文教委員会②「スクールアシスタント制度の拡充を求める請願」
○ただ太郎委員長 受理番号6を単独議題といたします。前回は継続審査であります。
執行機関、何か変化はございますでしょうか。
○支援管理課長 この制度の充実を図るために、まずスクールアシスタントの方の支援方法の向上ということで、全員対象の研修並びに個人を対象にした研修を今年度より始めました。
○ただ太郎委員長 ありがとうございます。それでは質疑に入ります。
何かございませんか。
○長谷川たかこ委員 他区の状況を知りたいと思います。他区で同じような制度というのはあると思われますが、他区における研修制度であったり、冊子の配布など、諸々どのような状況になっているのかお教えいただけますでしょうか。
○支援管理課長 以前、情報を集めたのですが、現在、令和4年度については持ち合わせておりません。23区の調査をすることは可能だと思います。なお、派遣等、又は委託等をやっている区が多いようですので、その点については、研修どのようになっているかはまた確認をさせていただきたいと思います。
○長谷川たかこ委員 是非、23区の状況を調査していただきたいと思います。
調査し終えましたら、是非この委員会で資料を御提示していただき、御説明をお願いいたします。研修という部分がとても重要だと思われます。足立区においては、不登校支援を担うものとして、発達障がい特性の親御さんに対しての相談機能としてのペアレントメンターもありますが、スクールアシスタントとペアレントメンターを結び付けた形での支援体制はできないでしょうか。区としてのご見解は、その部分、いかがでしょうか。
○支援管理課長 その他につきましても、スクールアシスタントはあくまでも対象が児童・生徒で、ペアレントメンターにつきましては保護者を対象ということもあるので、これをどういう形で、一緒にやることは可能かどうかということについては、これから研究する必要があると思います。
○長谷川たかこ委員 ペアレントメンターに限らず、幾つか、いろいろと足立区で連携している親の会があると思います。そのような会と交流を図り、スクールアシスタントとつながるような団体があれば、協議会を持っていただいて、例えばそのような団体にも登録していただく、登録して、一緒に活動していただくということをされてもよろしいのではないかと考えます。
メンターに所属されている方々はある程度子育て経験もあり、子育ても一段落している方も中にいらっしゃると思われます。そういった方々に実際に現場に入っていただくと子ども達に対して適切な指導や介助が出来るのではないかと思われます。
様々な団体にお声がけをし、登録者数を増やしながら、スキルを持った方々に活躍していただくという環境をつくり、支援制度を構築していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○支援管理課長 スキルを持っていらっしゃる方がスクールアシスタントに入っていただくということ大歓迎です。その方々をどのような形でスクールアシスタントの制度にしていただくかということについては、今後、我々も研究していきたいと思います。
○長谷川たかこ委員 足立区には様々な団体がいらっしゃるので、是非そのスキルを生かした形で活動を展開していただくのが良いかと思われます。そのような方向性で考えますと大きな支援体制として構築できるのではないかと思います。
この点も踏まえた形で、今後、検討を進めていただきたいと思います。要望です。よろしくお願いいたします。
○ただ太郎委員長 ほかに質疑ございますでしょうか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○ただ太郎委員長 なしと認めます。各会派の意見をお願いします。
○鹿浜昭委員 継続でお願いします。
○長井まさのり委員 継続でお願いします。
○はたの昭彦委員 採択でお願いします。
○長谷川たかこ委員 採択でお願いします。
○ただ太郎委員長 これより採決いたします。本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
[賛成者挙手]
○ただ太郎委員長 挙手多数であります。よって、継続審査とすることに決定をいたしました。