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スクールアシスタント(旧介助員)制度の充実を求める請願の紹介議員となりました!

 
請願代表者の皆様と共に足立区執行機関との話し合いを行い、その結果、以下の問題点が浮き彫りとなり、制度の拡充を求め、さらなる請願を提出しました。
 
【スクールアシスタント(旧介助員)制度の充実を求める請願】

【請願の趣旨】
足立区のスクールアシスタント(旧介助員)制度について、困り事を持った子ども一人一人が安心して学校に参加出来るように、制度をよりよいものとするために、下記を要望します。

1. スクールアシスタントの登録者数の人員確保を継続して行うこと、その為の周知啓発活動の強化
2. 利用者(保護者)へのアンケート実施
3. スクールアシスタントに対する研修制度を設ける
4. 基本ルールを決めた冊子を作り配布する
5. 学校側の運用方法を確立する
6. スクールアシスタントやスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとの連携体制の構築
7. スクールアシスタントの給与の引上げ

【請願の理由】
1. スクールアシスタントの配置に関して、一定の伸びを見せていると思いますが、スクールアシスタントを学校側が配置してくれず、保護者が授業に付添い介助しているケースも存在すると聞いています。現実問題として、スクールアシスタントは需要に追いついていないと考えています。そのため、今後についてもスクールアシスタントの登録者数の人員確保を継続して行うこと、その為の周知啓発活動の強化を求めます。

2. 現状では、スクールアシスタント制度を利用しているお子さんの保護者からの声を聞く仕組みがありません。一方的な支援では質の良いサポートは生まれません。先ず、利用者(保護者)へのアンケートを実施頂くことを要望します。

3. スクールアシスタントの業務は「個別的な支援を必要としている児童・生徒のサポート」であり、支援内容については一人一人の子によってそれぞれ異なり、複数の子を支援している方もいらっしゃると聞いています。そのような状況で、個々のスクールアシスタントが持つ支援の質的な違いが生じています。良い支援が出来るスクールアシスタントには人気が集まり、業務的に出来るスクールアシスタントが疲弊していく仕組みです。現状の「個々の資質に任せっきり」の配置方針ではなく、全てのスクールアシスタントが様々な子ども達に対応出来るよう、研修の機会を設けて頂く事を願います。

4. スクールアシスタントは、「勉強を教える人」ではありませんが、様々な困りごとを持つ子どもたちが他の子ども同様に学校で生活をするために、様々なスキルを必要とします。文部科学省の冊子『「特別支援教育支援員」を活用するために』に準ずる内容の、足立区版「スクールアシスタントの基本ルールを説明する冊子」の作成を望みます。

5. スクールアシスタントの設置に関して、積極的な学校と消極的な学校があり、スクールアシスタントに関わる取り扱いが学校によって違っている現状があります。スクールアシスタント利用に関わる誤解が学校側に生じているとすれば、どの学校を選ばねばならないか、子どもの就学に関わる問題となります。是非、区内の全学校に対して、スクールアシスタント利用に関して、運用方法の確立を望みます。

6. 学校にはスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなど多くの支援者が在籍していますが、その資格の部分からその他支援者と同等の評価をされていないのが現状です。スクールアシスタントは子どもと接する時間が支援者の中では最も多いのにも関わらず、です。一人一人の子どもを支援していく仕組み作りとして、その連携体制の構築を切に願います。

7. スクールアシスタントはその勤務時間的にも生計が成り立つような業務ではありませんが、誰にでも出来る簡単な仕事でもありません。今後、スクールアシスタントを増やしていく上で、個々の善意に頼っていては登録者が増えるとは思えません。スクールアシスタントの処遇に関わる抜本的改善を望みます。

お問い合わせは:machida.akihide@gmail.comへお願いします。