庁についてご答弁いたします。
平成19年度は11月現在月平均、来庁者数は約190名、取り扱い件数は、約390件で、昨年度と比較してわずかですが増加傾向にございます。
現在の休日開庁の従事者については、振替勤務で対応しております。休日開庁を増やすためには、人員や超過勤務手当ての増など、新たな財源が必要となってまいります。
今後の区民事務所の窓口のありかたについては、市場化テストの動向や電算経費も含めた費用対効果を踏まえながら、総合的に検討してまいります。
また、平日や夜間に区民事務所を利用できない方については、電話受付による住民票の郵送サービスや、地域学習センターでの土曜日の取り次ぎ交付など、多様なサービスを今後も実施してまいります。
休日開庁の周知につきましては、休日納付相談も含めて、区の広報誌や私の便利帳、区のホームページ、ケーブルテレビ足立など、工夫をしながら周知してまいります。